五稜郭　北方民族資料館

なんと二度寝して寝坊し、縄文文化交流センターは諦める。函館駅からバスで行き来していては一日がかりなので、次回こそ！

まずはバスで五稜郭へ。自分は日本の歴史について知らなすぎる。展望塔や奉行所を見学し、少しは函館のことを知れた気がする。五稜郭公園は広く、松の防風林が美しく見応えがある。あいにく天気は曇りだが、昨晩の風雨を思うと穏やかで有難い。

バスで駅方面に戻り、今度は市電に乗る。途中分岐点があり、慌てて降りる。仕方なく目的地まで歩いたが、それがよかった。左は坂道、右には海。めあての『北方民族資料館』へ入る。ローカルな博物館には入らずにいられない。旧銀行の建物を使用しており、主にアイヌ民族の衣装や道具が見られる。

その後はどん詰まりまで歩いて墓地へ。この街は教会、寺院、神社の類が多い。海のそばの住宅地でたくさん猫を見る。曇天のした、人とはほとんど会わず怖くなってしまう。もっと奥まで行けば、本当に地元のよいところへ行けたのかもしれない。

引き返して、今度は坂の上から海を見る。元町公園や教会を通り越して、予定外だが函館山ロープウェイに乗る。これから夜景を見るひとたちでいっぱい。コロナがなければ、もっと賑わっていることだろう。山の上は風が強く寒かった。明かりがぽつぽつ灯り、これからというときにおりる。人混みは苦手。本当はゆっくり自分の脚で登りたかった。

よく歩いたけど、疲れはない。駅前で沁みる塩ラーメンを食べ、部屋へ戻ってからだを清める。ベッドの上で、ワインと干し芋を食べた。松浦弥太郎さんと青木由香さんのインスタライブを観ているうちに眠ってしまった。