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アナタならどっち…?!「絶対勝てるカード」or「不安定だけどミラクルが起きるかもしれないカード」

岩崎健志郎さんって中華の料理人とコラボしたんですよ

その経験と実績は、言うなればもマックスレベル、レベル99みたいな料理人の方

大規模なフェスのプロデュースから、町場の居酒屋、最近だと有名焼肉店まで、しかも商品開発もできてしまう

キャラも「ケンシロウ」の名のごとくちょい悪感もある熱い漢気男子

ちょっとした打ち合わせをしただけなのに(ほぼケンシロウさんの話を一方的にきかされた)いきなりのコラボ。。。

セカウマには、三種の神器ってのがあるんですよ…海水、牡蠣海水、あとは当然「牡蠣」

これを駆使して料理を仕上げていくわけなんですが、ただたくさん使えばいいというものでもない

ちょっとだけ説明しただけなのにもうそれを見事に使いこなしていた

さすがというかなんというか、ある意味「牡蠣の中華」としてのゴールなんではないかというくらい、まさにセカウマ

シンプルな蒸し牡蠣すら火入れが完璧。僕より牡蠣を使いこなせてる…

セカウマ牡蠣100個を潰して(コストってなに??)…オリジナルの「オイスターソース」をつくらはって、それをベースにいろんな料理を仕上げていく…そのあたりの魅せ方や大胆さも兼ね備えている

干し牡蠣を粉にした「ピエール」も、これって使いすぎると、もうコレの味しかしなくなる、くどくなる、料理をぶち壊す一品なのだけど、サラッと
「使いすぎるとまずくなんで」と

事前にメニューをきいてたんで、僕の想定でギリギリだけ粉にしといたんですよ…で、途中で「もっと粉にしときます?」ってトラップも仕掛けてみたんだけど「必要ないっす」と…

で、それを使ってつくる「シンプルピエールチャーハン」。。いままでたべたチャーハンの中で一番うまかったかも

豆腐の代わりに牡蠣をつかった牡蠣麻婆とかも登場

別に使い慣れているわけでもない僕のラボで準備も料理のタイミングも完璧、後片付けまでリアルタイム…

そう、もうつけいるスキがない

で「12名を14名にできます?」と直前に言ってみたら「裏で味見するとおもってっスタッフ分多めにつくってますんで、その分を表で出すだけですから」と

ええっと…長々とすいません…要するに僕がなにが言いたいのかというとですね「絶対に勝てるカード」だと僕は必要ないってことなんです…指定の牡蠣や牡蠣関連商品を納品してるだけ…

ただの納品業者と化す

僕が殻む…邪魔をすることで、レベル99のケンシロウさんをせめてレベル100にできるなら…と依頼から準備してるとき、本番まで、なにかしらトラップを仕掛け続ける。。

でもね、ケンシロウさんはことごとくサラッとクリアしちゃうし、そもそもいろいろ整ってるんで、トラップを仕掛ける「タネ」が見当たらないんですよ

で、「粉、もっとつかいます?」とか「(ギリギリで)人数ふやせます?」とか

とりあえず、客として食べてたらなにか浮かぶかな、とかおもいつつ、ただただ楽しい・美味しい・おもしろい「もはや牡蠣の中華のゴールなんちゃうかな、知らんけど」みたいな

つまりはこの「セカウマケンシロウ」はやれば勝てるカード…でもそれで本当にいいんですか?と…それでは「ラボ」ではないんではないですか?!と

牡蠣も極まりつつある、そしてそれを使う料理人も極まってる

それではもうなにも化学反応は起きない…予定調和…

「ただただ牡蠣を提供するだけの関係」そんな完成品になにか意味があるのだろうか…それは「ラボ」ではない

ラボで「完成品」を提供する…それに金を払わせるのは忍びない、、、僕が欲しいのは金よりもミラクル、金よりもそのミラクルを起こすヒト

ケンシロウさんは「絶対勝てるカード」ついつい使いたくなる…

でもね…それでもね…「不安定だけどミラクルが起きるかもしれないカード」して奇跡的な化学反応を起こすことこそがコラボ…CO「ラボ」

負けられない戦い、負けたくない戦いのときはついつい起用してしまうであろう弱い自分がいることを僕は知っているので貴重なカードとして大切に保管させていただきます

というわけで明日以降、また牡蠣の人オンラインラボでお逢いしませう🤠セカウマックス!


こちらの記事は2019年8月28日にこちらのセカウマックス倶楽部の特典のひとつである「あの牡蠣の人のオンラインラボ」にて投稿されたものです。ほぼ毎日リアルタイムでその実験や研究の成果を投稿しております。またこちらの貝費は【海護る月額募金】として活用されております。こういった一連の活動を応援いただけたらうれしいです☟


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