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CL福岡(Day1 4-3)の反省
お久しぶりです、どんぐりと申します。
普段は RtoA. というコミュニティに所属しており、都内近郊の自主大会や練習会に参加してポケモンカードを楽しんでいます。
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今回は2/15~16に参加したチャンピオンズリーグ福岡の参加に至るまでの練習プロセス、及び結果に伴う反省を記録していこうと思ってます。(久々のnoteで見辛い点等々あればご指摘いただけますと幸いです)
・デッキ選択、練習の過程
今回のCLはレギュレーション変更後初ということもあり、FGHレギュで活躍したデッキのうちでパワーダウンの幅が小さいもの、新しいアーキタイプのもの、双方の観点からデッキを選択する必要があるな、と感じていました。
自分自身S3のシティリーグが1月21日にあったことで、周りが新弾発売前からリストやtierの考察をしている中、自分自身は1/24の新弾発売日に足並みを揃えた形で新環境と向き合うことになります。
・デッキ選択その1、ドラパルトex
新弾翌日にシティを控えた仲間が多く居た中、翌日に参加した自主大会では彼らとほぼ構築を同じくしたタケルライコexを使用し4-2とまずまずの結果でした。
新弾翌日でありながらデッキとしての完成度が高く、一先ずのCLの候補、として置いておきながら他のデッキを触ることとします。次点としての候補がドラパルトexでした。
翌日の某企業ポケカ部で使用し、2-4と負け越すものの自分のプレイ、構築にまだまだ詰めれるものはあると感じ、ドラパルトexを練習することになります。
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タケルライコ対面に於いて序盤出遅れたまま、ずるずると負けてしまうといったゲームが多いため、ヨノワールのわざ「かげしばり」やレントラーを活用できるリバーサルエネルギーのギミックを取り入れた構築を使用し、練習の中で好感触を得ていました。しかし、とある事件によりこの構築の評価は一変します
シティリーグ1/29【水】
— ポケカブック (@pokeca_book) January 29, 2025
GIRAFULL京都店(京都)
ポケカブックライターBumpei選手使用【@Bunpei_sv】
優勝 オーダイルhttps://t.co/c4Aa7p7ufC pic.twitter.com/ifkAGaR5B0
オーダイルデッキのシティリーグ優勝です。
それまで「逃げられない」が付与されたわざはあまり意識されることがありませんでしたが、ここにきて評価は一点、対策カードが考えられるようになります。
自分は2月初週に某大手自主大会主催者が開催するポケカ合宿に参加していたのですが、ここでタケルライコ対面を練習していた最中大きく勝率を落とし、ドラパルト使用を断念しました。
・デッキ選択その2、リザードンex
合宿に参加している最中、自主大会に2つ参加していました。ドラパルトデッキを断念していたその時、次点の候補として自分の中で浮かび上がってきたのがリザードンexデッキでした。
強さ、分布共にTier1であるドラパルトexには有利を取れるとは言えないながらも、それ以外のテーマには五分以上を取れるこのテーマを練習することで、混沌とした環境初期には勝ちやすくなる、と判断し自主大会ではリザードンexを使用することにしました。
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宝石リザードンより純リザードンのが1進化が多くむずむずかふんに対する耐性が高い、との考え
事実、土日に出場した自主大会2つでは、
対ドラパルト対面1-2
対タケルライコ対面3-0
その他対面6-2
合計10-4とまずまずの結果でした。
「対ドラパルト対面を5割とはいかずとも4.5割くらいの勝率を担保できるようになるのであればCLに持って行ける!」との考えに至り、リザードンexの練習を進めることになります。
しかし、2進化デッキ特有の不安定さにより、ドラパルトex以外の対面にも負けうることが徐々に露呈。
2/8に開催された夢幻杯のサブイベで使用するも2-2(負けは共にタケルライコex)という結果に終わり、また戦績3-1以上を福岡CL使用の為のボーダーラインに設定していたこともあってリザードンexもCL候補から外れることとなります。
