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オランダの選挙、前夜のつぶやき

3月15日はオランダ州議員とwaterschapの選挙だ。waterschapというのは日本語に訳せない概念だ。friendshipのfriendをwaterにしたものと考えるとよい。《水道局》にしてしまうと意味が限られてしまう。州議会の議員は上院選挙に投票することから、数週間前からテレビには各政党の顔がいろいろ出てきて議論をしている。オランダ社会を今のような問題だらけの状態に導いたルッテ首相の資本優先主義に、それでも同調する勢力が一向に弱くならないのがなぜなのかわからない。
オランダ国籍のないわたしは市町村議員とwaterschapだけ投票できる。今回も、手違いで州議会選挙の投票のパスも同封されてないかと期待したがだめだった。何十年もこの国で税金を納めてきたのだから国会の選挙にも投票させてくれたらいいのに、と思う。waterschapのためには特別の税金を毎年納めさせられているが、今年は8%ぐらい上がるそうだ。何でも例外なく値上げの今日この頃。

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