プロ格闘家のトレーニング
格闘家のトレーニングってどんなイメージですか?
サンドバッグ・ミット・スパーリング?
確かにメインはその辺です。
ここでは格闘家がどんなトレーニングをしているのかを解説していきたいと思います。
ウォーミングアップ
まずは当たり前ですが、しっかりとウォーミングアップをします。
トレーニングの時間が始まる前には各自でストレッチをしたりしますが、時間になれば大体シャドーから始まることがおおいです。
これが空手になるとまた特殊で、空手の場合技の形を応用した準備体操があり、それを全員で行う流れになります。
空手の稽古についてはまた別で解説したいと思います。
ボクシングやキックボクシングになると割と各自でシャドーや縄跳びといったものになります。
大体常にタイマーが3分×1分と競技に沿った時間にセットされているので、タイマーに合わせて動くことになります。
ミットトレーニング
ここから割と本格的なトレーニングに入っていきます。
試合の近い選手から順にトレーナーにミットを持ってもらいます。
もちろん選手同士互いに持ち合ったりもしますが、中にはミットの相性が合わない場合もあるのでここは相性の良いもの同士が持ち合います。
フォームを確認したり、強く打ち込んでみたり、新しい技を試したり、スタミナの強化のためのミットトレーニングとさまざまなことを選手それぞれが行います。
受け返し
受け返しとは実際に技を出し合うのですが、防具をしっかりとつけて決められた技を出し、それに対してどう受けてそして返すのかまでを行います。
例えば
ジャブ →スウェーでかわす
ストレート →パリーで受けてフックを返す
ローキック →カットして逆足でローキック
と言った感じです。
これを繰り返し繰り返し行い体に染み込ませて、実際の試合で反射的に出せるようにトレーニングします。
スパーリング
ヘッドギアなど全ての防具をしっかりと着け、試合さながらの打ち合いをします。
ここでそれまでの受け返しなどで得た技術を試して実践に活かせるようにします。
トレーニングフルコースのメインディッシュと言ってもいいでしょう。
自主トレ
主にこの自主トレの時に筋トレなどの基礎トレーニングをします。
選手によっては別で筋トレ専用のトレーナーなどをつけたり、専用のジムに行ったりなどさまざまです。
キックや総合の選手などは、パンチ専用にボクシングジムなどに通う選手もいます。
場合によってはこの自主トレがメインのトレーニングになったりもします。
まとめ
当たり前ですが、このようにプロファイターは戦うための体作りというボディメイクに命をかけています。
まさに文字通り命をかけて戦う事を生業としているので、人一倍体や健康に気をつかいます。
フィジーカーやボディビルダーももちろん同じく体が商品なので似た部分が多いですね。
是非参考にしてみるといいと思います。