・デッキ選択その3、タケルライコex
最終的に自分の中での候補となったのはタケルライコexでした。新弾後シティリーグを終えた後もトライ&エラーを繰り返して理解度が洗練されている仲間が多く、構築のベースとしても完成度が高いため、
・デッキとしては完成されてる状態で持って行ける
・完成度が高いのであれば、あとは自分自身の理解度があれば問題はなさそう
との判断です。
CL4日前のかつたCSでチーム戦ながらも個人10-1、優勝という結果を運良く残せたのも自分の中ではタケルライコexを選択する追い風となりました。
タケルライコexでCL福岡に出場することにし、CL本戦に挑むことになります。
タケルライコを練習する時間は多くは作れず、細かい所まで仕上げられたとは言えませんがプランや構築はRtoAメンバーの集合知によって助けられました。上記のnote、おすすめなので見てくださいね
・CL当日の振り返り
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CL福岡でのマッチングはこのような形でした。
後サザンドラ️⭕️
先サーフゴー️⭕️
先ドラパルト️⭕️
先サーナイト❌
先ドラパルト️⭕️
先タケルライコ❌
先サーナイト️❌
1戦ごとに振り返っていこうと思います。
・1戦目、サザンドラ
じゃんけん負けて相手に先行を取られ、相手はスピンロトムスタート。
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テラスタルオーブからテラパゴスexをサーチされる
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大地の器を使用され、悪エネルギーを2枚サーチされる
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正解はサザンドラでした。
スピンロトムに手張りしてくれたので、ほぼ裏呼びからサイド2はないと踏み、テラスタルポケモンを盤面に置きつつファンコールから展開。
お相手ナンジャモ突撃ランディングから入ってくれたので後手2ボスでテラパゴスを気絶させると次ターンサイド動かず。
そこからタケルライコのらくらいあらしでモノズを取り続け勝利しました。
2戦目 サーフゴーex
対戦が始まり、相手はコレクレースタート。こちらはライコexスタートに加えハンドにスピンロトム➕ネストボールの100点ハンド。
最初のネストでオーガポン いしずえのめんを出し、
スピンロトムから展開。いしずえのめんを除いた被取得サイド枚数を5におさえ、そのままわざ「ぶちかます」を宣言し勝利。
3戦目 ドラパルトex
こちらはタケルライコスタートで先行。相手はスボミースタート。オーガポン➕スピンロトム展開➕手張りをライコまで使えたので、次ターンヨルノズクを使用し「ほうせきさがし」からアカマツを使い3エネ90点の「らくらいあらし」から任意のポケモンに90ダメージを与えられる状況でした。
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しかし、次点の相手の動きはドラメシヤにエネを貼りつつナンジャモ使用。そのままポフィン展開に加えてむずむずかふん。引いた6枚とドローの中にはヨルノズクがなく、使用出来るカードはオーリムのみ。エネに辿りつけば3エネをタケルライコに付けれるため使用するもエネが引けず60点を前のスボミーに当てて番を返します。
返しのターン、相手はドロンチ進化➕エネ付きメシヤにエネ追加➕飴➕ドラパルト➕ナンジャモ➕カウンターキャッチャーでファントムダイブ宣言まで至り、こっちのオーガポンに200点を載せながら番を返してきます。
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ナンジャモで引いた5枚からゼロの大空洞を置き、ポケモンを大量展開させながら5エネきょくらいごうまでたどり着き、exをきぜつさせ、サイドは3-6。
向こうは再度ナンジャモを打ちながらむずむずかふんを使用します。
こちらは引いたジャミングタワーで200乗ったオーガポンを消してエネを手張りしながら「きょくらいごう」ではなく「はじけるほうこう」を宣言。手札と盤面を整えます。
そのまま向こうはていさつしれいとむずむずかふんを繰り返すもなかなかドラパルトexとカースドボムの使用までたどり着けず、こちらがサイドを押し進めて勝利。
4戦目 サーナイトex
