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雨粒とゾウと国語




雨の降る庭をふとみると、いつもの黒猫が塀にいてこちらをジッとみていた。

目尻に大きい雨粒がついてキラキラ光って綺麗だった。体に付いた雨粒が綺麗にみえるのって黒猫の特権なんじゃないか?

ずっと真っ黒の猫だと思ってたけど、明るい時間に会うと下半身は若干濃い茶色だったことがわかった。元から茶色の毛なんだろうけど、黒色があせたようにみえる。

黒猫ちゃん、顔がバッドばつ丸くんに似てて可愛いんだよな……。






母と話している時に、ゾウがネズミを怖がるのは本当なのかと疑問に思ったので、スマホでポチポチ調べてみたらどうやら嘘らしい。

というかゾウがネズミを怖がる表現ってどこでみたんだっけ?全然わかんない。

ゾウに限らず大きいものが小さいものを怖がる描写って結構多い気がする。現実では秒殺でしょうが!と思う。

でも私はゴキブリやクモ等、自分より小さいものなのに怖い奴らに対面するとめちゃくちゃビビるし死ぬほどメンタルがやられるので、あながち嘘じゃないのかもしれない。

小さくても怖いものは怖い。







ナラハシさんが好きなキャラをまとめてて良いなと思ったので、私もやってみた。

性格にクセのありそうな人と眼鏡の人が多いかも。みんなで集団生活したら面白そう。クレフが1番年上だからまとめてくれるかな。野崎くんはその状況を漫画のネタにしそう。ジュペッティとグウィードは性格が似てるから仲良くなりそう。





好きな女の子キャラもまとめてみた。2つ結びの人が多い。こっちは集団生活しても平和そう。何かあってもラッキービーストがどうにかしてくれそうだし。いやその前にりなちゃんに食べられちゃうかもしれない。なんとなくほたるちゃんが忙しそう。


こうやってまとめてみると自分の好みの傾向がわかって気持ちがいいし、自分という人間がすこしわかった気がして良い。

自分の中のぼんやりしたものをはっきりさせると気分が良いね!!!またやろ!!!





母の好きなキャラ。みんなめちゃくちゃ強そう。





母の好きなキャラ若者バージョン。眼鏡好きは母譲りかもしれない。







日曜日に参加できなかったんだけど、またあるよね?





夏の雨の日コーデ。現実でもノースリーブとか着てみたいね……。







『読書は趣味じゃない』と言った国語教師のことを今でもたま〜に思い出してムカついている。

もしかしたら日常に自然に取り込んで、読書を習慣にしなさいってことだったのかもしれないけど、それにしても言葉が足りなさすぎる。

子供とはいえ人の書いた作文を小馬鹿にして、ろくなアドバイスもせずに書き直させる所も嫌いだった。

顔が風船のように大きくほんのりザリガニの匂いがする人だったので、私は心の中で『腐れ饅頭(又は腐れ大福)』と呼んでいた。身近なもので例えると、スプラトューンのジャッジくんとダンガンロンパのモノクマ足して割ったような感じ。今思えばかなり酷いあだ名なのでちょっと申し訳ない。

授業のやる気が全く無くて、なにより本人の目が死んでいたので、当時の私はこんな中高年にはなりたくないなと思っていた。

次の担当になった国語教師はかなり良い人で授業も面白かったし、なによりキャラが濃くて自分をキャラ売りしてるところが好きだった。

卒業してからかなり時間が経ってパン屋でみかけた。多分覚えてないだろうと思ったので話しかけなかった。白髪が増えていたけど、元気そうだった。


子供時代は反面教師にする大人との出会いが圧倒的に多くて、こんな大人になりたいと思える人間にはほぼ出会わなかった気がする。でも私にはそっちの方が合っていたと思う。

子供時代の自分からみて、今の私は嫌な大人になってないか時々不安になる。現在、仕事もせずにフラフラしてるんだからがっかりされそうだな……。

子供の頃に今の自分ぐらいの年齢の大人は、結婚して子供がいて家も車もあるもんだと思っていたけど、それってまじで一握りの人間だけなんだなって今は思う。

私は物語みたいな真っ当な人生も送れないだろうし、世間一般的な理想の家庭も築けなさそうだけど、それなりに楽しく生きていきたいな。






未だに『、』の使い方がわからない。真面目に国語の授業を受けなかったせいかもしれない。

いつも使い方があってるのか不安になりながら『、』を使ってるし、気を抜くと『、』だらけのぶつ切りっぽい文章になってしまう。

もしめちゃくちゃ間違ってたらどうしよう。恥ずかしい。調べるのが怖い。




おわり





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