【天鳳】今日の気付き #1 (再公開)
この記事は、誤って非公開にしてしまった記事を再公開したものです。
以下本文
日記みたいな感じで、実戦譜から何か新しく気付いたことがあったときにこのシリーズを更新する。Twitterで書いたことが多くなるとは思われる。
内容自体は強い人にとっては既に通った道かもしれないし、なんなら色々書いているがすべて間違っている可能性もある。決して鵜呑みにはせず、そういう考え方もあるんだなぁ程度に読んでほしい。
ちなみに本日の……と書いたが今回はすべて昨日の牌譜。
ヤバい捨て牌とリーチ後の暗槓
7pはリーチ前、中はリーチ後の暗槓。赤2枚切ってのリーチはなかなか見ないが、この状況を見てツモスーの可能性に思い至らないようでは、実戦経験が足りていないと言わざるを得ない。
リーチ者の暗槓はツモスーを考慮せよ。暗槓以外にツモスー説を補強する要素があったら、それはツモスー前提で考える。赤を2枚切っているのは、ツモスー説を補強するには十分だ。下家のリーチはツモスーの可能性が高いと見て、この先の打牌を考える。
自分の手は、和了すれば必ず誰かを飛ばせる手だ。しかしそれ以前に、三麻と言えども点数自体はそれなりに安全な位置であるとも言える。
現在下家とは60500点差、仮に本当にツモスーなら被ツモで20000点差以内になる。つまり、本来なら点差的には安全圏であると言えるにも関わらず、この局単体で言えば安全圏ではない。
この局さえ穏便に済ませることが出来れば、また6万点差の安全圏だ。この局に自家が和了出来ない場合、大抵は下家の和了で局が終わる。下家の和了は、自分が安全圏では無くなることを意味する。
この局にトップ終了抽選を受けることが、下家の和了を阻止すること以上に重要だとは思わない。よって、下家のツモスーを潰すために四槓散了を狙うべきだと判断した。
結果は対面が暗槓して途中流局。
差し込む可能性があるときに国士をしてはいけない
西家視点、この2軒リーチに打ちたい牌筆頭が5s、次点で2p1p。南家視点でこれらでの迅速な差し込みに全く期待出来なくなり、場合によってはそれを理由に降りてしまい連荘が確定する。これも"親アシスト"ですか?
差し込みたいなら、差し込める牌を残す。配牌11種12牌ならギリギリ許されるかもしれないが、基本的にこの点数状況で国士を作るのは明確に損である。他家検討みたいになっちゃって申し訳ないけど、他山の石として今後に活かしていきたい。
5sツモ切ってくれたので耐え。
南2局 トップ目の親番
こういう状況のリーチ判断は以前から本当に分からなかったが、少しだけ気付いたことがある。
この点数状況では、下家の和了でオーラス入りすると下家と一騎打ちになってしまう。一方、上家の和了でオーラス入りすれば、上家が2確できる目が増え、流局時に下家が手牌を伏せる状況も考えられる。
要するに、南2局の終わり方次第でトップ率が大きく変わることが予想されるということだ。下家に1000点でも和了されるより、上家に満貫刺さったほうが余程いい。
つまり、上家への放銃をかなり許容可能で、下家の和了は全力で阻止したいというこの状況では、自家がリーチをして下家を押しにくくさせるのが非常に有効なのではないかと感じた。
トップ目だから……と勝負を避けるのではなく、オーラスを見据えた判断をするように心掛けていきたい。まあそれ抜きにしても平和ドラ1でリーチしない選択肢は無さそうだが。
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