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ありがとう!noteを始めたときの目標10000回を達成しました。
目標の達成と皆さんへの感謝
昨日、noteの「みんなのフォトギャラリーが使用された数」がついに10,000回を超え、最後の金メダルを獲得しました!この結果は、皆さんが私の生成した画像を記事のアイキャッチやコンテンツにご利用いただいたおかげで達成できたものです。本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。
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実は、「みんなのフォトギャラリーが10,000回使用されること」は、私がnoteに投稿を始めた際の最初の大きな目標でした。目標を掲げてから約1年という短期間でこれを達成できたことに、自分でも驚いています。この節目を迎えられたので、ここまでの道のりを少し振り返ってみたいと思います。
画像生成AIとの最初の出会い
約2年前、ちょうど今頃のことです。インターネット上で「宇宙飛行士が馬に乗った画像」が話題となり、画像生成AIの存在が広く知られるようになりました。それを見た私は、自分でも試してみたいという気持ちが湧き上がり、初めて画像生成AIに挑戦することにしました。
まずは、Google ColabにStable Diffusionをセットアップしようと、何時間もかけて格闘しました。正直なところ、その作業はとても大変で、ヘトヘトになりながらようやく最初のプロンプトから画像を生成することができました。その時に生成したのは、「約100kgの麦を担いで山道を歩くクマのプーさん」の画像でした。今見れば「???」と首をかしげるような512px × 512pxの小さな絵ですが、自分が指定した文字の情報だけから画像が生み出されたことに、私は非常に感動しました。
AI環境の整備と工夫
その後、数十万円のグラフィックスカードを購入し、画像生成AI用のPCを自作しようとも考えましたが、私のコンピュータの知識ではセットアップのハードルが高すぎました。そこで、より手軽に画像生成を楽しむために、有料のWebサービスを利用することに決めました。
ちょうどその頃、さまざまな画像生成サービスが登場してきていたため、それらを試してみることにしました。Google Colabで行ったような複雑な設定を飛ばして、簡単に画像を生成できることがわかり、「画像を作ることがメインなら、これで十分だ」と割り切りました。まるで、ドライブを楽しむのに必ずしも自動車の整備士になる必要はない、という感じです。
私が最初に利用したのは、国内サービスの「memeplex」でした。このサービスでは、さまざまなAI学習モデルを選択でき、希望する出力をメニューで指定すると、プロンプトが自動で生成されるという初心者向けの学習機能が備わっており、楽しみながらAIについて学ぶことができました。
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ChatGPTとの出会いとその衝撃
2023年の正月休み、私はChatGPT-3.5に初めて触れました。プロンプトを入力すると、文章が生成されるという新しい体験は、まさに衝撃的でした。特に、「アイディアを100個出力してください」といった命令に素早く対応する能力に、無限の可能性を感じました。
また、アメリカの多くの大学生が卒業論文をChatGPTに書かせているというニュースを見て、自分もAIに論文を書かせたいという強い気持ちが芽生えました。私は大学に通っていたのですが、卒論を書かなくても卒業できる学部だったため、長い文章を書く経験がなく、それへの憧れがありました。
その後しばらくは、ChatGPTに3万字の文章を書かせることを目標に楽しんでいました。その頃、ChatGPT-4が登場し、出力の精度が格段に向上しました。出力は遅かったものの、その品質はまるで中学生がいきなり大卒になったかのような知的レベルの進化が感じられ、即座に有料登録をして今に至ります。
AI技術への期待と自分の目指す方向
ChatGPT-4に触れ、「これは本当に世の中を変えるものだ」と直感しました。知的レベルが一般の人々よりも高く、当時ニュースで盛んに報じられていたホワイトカラーの仕事がAIに奪われるという予測が現実味を帯びているように感じました。そこで、「10年後にはAIを使う人とAIに使われる人の2種類に分かれる」と言われている中で、自分はどの立場に立ちたいかを考えました。
エンジニアではありませんが、ユーザーレベルでかなり詳しいという立場で私はAIと関わりたいと考えました。簡単に言うと、「専門職ではないけれど、職場にいると助かる人」というポジションを目指しているのです。
AIプロジェクトの挑戦と挫折
そこで、AIを使って成果を示すために、具体的な数値目標が必要だと思い、ChatGPTに相談して「サンリオ風のキャラクターを100個生成し、それを毎日1キャラずつ画像化してsuzuriで販売する」というプロジェクトを始めました。しかし、50個くらいキャラクターを作ったところで、興味を失ってしまいました。私は飽きやすい性格で、サンリオ風のキャラクターを作り続けることが苦痛だったのです。
すべてが面倒になり、1ヶ月ほどAIと距離を置いていましたが、久しぶりに画像生成AIを使ってみたら、その純粋な面白さに再び魅了されました。あまり細かいディテールを入れずに画像を生成すると、自分にはグッとくる生成結果が得られます。仕事としてではなく、楽しみのために画像生成を再開し、今では美少女のイラストを生成するのを楽しんでいます。
noteでの活動再開と新たな目標
その後、画像を発表できる場を求めてnoteにたどり着きました。適当なテーマでChatGPTに文章を書かせ、そこに生成した画像を挿絵として載せることにしたのです。実際にやってみると、私の画像を「みんなのフォトギャラリー」に登録し、それをアイキャッチ画像として使ってくれる人が現れました。自分の活動が他の人に認められることは本当に嬉しく、この形であれば長く続けられるのではないかと思いました。
「続けられる目標」として注目したのが、noteのバッジでした。数を積み重ねれば、いつかは達成できるものですし、「AIを使っています」と他の人に話す際の数値指標にもなります。そうして、昨年6月頃からnoteで活動を始め、「10,000回のバッジ」を目指すことになりました。
途中、メンタルの問題で数ヶ月間のブランクがありましたが、最終的に15ヶ月で「画像AIを使っている」と自慢できるマイルストーンを達成しました。
次に何を目標にするかはまだ決まっていませんが、基本的に気負わず、まったりと次の目標を考えたいと思います。これまで私の画像を利用してくださった皆さまには、心から感謝しております。本当にありがとうございました。
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