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「面倒なこと」をやり遂げる秘策
結論から言ってしまうと「ゲーム化する」ということなんですが、では「どうやって」の部分が重要だと思います
そこで培ってきたゲーム開発のメソッド(手法)がお役に立てそうなので記事にしました
みなそれぞれ、日々を生き延びるの大変だと思います、実際のところは
それでも困ってる人がいたら助けたいし、社会に貢献できるならしたい、そう思われているかと。人間の脳の仕組みもそうなっている
そういった世直しや人助けをなんだかワイワイとたのしく遊んでいるうちにできてしまったら、貢献できてしまっていたら最高ですよね
そこで「ゲーム化」が登場します
ゲーム化することによって、とても面倒なこととかでも「知らぬ間に憶えてた!」みたいにすることができるんですよ
そもそも「面倒だ」「めんどくさい!」と思って気乗りせずスタートすると何事もうまくいかない
それが「知らぬ間に」巻き込まれて、もうなにがなんだか必死に乗り切ってたら「気が付いたら」めちゃくちゃスキルあがってた、成長してた!進化してた!みたいなマンガみたいな展開なら…
簡単に言えば、それが「ゲーム化」です
せっかく皆さん「セカウマ」の活動をご存知なので(ということにさせてくださいw)それを題材、例に話を進めていきたいとおもいます
いきなり「海岸のゴミ拾いするからきて!」(いまは逆にストレートでいいかもしれませんがw)と言われても…どんなにいいことだとわかっていても…みたいなときに
それをロールプレイイングゲームのようにできるだけ段階分けします
レベル1からレベル99とか。できるだけ細かいほうがいいですね。あまりに細かい部分はあとで合体させたりすればいいんで
で、僕が海を眺めながら考えたのが「世界一うまい牡蠣があるなら来てくれるだろう」ってことです
1日400㍑以上も海水を濾過する牡蠣は海そのもの。その海洋汚染をそのまんま反映して僕らのカラダにリターン!まさに天に唾を吐く!因果応報的に僕らのカラダを蝕んでくれます
つまりは「牡蠣おいC=海おいC」
海のバランスを整えて再生することと、牡蠣がおいCのはイコールなんですよね
しかも牡蠣は、その濾過力で、食材としてよりも「海の浄化装置」として機能している…60年閉鎖されていた東京は葛西の海水浴場も牡蠣を使うことで復活したりしてます
それでも「セカウマたべれるからゴミ拾いして!」だとまだハードル高い…
海遠いし、そもそもゴミ拾いがめんどい…
そこで、できるだけ人口の多い東京で、電車ですぐに行けるところに貝場をつくりました
レベル1「とりあえずセカウマあるから食べにきて、しかもお得にたべれます」これならアリですよね
この低いハードルが功を奏して、おかげさまでたくさんの方に来場いただけました
実はこの段階で「海のゴミ拾い」は達成できてるんですよ
①貝費から1~3%の作品を損ねない割合で海護る活動に寄付
②仕入れなどをカード決済してそのポイントバック分を寄付
チリも積もれば山となる。そのお金で活動が成り立つのです
活動の一例「海護る(アマモる)」☟
レベル2「ただ楽しく美味しく食べてるだけなのに、知らぬ間に海の価値を感じるようになってしまう」それはイベント(メニュー)がそういうシナリオ構成…シナリオのカキ方はまた別の機貝に
レベル3「もう他の牡蠣が食べられない」
マズイ牡蠣はアブナイ… 残念ながら沿岸部で育つ牡蠣は、汚染のせいで「ほとんどが汚い海のアブナますい牡蠣」
他で食べることで勝手に「セカウマたべたいな」と反復
レベル4「せめて自分だけでもちゃんとした牡蠣を食べるようにしよう」
これによってダメな牡蠣が売れなくなる=生産者が「海を保護再生するか辞めるか」を余儀なくされていく
レベル5「一回、セカウマの海に行ってみるか」
そもそもは「海のゴミ拾い」ではなく「世界の海のバランスを整える」が僕の環境デザイナーとしての活動
こういった感じでいろんな「面倒な問題」をゲーム開発手法で分解してレベルアップしていくようにカキ変える
このオンラインラボを発足も「海護る活動」が何十年も何百年もかかりそう(いまの技術だと)なので、気長に応援してもらえる方法はないか、というのがキッカケ
一回で3万円の寄付よりも毎月¥555でずっと活動を見護っていてほしい
ではまた牡蠣の人オンラインラボでお逢いしませう🤠セカウマックス!
こちらの記事は2019年9月6日にこちらのセカウマックス倶楽部の特典のひとつである「あの牡蠣の人のオンラインラボ」にて投稿されたものです。ほぼ毎日リアルタイムでその実験や研究の成果を投稿しております。またこちらの貝費は【海護る月額募金】として活用されております。こういった一連の活動を応援いただけたらうれしいです☟