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非公式エッセイ 私が井﨑敦子さんを応援する理由 vol.4 言葉で分断する時代のその先へ

井﨑敦子さんの街頭演説の言葉どれもこれも頷くことができるものばかりなんですが

その中でもわたしが一番好きなのが

〝健常者や障がい者、高齢者、外国人、、、いろんな言葉で市民を分断するのではなく、どこの国で生まれてもどんな風に生まれても安心できるような懐の深い町を作っていきましょう〟

言葉で市民を分断するのではなく、お互いを尊重し、共に暮らしていく町へ

私にとって一番、心に響いた政策がこれでした。

先日の養正小学校での対話集会で僭越ながら話す時間をいただいたので1つ前の記事のテーマ小さな商いの大きな役割の話と

その後にもうひとつ、言葉での分断の先に進もうという政策内容が私の希望の光でありますと皆さんに伝えることができました。

なかなかに緊張していてうまくしゃべれなかったんですが、そこにいる人たちの作る澄んだ空気感のおかげで素直に話せました。

皆さんの真っ直ぐな言葉に胸が熱くなり、大前チズルさんのピアノで浄化され、リクオさんの歌で舞い上がりました!ライブ後のような高揚感。こんな政治集会だったら何度でも参加したい(笑)

リレートークでは自分が同性愛者であることも口にしました。今まで別に隠していたわけでもなかったんですが、聞かれないと自分から言うのってなかなかタイミングないんです(笑)

小さい頃からの変遷があって、男性と付き合っていた時期もあるし、なかなか一言で私ってこうなんですと語れないので番外編でも作って、なんで私が同性愛者になったのか?!これはこれで別記事にしようかと思っています。きっかけが案外些細だってことも知ってほしいのでね

お父さんのバイクと一緒に


今の私は女性として生まれ、女性であるという認識があり、好きになる相手も女性です。

ただこれも絶対そうと決めているわけじゃなくて、次に好きになった人が男性である可能性もあって、それは自分にもわかりません。

自分の中に言葉で表現しきれないいろいろな側面がある


そういう自分をバイセクシャルとか、セクシャルマイノリティとかそういうカテゴリーわけする言葉で表現するのがどうもしっくりこなくて、腑に落ちないなと感じてきました。同性愛者って言葉も正直ピンとこないです。

セクシャルマイノリティっていうけれど

自分が世界においてマイノリティだとも思えなくて、、、

まぁ枠組みに当てはめなくてもいいよねと自分ではそういう風に思ってきました。

ただセクシャルマイノリティとかLGBTという言葉はこういう生き方があるんだよということを、当事者にも気づく機会を与えるし、そうでない人にそういう人もいるんだということを教えてくれる大きな役割があるとも思っています。

そして、権利を主張するためには今まではきっと必要だったのだとも思います。

私が何も怖がらずにこんな風にネット上に自分の恋愛観を書けるのは、きっと大多数の人がそれを認めてくれるだろうという安心感があるからなわけで、

それは先人たちがLGBTやセクシャルマイノリティそういう言葉や生き方があるんだということを世に広める努力をしてきた結果なんだとも思っています。その先にわたしは安心して立たせてもらっています。

私がこのことで他人と会話をしていて不快な気持ちになったことは今のところ、人生でたった1回だけです。

入学式はおばぁちゃん手作りのスーツで

母は人を好きになるってことは相手が誰であろうと、ただそれだけで本当に素晴らしいことだよと言ってくれたし

大学の先輩は、おっ!最先端やな今日新聞の記事で読んだとこやと笑っていたし

驚くほどに私は周囲に受け入れられてきました。本当にしあわせものだと思うと同時に、きっとこれからはそういう時代になっていくのだろうとも感じています。

セクシャリティだけじゃありません。生まれた国や皮膚の色、あからさまなものから、表に出てこなかったようなものまであらゆる差別があったし今もあるんだと思います。

でもこれからはそうやって差別されてきた側がマイノリティとして小さくチームになって生きていかなればならない時代じゃない。

本当の意味でそれぞれの個性が、多様な背景を持った人たちが、生きとし生けるものみんなが尊重されて、誰もが安心して暮らせる町を作っていける時代に私たち市民がしていきましょう。

思うんですが、みんな何かしらの側面でマイナーなところを絶対もっています。

自分がマジョリティって思っている人たちも、どこかしらマイノリティな側面を必ず持ってるはずです。

それは人としてマイノリティって意味じゃなくて、みんなそれぞれにそういう一面をもっていて、みんな当たり前にそれぞれに違うってことなんだと思います。

市民ひとり、ひとりが輝けるような町にするってことは
市民ひとり、ひとりの声に丁寧に耳を傾けていくってことでもあります。

それはとてもとても地道で、根気のいる仕事です。

でもこの4年間、タウンミーティングや草の根食堂などを通じて老若男女、たくさんの市民と会話を重ねてきた井﨑敦子さんはきっとそれができる人だとわたしは信じています。

マイノリティを応援します!という政策を掲げる人たちはたくさんいます。

いや、もうそんな時代じゃないんです。多様性はきっと、町の底力になります。

分断のその先へ進もうとするこの敦子さんの政策は私の胸に灯された大きな希望の光です。

高野橋 朝のいってらっしゃい街宣
カッコいいトラックが応援のクラクションくれました!

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