“バドワイザー” にみる生存戦略
なんでこんな希薄なビールが売れるんだ?
どれくらい希薄かというと、なんとなく挨拶がわりに繋がったFacebookとか SNSくらい希薄だ
濃厚だとか芳醇だとか、そんな言葉が持てはやされる昨今でも、どこのお店(酒屋とかスーパーとか量販店ね)に行っても置いてある
売り上げだとかを細かく集計して配備するコンビニに置いてあるのだから、変わらぬ需要があるってことになる
日本のビールたちや、いま流行りのクラフトビールたちからしたら、もはや炭酸水とも言えるこのビール🍺
その名も「バドワイザー」
英語表記は「Budweiser」で、親しい友人を指す「Buddy(バディ)」の語源だなんて言われたことがあるが定かではない
そういった意味での類似品に「コロナビール」ってのもある
タヒチのバカンス村に行ったときは、このコロナが飲み放題で大変お世話になった…
なんで日本で売れるのか?
一番搾りに、スーパードライに、世界でも売れるビールが目白押しだし、最近だとこだわったクラフトビールだって次から次へと出てくる
世の中はさておき、自分がなぜバドを買ってしまうのか、を考えてみた
そうやって考えてみて、なにかとは即答できないが、なにかしらをバタバタで成したとき
そんな「脳ミソまで」お疲れのときに、とりあえず「バド」ってなるってことに気がついた
一番搾りでもなく、スーパードライでもなく、黒ラベルでも、エビスでもなく
飲みやすいから
疲れてるのになんだか興奮気味な脳ミソに、冷たい安定剤(アルコール)をぶち込みたい、そんな感覚
希薄ゆえに気楽
そもそも希薄な炭酸水だから、味わいだとか、旨いとか不味いとかそういう了見なんてなに?って感じだし
ツマミだとか、何と合わせるだとか、辛いとか甘いとか、濃いとか薄いとか、そういうのをまったく気にしない
なんにも考えなくていいビール
気構えもなんにもいらない
飲んだあとも、そんなことなかったかのように、元の仕事に戻れるビール(だからって運転はあかんぜ)
アホになれるビール…「ワイはアホワイザー」…って具合だ
そういった本能に訴えかける…アホでも許されるビールだから「バドガール」?
非国民かなぁ、なんて思うのだけど、なんか疲れたときはついついバドを選んでしまうのですよ
だからコンビニからも消えないんでしょうね
“King of beer” ね、なるほど
じゃねぇ、こっちだ…ついついね☟
本日もご拝読感謝🙏
楽C美味Sea、そんな海をともにつくりませう☟