ウマ娘 「福島リーディング」 の取り方
ウマ娘には特定の競馬場を200勝すると「〇〇リーディング」という称号を獲得できます。
中央4場(東京・中山・京都・阪神)は育成条件に組み込まれていたり、G1レースがあったりするため簡単に獲得できます。
しかし!ローカル場所(札幌・函館・福島新潟・中京・小倉)はそうもいきません!
好きな競馬場で称号を取りたいトレーナーの皆さん!
ここでは「福島リーディング」を簡単?に取れる攻略を紹介します!
簡単に取れるポイント!
<ポイント1>長距離と脚質以外の適正をB以上にする
福島競馬場には芝とダート、短距離・マイル・中距離のレースがあります。その全てのレースに勝利しようとすると、3年間の育成期間で最大12レースしか出走できません。
効率的に勝利を重ねるには長距離と脚質以外はB以上の適性があるウマ娘がおすすめです。
今のところ全てを満たすスーパーウマ娘はいません。
フレンドなどで継承を少なくともB以上に適性を上げてから挑みましょう。
<ポイント2>サポートの「SSRたづなさん」に助けてもらう
育成目標と合わせて福島競馬場のレースに出走すると、どのウマ娘でも必ず3回以上出走するタイミングがあります。
レース疲れ対策に 「SSRたづなさん」に助けてもらいましょう。
この2つのポイントを抑え、約20回育成を周回すれば称号は獲得できます。
ついでに青因子や赤因子の星9を目指すという別の目標を立てながらやればモチベーションも維持できるのでおすすめです。
おすすめウマ娘
さて、どんなウマ娘で育成すればいいでしょう?表にまとめたのでご覧ください。
おすすめ度★★★★★ マルゼンスキー
全レースに出走できる唯一のウマ娘
ダート初期適性がDのため、ダート適性を継承で上げるだけで活躍できます。また、ウマ娘の中で唯一、育成期間で出走できる12レースを出走できます。
しかし、ガチャで入手しなければいけないため、まずマルゼンスキーを手に入れるところからスタートしなければいけません。
また、マルゼンスキーはクラシック級の「ラジオNIKKEI賞」に出走すると特有のイベントが発生します。
●育成の注意点
シニア級の10月後半は「天皇賞・秋」に出走するため、「福島記念」と「福島民友C」に出走すると3連続出走になります。
おすすめ度☆★★★★ エルコンドルパサー
ガチャで入手しやすく大活躍
短距離適性がFのため、それさえ継承で上げればバ場と距離の適正を全てB以上にできます。また、レア度が低いためガチャでも入手しやすいです。
●育成の注意点
シニア級の「宝塚記念」に出走するため、「七夕賞」と「福島テレビOP」に出走すると3連続出走になります。
シニア級の11月後半は「ジャパンC」と被るため出走できません。
おすすめ度☆★★★★ オグリキャップ
継承で脚質以外が全てB以上!
短距離適性さえ上げれば脚質以外の適性がB以上になります。中距離とマイルに適性があるため、福島競馬場で安定的な活躍が期待できます。こちらもガチャ必須。
●育成の注意点
クラシック級の11後半は「マイルCS」と被るため出走できません。
シニア級の10月後半は「天皇賞・秋」に出走するため、「福島記念」と「福島民友C」に出走すると3連続出走になります。
シニア級のG1レース2回3位入着の育成目標との兼ね合いは「フェブラリーステークス」と「安田記念」を選べば3連続出走になりません。
おすすめ度☆☆★★★ タイキシャトル
マイル戦で安定度が高い
タイキシャトルは中距離適性をあげると活躍できます。マイル・短距離戦が多い福島競馬場で無類の強さを誇ります。
●育成の注意点
クラシック級の6月後半に「ユニコーンS」に出走するため、「七夕賞」と「福島テレビOP」に出走すると3連続出走になります。
クラシック級の11後半は「マイルCS」と被るため出走できません。
おすすめ度☆☆★★★ アグネスデジタル
出走数に注意すればOK
アグネスデジタルは短距離適性さえ上げれば大丈夫です。ダートと芝がAという変態的なステータスで着実に勝利を重ねられます。
●育成の注意点
クラシック級の7前半は「ジャパンダートダービー」と被るため出走できません。
クラシック級の11後半は「マイルCS」と被るため出走できません。
シニア級の10月後半は「天皇賞・秋」に出走するため、「福島記念」と「福島民友C」に出走すると3連続出走になります。
シニア級の育成目標にG1レース3回3位入着があります。
