不良老人の勧め

七年前に逝った昭和一桁生まれの親父がよく言っていました。非行少年の「非行」っていう言葉は酷くないかってね。「非行」に比べれば「不良」のほうが遥かにマシだと。

そんな親父の血を受け継いだ私は現在楽しく不良老人やってます。勿論いくら不良でも真面目な奥さんを口説くことはしませんし、人を騙すことなんて考えたこともありません。揶揄うことはしょっちゅうありますがね。

テレビ見てると甲子園に応援に来た熊本の県会議員のオッサンが応援席で電子タバコ吸ってる映像が流れ、ついでに持ち込み禁止の缶ビールまで写されてました。私の感覚では、このオッサン、ごく普通の観客です。しかも電子タバコ吸ってるんだから、甲子園の客としては凄く上品なオッサンです。（昭和生まれの私の甲子園の観客のイメージは、ショートホープを吸いながら、ワンカップ大関をぐびぐびです。７回のラッキーチャンスにコンドーム風船飛ばす猛者もいました。）そんな可愛いオッサンをこっそり盗み撮りして、それをメディアに流す共産主義者、そしてそれを飯の種にするマスコミの心の中のほうがよっぽど酷いし卑しいと思っています。

寛容性を失ったつまらない輩が品行方正のフリをして、同調圧力に左右され、はみ出し物を叩く。そんな輩はおそらくワクチン三回目、四回打って有頂天でしょうが、こいつらが社会から退場するのは間もなくです。その様を見届けてやろうと言う気持ちが沸々と湧き上がっています。