じゃんけん負けて後攻選択をされ、向こうはラルトススタート。 こちらはタケルライコでスタートできたがドロー込みで手札が「ゼロの大空洞、夜のタンカ、草エネルギー、オーリム博士の気迫、ネストボール、キチキギスex、ボスの司令」の7枚。
ネストボールからイキリンコを出しイキリテイクを宣言するが引いた6枚でポケモン及びボールはネストボールの1枚、サポートや大地の器にもタッチできず。僕がモタモタしている間に相手はむずむずかふんを連打しながら盤面を強固にして行きます。
サイドレースを相手側に有効に進められながら、相手のサイドが残り1、こちらのサイドが残り3となった終盤。
相手の場には超エネ8、悪エネ1が見えていて、トラッシュにはエネなし。エネの付いていないキチキギスを呼び出して6エネのらくらいあらしで後ろのエネが付いてないラルトスを気絶。エネルギーは盤面に全部見えていると思えたので1ターン貰って次リーサルをかける可能性が大きいです。
返しのターン、相手の動き
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悪エネルギー2枚採用は偉すぎました。3-1となって昼休憩を迎えます。
5戦目 ドラパルトex
休憩を経て5戦目を迎えます。相手は後攻選択のヨマワルスタート。こちらはハイボ等で手札を切りハンドは1枚のヨルノズクしかありませんが面にラティアス、前にエネ付きタケルライコまで準備できるなかなかの仕上がり。
相手は後1、ハイボでドラパルトexと炎エネを切って裏にドラメシヤを置くのみでパス。
そこから2連らくらいあらしで種切れ勝利。
3-1卓での種切れ勝利は暖かすぎます
6戦目 タケルライコex
見たことある人だったので多分ライコだろうな、と推測。全力ジャンケンで先手を取ります。
手札を見ると、ホーホー以外エネスタジアムサポまみれで今度はこちらが種切れの危機。
祈りながらトップをドローすると非エクタケルライコ。種切れ負けは回避したと安堵しながらも相当渋い動きに内心苦い顔をしつつライコに手張りで番を終えます。
草オーガポンスタートの相手の次ターンの動き
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自分と相手の貧富の差に愕然とします。
これが資本主義社会か…
対して僕が先2で行えた動きは非エクタケルライコに手張り追加とナンジャモのみ。
そのまま前のホーホーが取られ、次ターンこちらはサイドを取れず渋々らくらいあらし60をイキリンコ。
タケルライコがそのまま取られ相手のタケルライコexを返しに取るも、ナンジャモを既に使ってしまった事もあり生まれてしまったサイド2枚の差を埋められずそのまま敗北、崖へと突き落とされました。
7戦目 サーナイトex
負けられない最終戦。こちらはじゃんけん勝って先行を取れますがハンドはホーホー×2、エネ×3、大空洞、オーリム博士。
相手はラルトススタート、トップドローはヨルノズク。ホーホー2面の前手張りで番を返します。
相手はポフィンと器を使用しラルトスを逃がしながらむずむずかふん。サポートは使用していません
こちらのトップドローは草オーガポン。これぞ僥倖とばかりに盤面に置いていき、アカマツからヨルノズクの技スピードウィングで番を返します。
次ターン相手の動きはナンジャモ。
…
……
………
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マジで美味かった
記憶途切れ途切れになって詳細なサイドレース進行忘れてしまいました…
確か、こちらはサイド3取得。向こうにサイドレースを逆転されサイド4取得されたターンに話を進ませます。
こっちはネストボール、大地の器、大地の器、雷エネといったハンド、前には1エネついたヨルノズク、後ろには3エネついた草オーガポンとヨルノズクが居ます。
トラッシュにはキチキギス、夜のタンカが落ちており、
・ネストボールからの盤面の広げは期待できない
・オーリムを引いた時の受けになる
・次ターン相手のペパーから6エネサケブシッポでゲームを終わらされることを嫌う
以下の理由からネストボールを使用しない判断をしました。
使用するのは大地の器、ここで、少し悩みます
(草エネ2枚を使用すると次ターン込でみどりのまいを2回行えるが、手に草エネを保持した場合、次ターン相手にまだ1枚残っているだろうナンジャモで流され面を広げる可能性があるカードを下に送ってしまう事になる、手張りオーリムプラキャからexを取れる可能性のある雷か闘エネを持ってくることにするか…)
この判断を下し、草➕雷エネを持ってきます。
みどりのまいを使用し、雷エネを前のヨルノズクに手張りしスピードウィング。サイドからはエネルギー回収を拾います。