「東京大賞典」、「フェブラリーステークス」と「安田記念」を選べば3連続出走を避けられます。
おすすめ度☆☆☆★★ スマートファルコン
適性○だけど連続出走しやすい
芝の適性を上げるととても活躍できます。ただし、スマートファルコンは育成目標とスケジュールが被りやすいです。
●育成の注意点
クラシック級の7月前半の「ジャパンダートダービー」があるため出走できません。
クラシックとシニア級の11月前半「JBCクラシック」がありレースと被っています。
シニア級の6月後半に「帝王賞」に出走すると「七夕賞」と「福島テレビOP」に出走すると3連続出走します。
シニア級の11月前半に「JBCクラシック」、11月後半に「福島民友C」、12月前半に「チャンピオンズC」、12月後半に「東京大賞典」と4連続出走します。
このように連続出走が多いため、育成が中途半端になりやすいです。URAファイナルズの勝率も厳しくなってしまいます。
福島競馬場の概要とおすすめスキル
福島競馬場は全周が芝が1,600m、ダートが1,444.5mと中央競馬の中では最も短く、コースのアップダウンも比較的少ないのが特徴です。
スキルは「右回り」と「福島レース場○」がおすすめです。
「福島レース場○」は福島競馬場で勝ち続けるとたまにヒントが発生します。
レースが始まる時の画面に現れる「FKC」の生垣は「Fukushima Keiba Club」の略で、1936年に日本競馬会が発足する以前にレース主催していた「福島競馬倶楽部」のことです。
もっと詳しく見ると、スタンドの反対側にあるゴミ焼却場の「あぶくまクリーンセンター」の煙突が再現されています。細やかに再現する美術のこだわりがすごいです。
周回スタート!
メイクデビューで負ける???????
冗談ではありません。メイクデビューで負けなければなりません。
実はメイクデビューで負けると福島競馬場で開催される次の7月前半の「ジュニア級未勝利戦」に出走することができます。
育成中はお休みを選択して、レース時は脚質を適性がAとB以外を選択してなるべく負けましょう!
ジュニア級7月前半
ここからは本気です。
「ジュニア級未勝利戦」は芝、ダートともに短距離とマイルが組まれており、とても勝ちやすいレースになっています。脚質も「逃げ」か脚質がA以上を選択しましょう。
7月前半は夏競馬の始まりでもあり、福島競馬場は中央競馬の主戦場になります。
このジュニア級に負けても、次の7月後半の福島競馬場でジュニア級の芝1,800mと芝1,200mが開催されます。チャンスはもう一度あります!
ジュニア級11月前半
「きんもくせい特別」にはナリタブライアンが出走しています。
ナリタブライアンはジュニア級なのに金スキル「アガってきた!」持ちです。プレオープンなのに接戦に持ち込まれる可能性があるので気をつけましょう。
史実では1993年の「きんもくせい特別」で1着を獲得してます。
ここから3冠への道を歩んで行ったかと思うと考え深いです。
ちなみにナリタブライアンの兄のビワハヤヒデは北海道で育ちましたが、生まれは福島県。
ウマ娘では2人姉妹として描かれていますが、2人には一番下の弟もいてビワタケヒデと言います。実は3人きょうだいなのです。
「福島ジュニアステークス」は短距離のレースです。少しでも適正にあった距離で出走しましょう!(私はナリタブライアンと戦いたくないのでこっちのレースをよく選びました・・・。)
クラシック級7月前半
「ラジオNIKKEI賞」はマルゼンスキーで勝利すると「夏の福島にて」というイベントが発生します。各種ステータスが+3、スキルポイントが+60、「注目株」にもなる大盤振る舞いのイベントなのでぜひ出走しましよう。
史実では1979年から「ラジオたんぱ賞」という名前で福島競馬場で開催が始まっています。
それ以前は中山競馬場で開催しているので、1977年に出走したマルゼンスキーは福島競馬場に出走していませんが、とても粋な演出です。
もちろん担当ウマ娘をマルゼンスキー以外にすると、マルゼンスキーが出走しています。
ちなみにツインターボも1991年に1着をとっています。
「七夕賞」は中距離のレースになります。福島競馬場の夏競馬1番の盛り上がりを見せるレースです。
史実では1993年にツインターボがまたまた1着をとっています。その時の福島競馬場の入場者数は過去最大の47,391人が集まりました。
