【226】名探偵コナン①

パンはパンでも
食べられないパンは?

答え…フライパン

このなぞなぞについて
よく考えてもらいたい。

もしフライパン本体が
溶けるような高温で液状にし
口に注ぐと
大火傷を負い
即死かもしれない。

だからフライパンは
食べられないのです。
と、答えがフライパンであることの
奥深さを追求すると
子供に向けたなぞなぞとしては
かなりグロいものとなるので
なぞなぞとして
安易に出さない方が
子供の成長のためにも
良いのではないかと思う今日この頃。

そんな謎解きを題材とした
有名な作品が
本テーマの
名探偵コナンだ。

本作品は
私が物心ついた頃から
存在しており
未だに完結していない
ロングストーリーの
名作と言って良いだろう。

そんな
名探偵コナンについて
イライラすることといえば
コナンの周りで
事件起きすぎでは?
が1番に挙げられるが
それは漫画の世界観なので
なぜ巨人が出てきて
人が食われるお話があるの?
と同様レベルの疑問なので
そこに私はイライラを覚えていない。

私が今回訴えたいのは
麻酔銃についてだ。

腕時計型麻酔銃
と作中では呼ばれており
コナンが探偵の毛利小五郎を
麻酔銃で打ち
リボンについているマイクで
毛利小五郎になりすまし
犯人を暴くものが
名探偵コナンのあるあるストーリーである。

が、しかし
漫画といえども
この麻酔銃のシーンに
私は違和感を覚えてしまう。

いくら漫画の世界とはいえ
犯罪者を炙り出すシーンで
炙り出す探偵が麻酔銃を
発砲して良いのだろうか?

人に麻酔銃を打つことは
どんな罪になるのか
Googleさんで調べてみた。

刑法204条の傷害罪

やはりだ。
やはりコナンは
犯人を暴く前に
自身が犯罪に手を染めているのだ。

それなのに
犯罪者であるコナンが
犯罪者を見つける行為は
非常におかしな
状況であることは
間違い無いだろう。

刑務所で犯罪を犯した受刑者が
同じ犯罪者の罪をみんなに
伝えている謎の現象のようなことが
この作品では毎回行われている。

漫画だから
と思うかもしれないが
扱う題材に犯罪が
関わってくるのに
犯罪を見つける側が
犯罪を犯すことなど
あってはならない。

今一度名探偵コナンを
見る際は
コナンくんが
犯罪者の一員であることを
よく理解した上で
作品を楽しんでいただきたい。

名探偵コナン①について
正当化し
論破できる方は
かかってきてほしい。

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