インターネット契約をなかなか切り替えられない話
今月の初めに、KPN(オランダテレコム会社)の訪問販売の人が来て、インターネット、テレビ、固定電話の契約を今のZiggoからそちらに移すことにした。理由は、KPNではグラスファイバーの回線が使えることになる、新規の契約をすると半年間料金の割引きが受けられる、のふたつ。グラスファイバーは去年からKPNが私の住む町で、地面を掘り起こして各住宅に配線の設置工事を展開していたが、うちはまだ屋内の工事が来ていなくて、それは「契約したらすぐに工事の人が来ます」、と言うのである。それならいいか、と思ったのだけれど、契約直後にKPNネットワークという、KPNとはまた別の会社から来たメールには、「6月5日(つまり3か月後)までに工事のプランニングについてご連絡します」と書いてあり、全然話が違う。どうしよう。一晩眠れない夜を明かし、もうだめ、こんなストレスは!ということで、テレセールスに関する消費者庇護のための14日間フリーキャンセル期間でもあり、早速カスタマーサービスに電話をし、契約は白紙に戻してもらった。
それから2週間して、今のプロバイダー、Ziggoから「物価上昇の補正として7月から月々の契約料金を6.25ユーロ(9%も!)値上げします」というメールが来た。Ziggoからは、今私が契約しているパッケージから新しいものに変えたら最初の半年間割引きしてあげる、と言われたのだけど、そのためにはZiggoの新型メディアボックスを送ってもらって今あるものと入れ替えなければならない。これもまた面倒なこと。それより何よりせっかく問題なく動いている機械をゴミにしたくない。地球の環境に悪い。
ということで、結局値上げ後も今のプロバイダーで、今の契約のまま、続けることになった。
余談だが、KPNの訪問販売の人はまだ年若いお兄さんで、私が日本人と分かると、「NETFLIXのアリスインボーダーランドはすごく面白いですよ!」と教えてくれた。確かにすごく面白かったです。