クラシック級7月後半
数あるオープン戦の中からどのような基準でレースを選んでいるかは謎ですが、植物やマスコミの名前を冠した賞から選ばれていることが多いです。
その内の一つ「福島テレビオープン」です。
ほとんどの福島競馬場の地上波テレビ放映は福島テレビが担当しています。
福島競馬場の実況で鍛えられるためか、福島テレビのアナウンサーの実況には定評があり、東日本女子駅伝などのスポーツ中継で活躍している方が多いです。
クラシック級11月前半
「福島記念」は福島競馬場の「有馬記念」的なレースです。1年を締めくくるGⅢレースになります。
出走ウマ娘の中にたまにテイエムオペラオーがいます。
同じ馬主のテイエムオオアラシが1997年の福島記念で1着をとっているためかもしれません。
ツインターボは1991年に2着の成績を残しています。
クラシック級11月後半
「福島民友カップ」はウマ娘の福島競馬場で開催されるダートの2レースの内の一つです。
同時期に「マイルCS」が開催されるため、オグリキャップ、タイキシャトル、アグネスデジタルは出走できません。
シニア級4月前半
「福島民報杯」は中距離のオープンレースになります。
ここでお気づきの方も多いと思いますが、福島県には代表的な新聞社が2社あります。
「福島民報社」と「福島民友社」です。全国的にも珍しく一つの県に2つの新聞社があります。
他に一つの県に2つの新聞社が所在しているのは沖縄県の「琉球新報」と「沖縄タイムス」になります。
「吾妻小富士ステークス」の吾妻小富士とは福島市の西部にそびえる吾妻連峰の一つです。
山容が富士山に似ていることから名付けられています。
ちょうどレースが開催される時期に吾妻小富士周辺の観光道路「磐梯吾妻スカイライン」が冬季閉鎖から明け通行できるようになります。
近くまで車で行けるため気軽に登山気分が味わえます。あたりは温泉街が豊富で高湯温泉、土湯温泉など日帰り入浴にもってこいの場所です。
担当ウマ娘が商店街で温泉券を獲得したらこの辺の温泉に行きましょうw
シニア級4月後半
「福島ウマ娘ステークス」です。現実の「福島牝馬ステークス」のレースにあたります。
本物の方では「ヴィクトリアマイル」の前哨戦として位置づけられ、1着になると優先出走権が与えられます。
シニア級7月前半
レース内容はクラシック級と全く同じです。「ラジオNIKKEI賞」はクラシック級の開催のみとなります。
ちなみに、福島競馬場のターフビジョンの裏には天の川を模したローズガーデンがあります。
シニア級7月後半
こちらも同じくレース内容はクラシック級と全く同じです。
シニア級11月前半
同じくレース内容はクラシック級と全く同じです。
シニア11月後半
レース内容はクラシック級と全く同じです。
紹介したウマ娘の育成ではほとんどがシニア級「天皇賞・秋」に出走するため、「福島記念」と「福島民友C」に出走すると連続3回出走になるので、レース後の体調に注意が必要です。
「福島リーディング」まとめ
私は全レースに出走できるマルゼンスキーが来なかったため、エルコンドルパサー、オグリキャップとタイキシャトルに出走していただきました。
ここまでして、私が称号を取ろうとした理由は1番身近な競馬場が福島競馬場であったことと、いまいち福島競馬場がウマ娘ブームにのれてないなぁと思ったからです。
ウマ娘がリリースした2021年は震災から10年目の節目でした。そのタイミングに、再び震度6強の地震があるとは思いませんでした。
競馬場も復旧に時間がかかり春のレースは新潟競馬場での代替開催、夏競馬も無観客になりました。せっかくのウマ娘ブームなのに聖地が壊れているなんて悲しい限りです。
それに、他の称号には「名手」とか「〇〇杯プラチナ」とか超カッコいいものがあります。「福島リーディング」なんてショボいかもしれません。
それでもトレーナーの皆さんに少しでも福島競馬場を知ってもらえたらと思います。
福島競馬場で韋駄天の形跡を残したツインターボの実装も待ち遠しいです。
トレーナーの皆さん、ぜひ「福島リーディング」を取りましょ〜う!!
参考資料:
「福島競馬場100周年記念Memorial book」『日本中央競馬会福島競馬場 /編』2018.7
「人馬一体 福島競馬六十年」『日本中央競馬会福島競馬場 /編 』1978
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