パチスロメイドインアビス・雑感
けっこうガッツリ打ったので、体感的な個人的感想を書きます。
勝ちパターン
本機ではいかにATが継続できるかで出玉が大きく変わる。したがって、継続が期待できるパターンは以下の通り。
・初当たりでアビスチャレンジを選択→成功して「超探窟チャンス」へ突入
・AT開始時に「白笛」を獲得する
・「呪い避けの籠」を大量取得する
超・探掘チャンス
突入するだけで1回分のAT継続が確定する。
リプレイ、ベルなどの「ハズレ以外」の小役が出現する限りチャンスが継続し、その度に「呪い避けの籠(後述)」が手に入る。
突入時にチャンスボタンを押すと、白<黄<赤 で点灯する。
赤は小役揃い確定?黄色は押し順正解すれば継続。白は終了可能性
突入契機:
・アビスチャレンジに成功する。(注:失敗時はAT消失)
・白笛を入手してAT突入
・レグCZ成功後の4回目報酬
・探掘チャンスアイテム「ブレイズリーブ」入手後、有効ゲーム中にリプレイを引く
白笛
入手契機は主に以下の通り。
・AT突入時の「笛の導き」演出で、極小確率で入手。(3.57~4.60%?)
・奈落の探窟域で入手(完走、もしくは途中マス出現時)
・レグCZ(上位CZ)成功後の5回目報酬で入手
効果:白笛の導き
・AT突入時に「超探掘チャンス発生確定」
・各ゲーム時の初期ポイントが多くなる。(最大700スタート?)
呪い避けの籠
継続確定後の超・探掘チャンスなどで手に入る。
本機のATは、ベル揃いなどでゲーム中に1000ポイントまで溜められれば継続確定となる仕様。しかしこの「呪い避けの籠」を持っていれば、1000ポイント未満で最後まで来ても演出が発生し、継続確定となる。
なるべくポイント数が少ない時に使いたい!
アビスチャレンジ
AT初当たり時の選択肢で、押し順で決定する。
アビスチャレンジ(右側)を選択し、チャレンジ成功すれば「超探掘チャンス」確定となるが、失敗すればAT消失となるので注意。 確実にATを始めたい場合は、左の「アビスへの旅立ち」を選択すること。
なお、レグCZなどで得られる「超・アビスチャレンジ」の場合は押し順ナビが発生するため、確実に成功することできる。
チャレンジ内容:
ナビ発生時に1リール目のみが指定され、残りの順番を2択で選択。
ベルが揃えば挑戦成功確率が上昇していく。
1度も正解しない場合でも5%が保証されており、4回成功で100%。
チェリーなどで2マス以上進んだ場合などで、100%以上になることも。
負けパターン
本機で負けに陥りやすい状態として、下記のような物がある。
・AT継続数が少ないとき
・1ゲームあたりの出玉が少ないとき
・初当たりまでのゲーム数が500以上を繰り返すとき
・アビスチャレンジ失敗を繰り返す
AT継続数が少ないとき
ATが継続するかは、ゲーム中に1000ポイントを溜められるかにかかっていて、溜まらなければ即終了の可能性が非常に高い。アビスチャレンジに挑戦しないでのAT突入では、単発終了も多いので陥りやすいパターンだ。
1ゲームあたりの出玉が少ないとき
本機のATの出玉はかなりバラつきがあり、冒険パート1回あたりで50~200枚ぐらいとなっている。
本機には2種類のベルがあり、青笛ベルが8枚、中リール白笛ベルが14枚で、ほぼ2倍近い差があるためだ。演出上でも重要なので、なるべく白ベルを目押ししていきたい。(が、返ってはずれやすい気もするので、そこは内部的な物なのかもしれない)
初当たりまでのゲーム数が500以上を繰り返すとき
本機の初当たり確率は、1/212.6~287.2となっている。
実際には直撃大当たりはかなり稀で、基本的にはCZからの抽選がメイン。
100回転ごとにCZ当選確率が高くなる恩恵があるのだが、それでも外れているということはかなりドハマリしていると言える。
前述の単発当たりで出玉が少なければほとんど回収できないので、粘るだけ大損することにもなりかねない。
アビスチャレンジ失敗を繰り返す
大量出玉を目指してアビスチャレンジへ挑み、失敗を繰り返すのが最悪のパターンだ。ATは消失し、天井もリセット(と、考えられる)、出玉なしと泣きっ面にハチとなる。
ドハマリした時は相当応える物があるので、潔く切り上げる心構えも重要だ。
どちらでATを始めるべきか?
