ユーミンの「LAUNDRY-GATEの想い出」に、
立川基地の錆びた金網のことが出てくる。
立川の病院で生れた僕は、4歳まで、
武蔵村山の団地で過した。
父親は公務員をしていて、
バスで西武拝島線の玉川上水駅か、
国鉄の立川駅まで出、出勤していた。
4歳までのあやふやな記憶を頼りに、
立川駅や玉川上水の周辺を歩いていると、
とても懐かしい気持になる。
立川駅の北口には昔、第一デパートという
百貨店があり、2歳か3歳の時に、
そこで生れて初めての茶碗を
買ってもらった記憶がある。
屋外の入口付近に食器類の売場が作られていて、
そこで選んだのだった。
それと今ロフトになっているところは、
昔丸井で、武蔵村山時代の家具は
そこで買い揃えたと両親から聞いた。
俗に三多摩と呼ばれる土地に、
僕は何かと縁があるのではなかろうか。
大学時代は千葉に住んでいたが、
2時間半掛けて、聖蹟桜ヶ丘まで
電車で通っていたし、現在は
川崎市内の多摩川べりに住んでいる。
と、三多摩という土地ではなく、
多摩川に縁があるということになる。
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