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ありがとうベルリンテーゲル空港TXL
ベルリンのハブ空港が新しくなった。2020年10月31日、従来から市の南東にあったシェーネフェルト空港に隣接する形で、ブランデンブルク国際空港がに開港したのだ。
それに伴い、従来国際線が発着していたテーゲル空港は11月8日をもって廃港となる。
ドイツが東と西に分かれていた時代、西ベルリンは東ドイツに囲まれていた。陸路が閉鎖されれば、西ベルリンへの物資輸送は空路しかない。冷戦時代の「ベルリン大空輸」として知られるテンペルホーフ空港(2008年廃止)とともに、市民を支え歴史を見守ってきたのが、テーゲル空港。
搭乗口ごとにターンテーブルが置かれ、飛行機を降りたらすぐに入出国手続きができるシステムの、こぢんまりした空港だった。売店もブランドショップもガツガツしてなくて、田舎のドライブインみたいだったな。ここから搭乗したときは、タクシーの運ちゃんと敷地内をぐるぐる回る羽目にもなったっけ。便名ごとにターミナル入口が変わるから「インターナショナル」じゃだめで、ちゃんと航空会社や便名を運ちゃんに伝えないとダメ、ということにだいぶ後になって気付いたが。
↑こんなふうに、真ん中に駐車場があって、まわりをターミナルが囲っている面白いレイアウトだった。タクシーを降りる場所は大事!
東西ドイツが再統一されて、ベルリンが首都になってからも、テーゲル空港はフラッグシップのルフトハンザがハブとすることもなく、小さな空港のままだった。さて、テーゲルの今後はいかに。
ありがとう、お疲れさまの気持ちとともに、見守っていこう。
次の旅は、ブランデンブルク国際空港から
新しい空港は、開港間近といわれて何年も待たされた待望の施設。今のところ滑走路が2本、ターミナルは将来的には5つとなり、ルフトハンザのほか、イージージェット、ライアンエアー、ユーロウイングスが拠点空港のひとつとする予定だ。
ドイツだもの。地下に長距離空港駅も設置。ここから地方へのアクセスも万全ということになる。
次の旅、いつになるかわからないけど・・・。ここから飛行機に乗れるといいなあ。あっ、後ろに写ってるのトルコのアナドルジェットだね!