【288】黄色い線の内側
電車というのは
便利界の中でも
上位に位置していると思う。
日本の鉄道は優秀で
何もトラブルがなければ
その時刻に電車が到着し
目的の駅に
目的の時刻に
到着してくれる。
タクシーを使用するよりも
非常に安価で
かつ普段見慣れない
線路からの景色も
堪能できる。
私が喫煙者でなければ
乗り鉄になる可能性は
十分にあるだろう。
昭和の映像のように
ニコチン依存性の
人間でも
車内で喫煙可能な場所を
設けてほしいものである。
そんな電車に
乗るイベントが
今現在綴りながら
発生しているのだが
乗車の際
駅のホームで
必ず行われるアナウンスがある。
それが
「黄色い線の内側で
お待ちください」という
お馴染みのワードだ。
これは
事故防止の観点から
危ないよーという
電車業界のあるある
注意喚起であることだが
ここで私は
ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん
ラッスンゴレライってなんですの?
よりもちょっと待ってと
思うことがある。
それは
内側どっちなの問題だ。
内側という基準は
電車に乗る際なら
主人公的な物体は
確実に電車であることから
内側というのは
電車側になるのではないだろうか?
私は日本に生まれ
日本の教育を受けてきたが
この内側という
表現は
日本語覚えたて
ぐらいの人からすれば
なんで?とならないだろうか?
例えば円の中心は確実に
円の内側になる
とすれば
電車という主軸に対する
内側は
電車により近い
事故可能場所の
ことを指すのではないだろうか?
もし日本語学校で
日本語かじった程度の
外国人たちが
電車に乗車する際に
この違和感がある表現を
鵜呑みにしてしまうと
大量の列車事故を
招いてしまう。
正しい表現としては
みなさんを軸とした
黄色い線の内側と
なるため
この国際的社会に
順応した表現に
変更できないだろうか?
黄色い線の内側について
正当化し
論破できる方は
かかってきてほしい。
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