【学マス】コンテストメモリー札生成仮説

 この記事は推測に基づく仮説であり、内容に誤りが含まれる可能性があります。

 当記事の内容について引用、転載等はご自由に行っていただいて構いませんが、YouTube等の情報発信を主とした目的での引用に関しましては、事後報告で構いませんのでご一報いただきたく存じます。


前提

 この記事は、以下のコスト理論を基に展開されています。


簡単なまとめ

・コスト理論にはコスト上限以外にコスト下限が存在する
 (Bの場合で下限306、上限363)

・コスト合計が最大になるように組み合わせてもコスト下限を下回る場合、その組み合わせのままメモリーになる

・コスト下限を超える組み合わせが存在する場合、コストの下限と上限の間に収まるまでスキルを再抽選する

・コストが範囲内に収まる組み合わせが存在しない場合、Pアイドル固有スキルとサポカ札のみが付与されたメモリーが生成される


詳細

[1] サポカ札が1つ以上存在する場合、その中から1つ付与されるスキルを決定し、メモリーに書き込む

 この時点でメモリーに付くサポカ札が固定されます。後述するスキルの再抽選の際にも、おそらくサポカ札は再抽選されません。

[2] スキルの枠数を決定する

 ほとんどの場合では固有スキル込で6枠になりますが、6枠でコスト上限を超えない組み合わせが存在しない場合には1枠ずつ減っていくようです。

[3] 残りの枠をコストが高い取得済みスキルから順に埋めていき、すべて埋めた段階で最低コストを超えなかった場合、そのままメモリーを生成する

 転写等でよく発生する固有スキルと虹+スキルのみのメモリーは後述する最低コストを超えていませんが、[3]の条件を満たすため生成されています。

[4] 以下のループ処理を最大N回行う
 (1) スキル枠をランダムな取得済みスキルで埋める
 (2) 合計コストが以下の範囲内にある場合、ループ処理を終了する
 (3) 範囲内に収まらなかった場合、スキルをリセットする

$$
\begin{array}{} B &:& [306, 363] \\\ B+&:& [306, 423] \\\ A&:& [441, 519] \\\ A+&:& [441?, 594] \\\ S&:& [546?, 642?] \\\ S+&:& [546?, 741?] \end{array}
$$

[5] メモリーを生成する

 簡潔にまとめると、例えばランクBなら306~363の範囲内になるまで再抽選をするということを書いています。この範囲内に収まる組み合わせが存在しない場合、固有スキル(と取得していればサポカ札)のみが付与された、ロンリー化現象が発生します。

ロンリー化の一例。
スキルをどのように組み合わせても、303の次に大きいのは408となり範囲内に収まらない。


実用化の一例

 範囲内に収まる組み合わせを1通りにすることで、任意のスキル構成のメモリーを生成することが出来る。

 以前よりBad育成で同じ試みがされていたが、かつてはB+かつスキルを道中で一切取らないという育成方法が主流だったのに対し、今回コスト下限が解明されたことで、メモリー生成を阻害しないスキルであれば取得可能であることが明らかになった。以下にその一例を示す。

Aランクでの枠圧縮の一例。

 これは、Aランクで枠圧縮を試みた例である。Aのコスト範囲は441~519であり、取得したスキルのコストは39, 204, 150, 150, 39であるから、範囲内に収まる組み合わせは204+150+150=504の1通りしか存在しない。よって、必ずこのメモリーが生成される。

 このように、組み合わせによっては取得しても邪魔にならないスキルが存在する。これは一例に過ぎず、他にも有効活用する方法はあると思われるので、各自で探してみてほしい。


最後に

 今回の検証では、学マス公式Discord鯖のコンテスト攻略スレにて、多くの方にデータ提供や助言をいただきました。ここに御礼申し上げます。また、先行研究のnoteを公開されたwatashi氏にも深く感謝申し上げます。



 疑問質問等はTwitter(@donpafu)やDiscord(donpafu)までお願いします。

 noteのコメント欄でも構いませんが、確認に時間が掛かる場合があります。

 また、学マスコンテストWikiにも様々な情報が載っていますので、そちらを読むことでも解決するかもしれません。


編集履歴

2024/07/28 公開
2024/09/27 Sランク以上のコスト範囲のゲーム内調整を反映


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?