キャリアの転機ふたたび
先日、ママボランのCDP(キャリアデザインプログラム)を卒業しました。mogでのボランティアも終了し、ここで一区切り。
2月末でパートも退職し、あとは転職先への入社を待つのみです。
ママボランでの収穫
ママボランに登録したきっかけは、「ワーママのキャリア支援をライフワークに」する上で必要なことがまるっと学べそうだなと思ったからです。
提供しているサービスが素晴らしいので、キャリア支援者として"サービスを受ける側"を経験するのも学びになりそうだなと思いました。
はじめはボランティアだけするつもりで登録したけれど、キャリア研修などにも興味がわいて全部一気に始めてしまった、という感じです。あまり深く考えずに始めたものの、「あの時全部やると決めて正解だったな」と思っています。
ママボランでの活動を通して自己理解が深まり、視野が大きく広がり、自己肯定感も上がり、転職までしてしまいました。転職は棚ぼたでしたが、私にとっては一番の収穫でした。
他にも、コミュニティを通して沢山のワーママと知り合うことができたのも嬉しい収穫です。
子育てをしながらキャリアを模索しているという大きな共通点が大前提としてあるので、なんだか通じ合えるものがある気がするし、そもそも魅力的な方ばかり。
この3ヶ月だけではあまりコミュニケーションが取れなかったので、CDP卒業後もママボランのサービスは引き続き利用していきたいと思っています。
キャリアの転機
前職を退職したことが初めてのキャリアの転機だったのですが(記事はこちら)、この3ヶ月のママボランでの経験で再び、新たな転機につながったと感じています。
自分でも想像していなかった意外なキャリアの方向性が見えてきて、運よく希望通りの転職を叶えることができたのです。
転職に関しては、ママボランの運営の方からmogのサービスの1つである「ママリブラ」を紹介していただいたのが始まりで、そこからは怒涛の展開でした。(詳細は別途、転職活動シリーズで書きます)
そもそもママボランに登録しなければ、mogでボランティアをしなければ、ママリブラを利用しなければ、今回の転職はなかったわけです。
人との出会いと、ちょっとした行動の積み重ね。それだけなのだけど、”偶然をチャンスに変えるには、とにかく「行動する」ことが大切”なのだなぁと今回のことで身をもって実感しました。
サバティカルタイムを経て見つけたもの
前職を退職してからの2年を振り返ってみると、サバティカルタイム的な過ごし方をしていたということに気がつきました。
意図していたわけではないけれど、やりたいことにチャレンジし続け、自分と向き合い、子どもたちとの時間もたっぷり取れて、結果的にとても贅沢で満足な2年になりました。
集中的に自分と向き合いキャリアを見つめなおしたことで、ライフワークとライスワークの両方を見つけることができました。
ライスワークって一般的には「生活のための仕事」という意味合いになるかと思いますが、私の中では「稼ぎ頭(本業)となる仕事」という位置づけ。生活のために仕方なくやる仕事ではなく、「これまでの経験や強みを活かし、やりがいをもって働くことができる&稼げる仕事」が、私が思うライスワークです。ライフワークは、「生きがいとなる仕事」ですね。
ライフワークとライスワークを同じ仕事にしようとがんじがらめになっていた時期もあったのですが、別の仕事を選んでも良いと思えたことで肩の力がスッと抜け、視野がパァっと広がった気がします。
そして自分には全く縁がないと思っていたIT/SaaS業界への転職が決まりました。ライフワークとライスワークそれぞれが影響し合い、良い相乗効果が生まれそうで楽しみです。
”偶然をチャンスに変えるには、とにかく「行動する」ことが大切”
サバティカルタイムを通してこれを体現できたことが、キャリア支援者としても価値ある経験になりました。