AT突入時の選択で、
左を選べば恩恵無しで確実にAT突入、
右を選べば恩恵獲得チャンスに挑めるが、失敗するとATを消失する。この成功確率は突入時にはわからない(超アビスチャレンジ時を除く)
実は左側を選んでも、低確率だが演出途中で「超探掘チャンス」へ突入したり、関係なく継続する場合もある。逆に、アビスチャレンジに成功したのにそこまで継続しない場合もあるので、実はそこまで関係ないのかもしれない。
そういう意味では、リスクを取らず左側を選択し続ければ良い気がするが、結局出玉が少ないのを繰り替えす可能性もある。半々ぐらいで選択するぐらいがいいのかもしれない。
こればかりはこの台の難しい所だ。
打つ前の心構え
天井1回は覚悟する
本機は天井が700+αと、比較的浅めの設定となっている。
単純計算で 700×3枚=2100枚投入で1回は当たりが保証されるが、リプレイやベルでの出玉を考えればゼロスタートでも1000枚分程度で天井を迎えられることになる。(20スロなら、約2万円)
もしここでアビスチャレンジに成功すれば、最低でもAT継続1回は保証される。200枚は期待できるだろうから、4000円程度の回収となる。
言い換えれば、初当たり損益分岐点は「4000円」程度だと言えるだろう。
仮に挑戦失敗しても、次回の大当たりは2万円以内に取れるという心持ができる。それで更に失敗するようであれば、その日はツいてなかったとキッパリ諦めた方がいいかもしれない。
前述の通り、リスクを取らなくても継続する可能性は十分あるので、最初は確実に左でAT獲得をしてもいいだろう。
ただ感覚的には、やはり半々で左右を1回ずつ選んでみた方がいいかもしれない。
以上を考えると、20スロなら初期資金は最低でも5000円、初当たりを1回でも取るならば3万円以上は持っておきたい。
ただし、損益分岐点は4000円までの初当たりであることは忘れてはならない。
勝ちたいのか、演出を楽しみたいのか
本機は天井が低いスペックからもわかる通り、そこまで大勝ちが期待できる機種ではない。もちろんこれまで説明した通り、爆発力を期待できる演出もあるのものの、はたしてパチプロ達がこぞって打っている台かと言うとそうでもない気がしている。むしろ空席率は結構高い印象だ。
一方で、2023年登場の台で5スロ設置店が貴重なこともあり、低貸店での着席率は非常に高い印象だ。本機はエピソード性のあるATということもあり、完走目的で打ち込みたい人が多いのだと思う。(自分もそうだし、まだ完走できていない)
設定による差異もあるだろうが、完走目的なら余計なリスクを取る必要は無いわけで、低貸でいいのなら積極的に選ぶべきだろう。
登場からしばらく経っているので、登場当初に導入しなかった店舗にもバラエティコーナーなどで流れてきている印象だ。設置店を改めて調べてみるといいかもしれない。
打っている時のチェックポイント
小役の出現頻度
体感的な話だが、通常時から白ベル(14枚ベル)が出やすい台がたまにある。白ベルの方が出玉が大きい分、周回コストを下げるのでありがたい。
また、チェリーがよく出る台と、スイカがよく出る台はおそらく設定が異なるように思う。体感的には、チェリーがよく出る台の方が初当たりが早い気がする。
レア演出の出現頻度
1回ぐらいなら運もあるが、2回、3回と今まで見たことが無いような演出が続いた場合は、いい台を打っているのかもしれない。
特にプルシュカが関連する演出は基本的にレアな物が多いので、頻繁に見かける場合は良いのかも?
