見出し画像

【備忘録】国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術(2024/4/19)

2024/4/19
国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術
会期:2024/4/13-5/12
会場:根津美術館(表参道)


今月行く予定でいた美術展を前倒しで先月のうちに行ってしまったのですっぽり空白だった。
という訳で急遽表参道へ。

まずはOPENしたてのハラカドの某店でお昼を…と思い明治神宮前で降りたのだけど、今日は全く駄目だった。

  1. 目当ての店はメニューが全然少なく、食べたかったメニューも当然無かったので見送り

  2. 少し歩いたところにある本店も臨時休業

  3. もうひとつ候補だった店も臨時休業

  4. 系列店は営業してたけどテイクアウト専門

泣。

駅に着いた時点で(嗚呼今日はダメな日だな)って予感する出来事があって実際その通りになったんだけども、ここまで酷いのは久しぶり。
下調べしなかった自分が当然100パー悪いんだけど、1はOPENしたてでメニューとか詳しいことはまだ何もわからない、調べようが無かったし、2の臨時休業は後から確認しても何処にもアナウンスは無かった。

これはもう何やっても上手くいかない流れ(年に何度もあるからわかる)なのでお昼も諦めよう、と思ったのだけど、流石にここまで来て何も食べないのも…
という事でだいぶ迷って道すがらの南青山のカフェへ。

…オーダーが間違ってました(泣。

メニュー指差しして頼んだのに。
ハヤシライスのセットで、って口頭でもちゃんと言ったのに。
ハヤシライスのセットですね、ってレジの女性も復唱したのを聞いたつもりだったんだけど。

まさかその状態でオーダーミスされてるとは思わなくて、でもメニューと値段が違うから多分違うんだろうなあ…とは何となく気付いてて、でも訂正する気力ももう無かった。
もうどうでもよかった。

美味しかったけど私はハヤシライスのセットを頼みました

お金を払う時も入金機が謎のエラー。
前のお客さんまで全然普通に動いていたのに。

だめだこりゃ。
流石にもう笑うしかなかった。


とっくに心はズタボロでとっとと帰りたかったのだけど此処からがメイン。
なんとか表参道まで辿り着いた。

展示は撮影NG。
客層はマダム率高め。

琳派の作品を横文字の「デザイン」と称する事に若干の違和感があった。
勿論、国宝の「燕子花図屏風」は絵画としてもレイアウト的にも大変素晴らしかった。
背景の金色と群青/緑青とのコントラストが鮮やかで、しかもあの少ない色数でリアリティも遠近も表現する事は本当に難しく、技術とセンスの為せる所だと思った。
ただ、個人的に「デザイン」と「意匠」は別物と思ってて、「意匠」ではあると思うけれども果たしてこれは「デザイン」か?とも思った。
尤も「デザイン」と「意匠」の境界も人によっても時代によっても違うだろうし、何ともうーん。

(以前書いた、個人的に思う「デザイン」と「アート」の境界↓)

展示品は全てガラス板越しでの鑑賞だったのだけど、鼻やおでこの皮脂汚れがあちこちに付着していた。
そりゃなるべく近くで見たいもんね。
係の方が拭いて回ってたけど、ただそれに気づいたらちょっと至近で観れなくなってしまった。

庭園を散策する気力もなく、そのまま帰宅。
ちなみに帰りの電車も遅延した。
ダメな時に乗ってる電車が遅延するのはあるあるなので(ああやっぱりな)としか思わなかった。

帰宅してからレトルトのハヤシライスを暴食した。
おいしかったです(白目)

負のパワーがみなぎる一日だった。
さすが、私!o(^-^)o

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?