見出し画像

2024年3月期2Q決算 キーエンス TOPIX CORE30⑥

 キーエンスが27日に第2四半期決算を発表していました。


前年同期比

前年比、増収減益、EPS減。
売上 +5.0%、
営業利益 ▲1.6%、
純利益 ▲0.9%、
EPSは+738.24円・前年比▲6.59円でした。

 配当は前年と据え置きで年300円予想。

営業利益率は、50.9%でした。(日本基準)


セグメント別の状況

不明

地域別売上高の状況

不明


キャッシュフロー・財務等

不明

流動資産>流動負債、差額は約1.2兆円

コメント

 若干減益となっていますが、▲1%程度。営業利益率も50%オーバーと相変わらずすごいです。ただ、決算資料が少ないのでよくわからないのが正直なところです。

 ただこの会社で気になるのが、資産の半分近くが投資有価証券となっていて、1.3兆円規模にもなります。これは流動資産とほぼ同額の規模です。

 一方で有価証券報告書(2023年3月末)を見ると、特定投資は非上場も含め9社のみ、金額も55億円程度でしかありません。(なお、そのうち最多はニデックですが、現在株価が大きく下がっています)

 その他を見てみると、債券で7354億円、譲渡性預金で9378億円、関係会社株式で931億円という記述がありました。

 そういえば、キーエンスはキーエンス財団という物を2018年に設立しており、大学新1年生向けの応援給付型奨学金を運営しているようです。
 譲渡性預金はこれに関するもの?2023年度は約33億円の給付を予定しているようです。


いいなと思ったら応援しよう!