ただし、ダイブゾーンと上昇負荷については、1~2層の早い段階で突入できても体感的に継続率が悪い気がする。できれば深く潜った後に拾いたい。
BAR揃い予告は赤でも外すことがある
200、300、400回転時に「BAR揃い高確」が発生する。
「狙え!」出現時には右からの逆打ちでBAR揃いを目指すが、レア役で赤色背景演出がある。
出現時は成功確率は85%程度らしいが、実は何度か外れたことがある。
目押しの失敗の可能性もあるが、確定ではないことには気をつけたい。
なお、右からではなく左などから打って成功した場合、隠しボイスが出ることがある模様だ。
奈落の探窟域でリプレイを外すには・・・
奈落の探窟域は、リプレイを出すまで恩恵が成長するチャンスゾーン。
できれば意図的にリプレイを外していきたい。
しかし本機では、リールの5マスごとに均等にリプレイが配置しているため、理屈の上ではどのタイミングで押しても、リプレイを引くことも回避する可能性もあると言える。
強いて言えば、
左リールは通常通り「BARor7」のセンター狙い(=チェリーorスイカ狙い)、
中リールは「ベル+(any)+白ベル」狙い(=BAR and 7外し)、
右リールは「スイカ+BAR+7ドンピシャ」狙いが、比較的リールの中で目立つので狙いやすいか。
ただ、自分自身で実践が多いのは「/」での順押しBARテンパイを作ること。これなら3打目の右で何が止まっても継続が確定する。
たまに中段がリプレイテンパイになる時があるので、その時は願いを込めて右リール中段BAR狙いで打つ。(うまくいけば、中段にBARか7が止まってリプレイを回避できる)
本機では通常時の変則押しはOKのようだが、奈落の探窟域の逆押しで明らかにリプレイ揃いではないのに、内部的にリプレイ扱いされたことがあったので、このステージでは順押しをした方が無難だと思う。
逆に、ワープマス(青と赤がある)でリプレイを狙いたいときも、意図してリプレイを出すのは難しい。BARや7を外して止めるようにすればいけるかもしれないが、やはり内部的に結末は既に決まっているのかもしれない。
一発逆転は多い!
本機は一発逆転要素が非常に多い!
AT初当たり契機である「ベニクチナワCZ」、そこを突入した後の「レバーで決めろ!」。これをレバーオンにして当たらなくても、
・チャンスボタンを押して「セリフ」発動
・リプレイ成立
・筐体振動
などが発生で、復活でAT突入することがある。
そのほか、ATで規定の1000ptが溜まらなかった時に突入する「継続ジャッジ」でも、
・レバーで決めろ!の後に失敗演出が出ても、3ボタン目が巨大演出化
・獲得枚数表示が出た後に、いきなり復活演出発生
といった復活演出や、
AT中にポイントが足りないと思っていても、
・一撃500点獲得演出
・ライザ3択演出、成功で継続確定
・探窟チャンスのゲーム終了直前での連荘でアイテム大量獲得
・上昇負荷、ダイブゾーンの連荘
といった、ポイント大量獲得チャンスが突発的に発生することがあり、終盤までポイントが少なくても、期待できる要素は用意されている。
もちろんそれを引けれなければ意味は無いのだが、投げやりになる必要は無いので、最後まであきらめず集中して打ち込みたいところだ。
音量が大きくなる?
これは本当に体感的な話なのだが、ベニクチナワCZに突入した時に、自分が設定した音量よりも大きくなっていると感じる時がある。そしてそういう時こそ、初当たりATを引けているような気がする。
些細な変化かもしれないが、本当なら重要なサインかもしれない
設定判別要素
現時点で確度の高い情報は下記の2つ
・アビスチャレンジ失敗時のランプの色(点灯しない場合もあり)
・AT終了画面の内容.特に原作絵出現時は高設定示唆が多い。
それ以外にも示唆要素はあるが,確実では無いのであくまで参考程度に
おわりに
メイドインアビス設置開始からまもなく4か月目に入ろうとしているが、既に台数を大幅に削減している店舗も多いし、辛口レビューも多い。
しかし個人的に好きな作品ということもあり、ぜひ完走を目指したい。
もっとも、スペック的に大爆発を期待するのは難しい機種なので、引き際をちゃんと決めて打つことを強くお勧めします。
そして、演出・完走目当ての人は、無理せず低貸店舗を探して挑むことも大事な選択だと思います。
勝つことよりも、負けすぎないようにするのが大事だと思います。
アニメ自体は2期も存在するほか、劇場版の映像で使用されていなかった部分などもありましたから、次回作が作られる可能性も十分にあるでしょう。期待したいところそす。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?