【106】キックベース
子供たちは
遊ぶことが仕事と思う。
勉強も大事だが
童心に帰ると
未だにおにごっこや
かくれんぼがやりたい自分がいる。
だが世間体などを知った今
公園で友人を集めて
おにごっこやかくれんぼを
する行為は羞恥の点から
なかなかできない年頃になっている。
だからこそ
子供には公園で
本気で遊びに取り組んでほしいのだ。
そんな子供の頃の遊びの中に
キックベースという遊びがある。
サッカーボールなどのボールを
足で蹴り
後は野球の要領で
競技を行うポピュラーな遊びだ。
大人になった今。
あの遊びに異論を唱えたい。
キックベース?
いやキックボールの方が
良いのでは?
野球を英語で
ベースボールという。
正式には
baseballだ。
このベースボールを
キックバージョンに落とし込んで
誕生したのが
キックベースとは思うが
なぜベースボールの
ベース部を引用して
キックベースとしたのだろうか?
球を蹴ることを
主としているのに
ベースという塁の方に
シフトチェンジしてしまったのは
なぜだろうか?
初めてキックベースという
言葉を生んだ人間に問いたい。
キックボールの方が
分かりやすかったのに
それを洗脳教育の元
キックベースという
言葉が当たり前になってしまう
世界観に仕立て上げて
満足だろうか?
間違いは間違いと
認める育成方法を
子供たちにするためには
まずキックベースという
言葉の偽りを
正していかないと
この国の教育は
破綻してしまう。
キックベースから
キックボールへの
改名を願いたいものである。
キックベースについて
正当化し
論破できる方は
かかってきてほしい。