ドレスを着たニワトリを売ってみた。
はじめまして。ぐりです。
妻1人。娘1人。犬1匹。の核家族です。
マーケティングの仕事をしています。パパの仕事を娘にも感じてもらいたく、ニワトリを売ってみたって記事です。
なぜ、ドレスを着たニワトリを売ってみようと思ったのか?
娘が放った「パパはパソコンぱちぱちしてるだけでお金もらっているの?私もパソコンが欲しい」という衝撃的なワードから始まった。
たしかに、ぱちぱちしているだけに見えるかもしてない。
仕事の内容も、なんどか説明したが、うまく伝わらない。
当時5歳の娘には、パパの仕事は遊んでいるだけに見えたのだろう。
妻は、保育園の先生をやっているので、仕事の内容が伝わりやすく、ウラヤマシイ( ゚Д゚)と嫉妬した。
妻も娘に便乗し、「パパは、ぱちぱちするだけでお金簡単にもらえていいよねー♪」とか言われる始末。
家庭での立場がただでさえ低い私の地位が、さらにに脅かされる。
んじゃ、仕事とはなんなのか?を娘に感じてもらえばよいのではないか?!と思い立ち、こどもにレモネードを販売させるどっかの国の風習をもっとライトに挑戦しようと計画を立てた。
企画・計画 ターゲットは?どんな想いでつくったの?
まず計画。
まず、仕事とは?を考えてもらえうため、概要を娘に伝える。
仕事とは、だれかを幸せにして、その感謝の形がお金でかえってくること。
「娘の友達になにかをプレゼントするなら、なにをプレゼントする?」からスタート。
最近、保育園では人形遊びが流行っているらしく、人形遊びができる家なのか家具なのか、人形なのかを検討。
娘と一緒にネタを探しに100均へ。
はじめは、人形があったので、それをそのままプレゼントしたいと言っていたので、もう一つ仕事としての考えを伝える。
「人形をそのままプレゼントするなら、その子が100均に来て、買えばいいよね。娘ちゃんからしか買えないようなプレゼントにしたら、もっと喜ばれないかな?」
結果、ニワトリと、人形用のドレスを組み合わせたオリジナルの商品が生まれた。
ターゲット
ターゲットは、娘と同じような思考を持つ女の子。
このおもちゃは、人形遊びに使ってほしい。
メルちゃんやリカちゃんのペットにしてもよい。
あー!あー!しゃべってうるさいので、敵にしてもいい。
赤ちゃんをあやすのにも便利
「敵」ってどんな遊びしてんねんw
売れた喜び
どれぐらいお小遣いがもらえるのか?を計算してみよう
そして、メルカリに出品。
2つの商品を組み合わせて作ったので、原価は220円。
販売手数料や送料を完全無視で、売価は350円。
130円の儲けが出る仕組みだ。(と、伝えている。)
※今回は原価はパパからのプレゼント。もし売れたら350円を渡す約束。
パパの仕事はこんな感じ。
出品しても、まあ買われないだろうとは思ったが、出品のテキストでは
部屋に飾れるように、「吊るせるネット付き」です。部屋が明るくなります。
とか
あーあー鳴らし放題です。赤ちゃんをあやすのに便利です。
のような、ベネフィットを記載しておく。
そして、「ほしいと思ってくれる人に、こんなにもいいおもちゃですよ!って伝えるのがパパの仕事なんだよ。パソコンをぱちぱちしながら伝えてるのだよ(*'▽')」と娘に伝え、この活動は終了。
・・・かと思いきや 出品から半年後、なんと売れた?!
娘の反応。なにを感じ、なに考えた?
出品してから半年。
急にメルカリから売れたぜ!っていう通知。
なにごとかと思ったら、まさかのニワトリ?!
お名前から推測するに、購入者はおじいちゃんっぽい。孫をあやすためにご購入いただいたのか?
なんにせよ嬉しい。
娘はもう6歳。このニワトリのことなんて忘れていただろう。
娘に伝えると、売れたの!と喜びの舞をしていた。
娘に、こういうのが仕事だと、改めて伝え
「仕事って面白い」or「パパの仕事ってすごいね」を引き出そうとしたが…
現実は、「お金もらえるの嬉しい」しか言われなかった。
(しぶしぶ350円を渡しました)
私の計画ミスなのか・・・くっそ!っと思いながらも、売れてよかった気持ちの方が強い。
次は原価も考えながら、娘と一緒に勉強していきたい。