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技術士一次試験対策(森林)

今回は技術士第一次試験の対策についてです。
林業を専攻してこなかった私が、何をもとに勉強したのか等を共有したいと思います。


1.基礎科目・適性科目・専門科目共通

なんといっても一番最初に取りかかったのは、過去問の入手です。
日本技術士会のHPにてダウンロードすることができます。
リンク先↓

専門科目については、5年分の過去問をダウンロードし、出題傾向を把握して、どんな分野の勉強が必要か整理しました。
また、過去問5年分を解いて、間違えたところをひたすら復習しました。

2.基礎科目・適性科目

基礎科目・適性科目の勉強に使った参考書はこちらのシリーズ↓

やはり、使う公式や解説が記載されているというのは心強いです。
電車の中で問題を解いて、間違えたところを復習しました。

また、技術士倫理綱領も一読しておくことをおすすめします。
日本技術士会のHPから入手できます。
リンク先↓


3.専門科目

専門科目で参考にしたのは、以下の3つです。

①Webサイト「森林・林業学習館」

 リンク先↓

上記Webサイトでは、日本の森林の特徴、森林の公益的機能、林業について、環境問題など、森林に関わることが網羅的に、且つ分かりやすくまとめられています。
専門科目の出題テーマを幅広くカバーできるので、大変おすすめです。
より専門的な書籍や情報に触れる前に一読すると、全体の把握ができるので良いのではないかと思います。

②書籍『最新版 図解 知識ゼロからの林業入門』

リンク先↓

この書籍は、非常に分かりやすく解説しれていたのて、林業を専攻してこなかった私にも理解しやすかったです。
林業における基本的な考え方が学べるのでおすすめです。
※訂正※
②の書籍を参考にしたのは二次試験からでした💦記憶が曖昧で申し訳ありません。
この書籍を読むと施業の流れがよく分かるので、一次試験対策としても大変勉強になると思います。なので、記載は残しておきたいと思います。

③書籍『森林・林業白書』

リンク先↓

森林部門を受験するうえで欠かせないのが森林・林業白書です。
林野庁HPからPDFをダウンロードすることもできますが、私は書籍になっているものをおすすめします。
一次試験の時は林野庁HPのPDFをダウンロードして読んでいましたが、PDFで読んでもなかなか頭に入らなかったのと、スマホで見るには文字が小さくていちいち拡大しないと読めなかったので、二次試験の勉強からは書籍版を購入しました。
ご存じの通り、白書は分厚くサイズが大きいのでかさばりますが、書籍版の方が関連事項の検索がしやすいという点も購入の決め手の一つでした。

林野庁HPの森林白書(PDF版)リンク先はこちら↓

失敗談

第一次試験は2年目で合格できたのですが、1年目はどうして合格できなかったのかと言いますと、基礎科目の点数不足でした。
受験1年目は、試験勉強のためにあまりお金をかけたくなくて、基礎科目と適正科目については参考書を買わずに、日本技術士会HPからダウンロードした過去問だけでどうにかしようと思っていたのが失敗のもとでした。
やはり、参考書があった方が良くて、「過去問を解く→間違える→すぐに解説を読んで理解→しばらくしてから間違えた問題を復習」というフローを電車内で実行できたのが良かったのだと思います。
電車内で勉強するにあたっては、参考書に直接的書き込みながら解くことで、参考書1冊だけで勉強できるスタイルにしました。
※解答を別のノートに書くスタイルだと、電車内では不便でした。
2回目、3回目に解く時はボールペン(鉛筆)の色を変えれば区別できますし、何回も間違える苦手問題の把握も、参考書1冊に集約されるので便利でした。

参考書への投資は惜しまない方が良い、というのを身をもって知った経験でした。
私の経験が、皆さんの受験に少しでも役に立てれば幸いです。

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