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期待値 - 結果=評価

悪いクセだった。「明日までに提出します。」「毎日UPします。
自分で口に出したことを散々破ってきた。
相手から信頼されるはずもなく、仲の良かった人まで離れていった。

人間に絶望している人でなければ、基本的には相手が言ったことに対して、一定の期待値を抱くのではないだろうか。
その時抱いた期待値に対して、それ以上の結果が返ってきた時、人は感動する。
しかし逆の場合。
期待値以下の結果だった場合、人によっては怒り、絶望し、その人とそっと距離を取る。
いつの時代も

期待値 - 結果=評価


という構図があることを、(遅すぎるけど)数年前に身に染みて実感した。

これはあと2人しか入れなかったので正しい


昔とある会社から営業代行を頼まれた。
今度サンプルを送りますね!住所LINEしてください!
と連絡が来て住所を送ったが、待てど暮らせどサンプルは届かない。
こちらはサンプルが届くものと思い、いくつかの会社さんに話をしてしまっている。(スピード感重視しすぎて勇み足だった自分も悪いのかもしれないが。。。)
結果的に、サンプルは届かず、話をしてしまった先には謝罪に向かって、きちんと事情を説明した。
巷で話題の「やるやる詐欺」である。
皆さんも一度は遭遇したことがあるはずだし、もしかしたら知らず知らずのうちにやっている側なのかもしれない。


やられた時にわかる罪深さ


自分が人事で管理側に回った時、
役員になって部下が出来た時、
取引先側がお願い営業をしてくる頻度が増えてきた時、
社外のコンサル的な業務をするようになった時、
どんどんどんどん、
やるやる詐欺
に遭遇する頻度が増えてきた。
それと同時に、過去の自分の罪深さを知った。
「あ~、こういったことをされると相手はこういう気持ちになるんだな。」
自分はレス忘れや、出来ないことは言わないことを徹底しよう、そういうクセをつけていこう!と意識した。
と同時に、以前より他人に期待しなくなっている自分がいることにも気付いた。
「話半分に聞いておこう」
「”毎日やります”ってすぐ言う人のことは容易く信頼せんとこう」
とある種の絶望感が自分の中に漂い始めているのだ。
調べると、これは生物学的には自己防衛本能の一つだという。
傷つきたくない、自分が落ち込みたくないからこそ、相手に期待しない。
うー--ん。なんか悲しいよな。


期待値を超えるには?


逃げた言い方になるが、相手の期待値を超えるには、自分から出来ぬ制約は口に出さないことだと思う。
「毎日報告します」
「明後日までに送ります」
こういった日時指定の言葉は、一見威勢がいい分、守れないと即アウトだ。
まあそもそも社会人ともなれば、こんな約束は守って当然なわけで、決して日時指定を否定したいわけではない。
でも出来ないことを口にして、その後撤回もせずに破ることの罪より、きちんと対応できる範疇の中で結果を積み上げていくことにこそ価値がある
なんにせよTPOが大切で、どれにでも当てはまるものではないのだが、
今回言いたかったのは、
自分で謎に期間を区切って張り切る割に、すぐその約束を無断で反故にする
という「やるやる詐欺」という愚の骨頂行動をしないように、自分の発言をもう一度見直して欲しいということだ。
誰よりも、それをやってしまっていた僕が言うんだから間違いない
皆さんの気付きになれればこれ幸いだ。


◆最後に御礼◆
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ちなみにnoteの仕様上、どなたがいいねしてくれているのか、ホンマにこちらでも分かりません。w
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自分もやるやる詐欺やっちゃってるわ~!」と思った方も、読んだったでという意味で♡いいねだけ押していただけたら、インフルエンザの流行にも勝てそうです!w


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