黒神話:悟空のクリア感想

おもしろかった。最後までクリアできたので面白かったとする!

■ストーリー
中国で無限に再放送してる西遊記を見てる前提の話っぽいから
登場人物とか話してる事が結構分からなかったりした。
章のクリア時に流れるストップアニメーションだったり、アニメだったりはクオリティが高いが振り返ってみると何故クリアタイミングで流したのか?
という疑問が拭えない。
1章のアニメはその章に関係あるっぽいけど、別の章だと全然関係ないアニメが再生されててあれはなんだったのか?
とはいえストーリーの流れは王道で分かりやすかったと思う。

■戦闘
なんともいえない戦闘システムだった。
攻撃と回避してゲージが溜まったら強攻撃!が主な流れかな。
ただ弱攻撃のモーションが長い。棍棒だから振り回すのは分かるのだが、
だいたいの敵がスーパーアーマーだから最後まで入力してたら攻撃食らうようになってる。棍棒振り回してカッコよいのだけど、数発入れて離脱みたいな感じになって気持ち悪い。
弱攻撃いれるとゲージが溜まって強い攻撃が打てるのだけど、
まぁ当たらない。溜めが長すぎる。
定身術で止めて入れるぐらいしか安全な方法がない。
3段階目を当てるとすごい強いんだけど、
ボスも一生動き回るはスーパーアーマーだわで攻撃入れてるのにこっちも食らうみたいな状態が多い。
弱攻撃のリーチも短いのでスカる事が多いのも気持ち悪かった。
やっぱり攻撃は3発か4発ぐらいでいいなという感じがした。

■ボス戦
クソボス多すぎぃ!とはいえボスが多い事が売りの作品だと思う。
もちろん良いボスいる。虎のボスが一番良かった。
あそこで戦闘の基礎知らないで適当に戦うと負けるぞ?という事を分からせられたので良い。途中でムービーも挟まないし。
後半になるにつれて、ボスの攻撃ターンみたいなのが結構入ってくる。
強いボス=攻撃できない時間が長いとかで辛くなる。
そうじゃねぇだろ!
相手の攻撃の隙を縫って回避して攻撃するゲームじゃないんか!
ボスも当然スーパーアーマーなのでハイクオリティモーションで7発ぐらい攻撃してくるから最終的に離れて定身術いれて3段階目強攻撃を入れるという流れになってナニコレじょうたい。定身術溜まるまでまた離れて見学。

が!定身術を無効にするボスとかタイミングとか出てきてどういう事なの?
でもたくさんボスがいて楽しかった

■成長システム
結構甘えを許さないシステムだった。
レベルアップすれば敵を倒せるかというとそうでもないのがこのゲームを一番難しくしてる所だと思う。ダクソとかはレベル上げて物理で殴ればなんとかなってたけどそれが許されない。攻撃力が上げられないから強くなりにくい。攻撃力は武器でロックされていて、武器はその章のボスとか倒さないと強化できない。だからボスで詰みかけるがレベル上げても火力が上がらないからゴリ押せないみたいな。体力激ローにして火力ぶっぱキャラにする!とかはできない。夜叉王とかいうボスで詰みかけた。
結局モーションを覚えて回避するしかないのか?

■最終的な戦い方
相手を止める定身術も効かない。(効くボスの方が多い)
弱攻撃してもスーパーアーマーで攻撃を食らう。
なので最終的に
攻撃ゲージを走りながら溜める+薬で攻撃ゲージ貯めるで
3段階を当てて離脱するだけのボス戦になった。弱攻撃とかいらん。
最後らへんに気付いたけどこれで良いのか?となった。
ラスボスとか当然定身術も効かないから
最終的に禁字術とかいうスキル全部使えなくなる代わりに
火力がバカ上がるスキルがあってそれ使って3段階目を当てるゲームになった。変化やら分身やら全部いらなかったんや….
ただ禁字術の答えに辿り付いた時は開発者側からのメッセージかと思えた。
「スキルとか正直全部効かなくなるから火力を上げて物理で殴れ」と。
SEKIROの一心も言ってた
「迷えば敗れる」

■セーブポイント
ボス前に常に配置しろ。たまに臨時セーブポイントみたいなの配置されるけど、常に配置しろ。なんで1分ぐらい毎回走らなければならないのか。

■ゲームの難易度
PS5に関してはトロフィー確認すると7%ぐらいだった。
最初はスキルで相手止めれるの強すぎぃ!とか
別の妖怪に変化して攻撃できるの強すぎぃ!とか
思ってたけど全部効かなくなる当たりから逆に難しく思えた。

■個人的に良かった所
2章の首なしのベンベンベベン♪おじさんの歌と曲が良かった。
溶岩の面の狐娘ちゃんが唯一のヒロイン枠。
AAA級にありがちなポリコレに配慮してキャラが微妙にならなかったのが良い。中国の神様達が黒人だったらどうしようかと。
中国ファンタジーの世界が存分に味わえた作品だったと思う。
中国語でプレイする方がこのゲームは雰囲気が出て良い。

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