職場の人間関係で悩んでいる方!いますぐ環境を変えるべき理由とは。
こんにちは!
会社だけに限る話ではないですが、人間関係で悩むことって多いかと思います。仕事をおこなっていく上で、社内/社外含めて円滑な人間関係を築くことは必要不可欠です。会社で一緒に働く方たちとの相性が合わない場合、どのようにするべきか考えていきましょう。
会社の人間関係で悩む方は多い
厚生労働省「令和2年雇用動向調査」の結果より、男性の8.8%、女性の13.3%の人が人間関係を理由に離職しています。人間関係を理由にした離職は「その他」「定年・契約期間の満了」を除き男性は収入に次いで2番目。女性の場合は人間関係がもっとも多くなっています。
具体的にどのような人間関係に悩んでいるのか、いくつかケースにわけてイメージしながらみていきましょう。
人間関係に悩むケース
ケース1:会社の上司や先輩とのそりが合わない。
会社で働く以上、上司や先輩とのコミュニケーションは必須です。例えば以下のような場合はどうでしょうか。
仕事でミスをしてしまった、理由や背景を確認せずに先輩や上司より一方的に怒鳴られた。
営業の数字だけをみていて、なぜ達成できないのかを一方的に毎週詰められる。
仕事で困っている時、どのようにすれば解決できるのか相談にのってくれない。
上司のいうことは絶対だ、というような上下関係が厳しく、意見することができない。 など
面接の場合では、お客様に対してより良いサービス提供をする為には、誰もが意見をしやすい環境作りが重要だと考えています。一緒に働く方たちへの礼儀や配慮を大事にしつつ、チーム全体でサービス改善する会社で働きたいと考えています。
ケース2:評価が不透明で同僚や後輩と比較される。
評価は会社によって様々です。同僚は評価されて新しい仕事を任されているのに・・・というケースです。
同じような仕事をしていて結果も出しているにも関わらず、愛想がいいのか、なぜか同僚が評価される。
評価体制が上司のさじ加減で決まっているので、客観的な評価がなく、モヤモヤする。
上司から理解がされておらず、なにかと同僚や後輩と比較されることが多く自己嫌悪に感じる。など
面接の場合では「現在の会社では評価基準があいまいで、私が会社により貢献する為にはどうするべきかを上司に相談しても、明確な回答を得られませんでした。評価基準は繊細な内容であるのは理解していますが、少なからず私がより会社に貢献する為に、どのような努力をするべきか、一緒に考えて目標に向かって取り組める環境で働きたいと考えています。」
仕事終わりの飲み会、休日のプライベートで会うのが億劫。
最近は会社での飲み会や、休日に遊びにいくようなことは減っていると思いますが、誘われることに負担を感じるケース。
週に2〜3回、上司や後輩や同僚からの飲み会に誘われることは嬉しいが、頻度が多く断りづらい。
休日にどこかに遊びにいきましょう!と誘われるが、休日は自分のプライベートとして過ごしたい。
断ると仕事をする上で関係性が微妙になり、日々の業務でも支障がありやりづらい。
面接の場合では「会社で働くメンバーとの交流は仕事をする上で大切です。飲み会や休日に遊ぶことも時には必要と理解していますが、頻度が多く断る機会が増えたことで、日々の業務や風当たりが強くなったりしました。私には家庭もありますので、プライベートとのバランスを理解してもらえる環境で働きたいと考えています。」
人間関係に悩んだ場合の対処法
人間関係については、前述にも記載したように度合いも含めると様々なケースが考えられます。人間である以上、必ず相性はある。相性が悪ければ「異動」「転職」することを検討してみましょう。
転職しようと思ったきっかけが「相性が悪いから」は決しておかしくないです。逃げることも選択肢のひとつです。逃げるという表現はあまり良い印象ではないかもしれませんが、自分を苦しめ続ける環境であれば早めに手を打つべきです。感情論だけではなくて「仕事でのパフォーマンスは人間関係と相関関係がある」と様々な大学でも研究されている結果です。
人間関係が悪化して悩む
仕事上で従来のパフォーマンスが発揮できない
会社からの評価が下がり、昇進や給与があがらない
自己嫌悪になり、心身ともにツライ状況になる
上記は一例ですが負のスパイラルになることは、誰も得しない状況です。環境を変えることは決して悪いことではないです。当たり前ですが、自分の言動や行動にも原因がないか、円滑になる努力を最低限見直してみることは忘れないでください。
事前に防ぐことはできるのか?
誰でも人間関係に悩むようなことはできる限り避けたいはずです。事前に防ぐことはできるのでしょうか?事前に防ぐことは難しい!ただ、できる限り防げるような対策はできます!ポイントは「社風」です。
昨今、転職活動時に条件よりも「社風」を重視する求職者が増えている傾向は、時代の流れなのかもしれません。会社の口コミサイトや、社風などを重視する転職サイトなども紹介していますので、以下記事を参考にしてください。とはいえ、ネットの情報は2次3次情報となります。信憑性については不確かな内容も十分に考えられます。
できるだけ、1次情報を取得することを心がけてください。自分が情報源である内容のことです。
例えば、知り合い経由で興味がある会社に勤めている、勤めていた方を紹介してもらうのもひとつです。他には、最終面接前もしくは内定後に、直属になる上司の方との面談を採用担当の方に打診してみるのもいいでしょう。
企業側も採用したいと思っている方には、他企業に転職してもらいたくないので、好意的に相談にのってくれるはずです。もしも断られたりした場合は、真摯な対応ではないので、その企業に転職するべきかを考え直してもいいかもしれません。
また、人事制度として離職防止を軽減する為に実施していることがあるかなど、質問してみるのもいいでしょう。例えば「働き手のエンゲージメント」を高めるツールを導入していれば、人間関係にも少なからず理解を示してくれます。
会社が人材のことをどのような視点で考えているのか、様々な角度からみて判断していきましょう。
まとめ
会社の人間関係で悩む方は多く、転職理由の1位2位を占める要因になっている。
人間関係で悩み負のスパイラルになるなら、異動や転職を検討する。
逃げることは悪いことではない。環境を変えることで、人生が変わることもある。
事前に防ぐポイントはできるだけ1次情報を取得しながら「社風」をみる。
直属の上司との面接がなければ、採用担当者に面談を打診してみましょう。