護身術としての格闘技 前編

いらっしゃいませこんにちは!

よく色々な格闘技のジムのホームページの説明でも「護身術にも最適」と書いてありますが、使い方を間違えるとそれはこちら側が加害者になってしまう可能性があります。
今回はそんな護身術としての格闘技について解説していきたいと思います。

護身術って?

まず初めに『護身術』とは、危険な状況から自分の身やその周りを守る事です。

ここで言う危険な状況とは暴漢や犯罪者、喧嘩などに巻き込まれてしまった時の事です。
つまり自分から喧嘩を売ってるのに、相手を打ちのめすというのは全然状況が違います。
あくまで巻き込まれてしまって「やむを得ず」戦わざるおえない時に使うのが護身術になります。
相手に危害を与えず尚且つ自分も無傷でその場を離れられるようではないと護身術とは言えません。

護身術に向いてる格闘技

数多くの格闘技がありますが、では護身術に向いてるのはどの格闘技なのか?
立技系、寝技系、総合系と格格闘技ごとにメリットとデメリットをあげていきたいと思います。

立技系

・メリット
立技系のメリットとしてはやはり相手の打撃に対しての対処ができる事でしょう。
キックボクシングや空手ならば蹴ってくる相手に対しての防御方もあるのでそう言った対処に向いています。
・デメリット
こちらから攻めると同じく打撃になってしまうので、過剰防衛になる可能性がかなり高いです。
ましてや習っているとなると、手足自体が武器扱いとなってしまうのでより罪が重くなる場合があります。

寝技系

・メリット
相手に外傷を与えずに取り押さえられる事ができます。
何もできない様に押さえ込んで通報する事などに向いてます。
・デメリット
相手が複数人いた場合押さえ込んでいても、ましてや寝技などは他の相手にやられてしまう危険性があります。
ただ逃げるだけならその格闘技の意味はなさないでしょう。

総合系

・メリット
オールマイティに対処できるので、1番向いているかもしれません。
・デメリット
いわゆるMMAというものは、武術というよりは競技として生まれた側面があるので、武器を持った相手の対処法がない可能性があります。

本当の護身術
ここまで格格闘技のメリット、デメリットをあげてきましたが、じゃあ本当の護身術とはどういったものなのか?
それは『考え方』なのです。

「おいおい、格闘技関係ないじゃん」
と思うかもしれませんが、そうじゃないんです。
そもそも護身術とは最初に言ったように、身を守るためであって相手を倒す事じゃないんです。

つまり危険回避が1番の護身術なんです。
危なそうな場所には行かない、周りをよく見ると言った事が肝心なんです。
教習所で習う『かもしれない運転』は護身術の最たる例ですね。
それでもどうしようもなく巻き込まれてしまった時に、格闘技の技術は役に立つということです。

まとめ

危険回避が1番の護身術と言うことはわかってもらえましたか?
しかし格闘技は最悪の場合は役に立つ事も頭に入れてもらえれば幸いです。
護身術として格闘技をと思っても、意外と達人級でないと使えないなんて場合もあったりします。
ですがやっておいて損はないのは間違いないです。
次回は今回の内容のおまけのような内容にしたいと思いますが、内容は濃いと思いますので是非とも目を通して頂ければ幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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