次ターン相手はナンジャモを打たずそのまま前を取ります。番が帰り僕のトップドローはプライムキャッチャー。
ここで僕は勝ちの可能性を落としてしまいます。
「器で草エネを2枚持ってきていればエネルギー回収のトラッシュエネ回収の手張り➕みどりのまいで草ポンが6エネつきプラキャで裏のキギスを取って勝ちだったのでは????」
トラッシュに草エネルギーはなく、今保持しているハンド、盤面ではどう頑張っても草ポンには手張り込みで5エネしか付与できません。
相手の手札は10枚以上ありますが一縷の可能性をかけプライムキャッチャーまんようしぐれでキチキギスに180与えるも夜のタンカからキチキギスが逃げられ負け。僕のCLはここで終わりとなりました。
・CLを振り返って、反省
・デッキと向き合う面
ここで反省すべきことは3点です。
・新環境序盤にタケルライコのデッキに完成度の高さを感じていたのであればそのまま使用を続け、練度を高めるべきであった
・「ゼロの大空洞」3枚目より「メタモン(へんしんスタート)」を採用し、安定感を高めるべきであった
・タケルライコの練習期間が少ないのであれば、より立ち位置が良くデッキとしても完成度が高い「テラスタルバレット」の使用を検討すべきであった
まず1つ目。僕は前述したようにバトルパートナーズ発売翌日にはタケルライコデッキの完成度、強さを感じていた為、そのままCLに向けて使用を続けるべきでした。
CLまで3週間といった短い期間で複数デッキを練習し高い練度に到れるほどのプレイヤーでは無いことをもっと自覚しておくべきでした。
2つ目。タケルライコを使用して、練習や自主大会における負けが主に「むずむずかふんで何も出来ず相手とのアドバンテージ差が開き負け」「初動面を広げられずそのまま自分の要求を満たせず負け」の2点であることを感じていました。
前者は後1の相手のナンジャモと合わさった場合運が絡む場合があるためある程度の割り切りが出来るとしても、後者は構築で改善できるポイントです。
RtoA.のリーダーみつkの「メタモンを入れることにした」との発言を自分の中でももっと反芻し考慮しておくべきでした。(彼は10-5で優先権を獲得しています)
最後に3つ目、テラスタルバレットについてです。
2/11に開催されたかつたCSで強者が多く使用し、そのままCLでも好成績を多く収めたテラスタルバレット。
かつたCSの時に他プレイヤーからテラスタルバレットについて話を聞くことがありましたが、その日タケルライコで好成績を残せたこともあり「時間が無いから僕はライコでいいや」、との判断を下してしまいました。
しかし僕もタケルライコの練習を多くできていた訳ではなく、かつたCSまでも数える程でしか試行回数を重ねられていなかったため、その時点でテラスタルバレットについてもう少し検討を進めていれば違った未来はあったのかもしれません。
・プレイと向き合う面
Day1は6戦目まで勝敗の分岐となるプレイ(主に負けの方)でミスはほぼ無かったかな、と自覚しています。
自分が反省するべきは7戦目で、ここで「勝ちにいくプレイ」を選択できなかったことが良くなかったです。
・山の中にエネを残すプレイをした所で、現状の自分のハンドからは次の動きに繋がるカードは無い
・相手が確実に手札干渉を打ってくるとは限らない(今考えるとそのターンにこちらがサポートを使用していないため相手側に手札干渉を打つメリットはさほどない)
・自分が次のターン勝てるために必要な札を再認識し、そこに至るために前向きなプレイを選択すべき
ここをしっかりと考えプレイできませんでした。
例え6戦目まで100パーセントのプレイが出来たとしても、7戦目にミスを犯してしまったら一日を通して85パーセントのプレイとなってしまいます。
どうしようも無い負け、というものもあるかもしれませんが、そこは割り切った上で勝てる可能性がある試合は全て最善手を尽くして勝たないといけない、そんなことを痛感したCLでした…
最後に
福岡CLは4-3という結果に終わってしまい、JCSの権利が無いままシティリーグもS3を終えてしまっているので、刻一刻とオフシーズンの足音が聞こえ始めてしまってます。
恵まれた環境でポケモンカードをやらせてもらっている自負だけはあるので、残り少ない機会をモノにできるように頑張りたいなとは思ってます
ここまで読んでくださった奇特な方々に敬意を込めて。ラストは最近食べたご飯でも載せておきます
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