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イジメられていたのかもしれない

高校の部活動で同級生からハブられ、その「しこり」が約20年経った今も残っています。
結婚して出産も経て、そのうち忘れられるだろうと思っていましたが「自分は人から愛されるに値しない人間なんだ」という思いが常に影を落とします。
無意識に人と深く関わるのを避け、自分の感情には蓋をするのが当たり前に。また同じ思いをするなら初めから仲良くならなければいい。-本当は友達が欲しい。心から笑えたり、感じたことをそのまま素直に伝えたりできるような相手が欲しい。-
その為に、もう一度この蓋に向き合ってみることにしました。


①ハブられることになった原因と考えられる出来事

・試合前に、親知らずの抜歯の予定入れてしまった。
→Iが「独断」と書いた怒り顔のプリクラを撮っていて、それが自分に対する苦言に思った。
・だいたいいつも他の誰かがハブられていて、自分はそれが嫌で、一人になっている子と一緒に居るようにした。気づいたら自分がハブられていて、元々ハブられていた子は元の関係に戻っていた。(高2のいつからか。)


<これらから分かること>
・どちらも憶測でしかない。
・原因の追究をしてこなかった。
・本人に確認しない限り、何かどうだったのか分からない。
・何かを思い知らせようとあえて冷たくしていたとしたら、自分の行動はそれを妨げるから邪魔だったのかもしれない。
・だいたいNが中心となって、Nが冷たくし始めると他の子達も同じような態度を取るようになった。

②当時の自分が辛かったこと

・集団下校で縦2列で並ぶ時に、1人余って誰とも話さず歩いて帰ったこと。
・先輩や後輩からも腫れ物に触るように接してこられた。
・部室の鍵を渡された時に「預かっておくね。」と言ったら、Nに「偉そう」だったか「上から」といったことをボソっと言われた。
・同じ種目で出る同級生や後輩と召集場所で気まずかった。
・持ち上がりの大学だったので、いつどこで部活の人たちと顔を合わせるかビクビクしていた。学部が違っても選択授業で一緒になることもあった。後輩は挨拶してくれるけど、見下したような、馬鹿にされている感じがあった。
<これらから分かること>
・ハブられていることと、そのことを同じクラスの子や他の人に悟られることが辛かった。(親には試合は観にこないで欲しいと頼んでいた。)
・仲が良かった時期があるから、それが失われたことが辛かった。

③その他覚えていること

・試合会場に同じ方面からいく後輩を引率する時に、乗り換えを間違えて遅刻した。
・先輩に借りたものを破損してしまった。
・「◯◯(私の名前)はどうしたいん?」と一番仲が良かった(と思っていた)子に言われて、答えられなかったこと。
・「好きから嫌いになるのは簡単やけど、嫌いから好きになるのは難しい。」ということをIに言われた。
・同じ部活の子も、クラスでは普通に接していた。(たぶん。)
・大学で同じ授業になった時、共通の友だちを交えてHとは普通に話せて嬉しかった。その場でしか関わらなかったけど。
・この部活をしたくて高校を選んだから、3年間続けた。親をガッカリさせたくなかった。
・自分からは同級生、先輩、後輩に普通に接するように努めた。いくら冷たくされても。

<これらから分かること>
・自分に都合の悪いことは覚えていないor事実を歪めて記憶している可能性あり。
・Nのいないところでは普通に接せていたのか。Nが主犯格?
・もしくはNを主犯格に仕立て上げることで、自分にとって都合の悪いことを思い出せないようにしていないか?
・自分が受けていたことは「いじめ」なのか?
・部活を辞めていたらどうなってたのか。「逃げた」という悔悟が残っていたか。

④全体を振り返って

・自分が何か悪いことをしたからみんなに冷たくされたという気持ちと、自分は間違っていないという気持ちの両方があってモヤモヤしている。
・冷たくされる(ように感じる。)→相手は自分に怒っていると思い込む→自分の何が悪かったのか?と勝手に想像を膨らませて萎縮する。→原因を聞けない。・・・というループを抜け出せなかった。
・「思い込み」から来る「萎縮」というのは、今でも家族や職場で人と接する際によくある。自分の思考の癖。
・当時の誰とも関わりがなくなった今も、このことが思い出されて影を落とす。「自分は仲間外れにされる人間なんだ」という気持ちを払拭しきれない。忘れたいと思うほど忘れられない。
・自分はみんなと仲良くしたかった。
人に嫌われたくないという気持ちが元々強くて、(八方美人というのもそういえば言われた。)周りに合わせて自分の意思を殺してしまうことが多い。

<これらから分かること>
・人に嫌われるかどうかより、自分がどうしたいのかをまず考えられるようにする。
・無理に忘れたり、大したことでは無かったと言い聞かせようとしない。辛かった、悲しかった、悔しかった。怒りたかった。その感情をあまりに燻らせてしまった結果が今。
・冷たくされたことがムカついている。

⑤これからどうしたいか

・もう部活の誰とも2度と関わりたくない。原因を追究したいとも思わない。
・記憶ごと葬りたい。劣等感も、怨みも手放したい。
・いま目の前の楽しいこと、大切にしたい人たちのことだけを考えたい。
・自分の感情に蓋をせず、内なる声を聞きこぼさないよう注意を払う。星の王子さまに出てくるバオバブの木みたいに、芽の小さい内に摘み取っておく。


超個人的な内容で人様の参考になるとは思えませんが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
これだけ書き連ねてもなかなか払拭するに至りませんが、いつか折り合いをつけられたらと思います。

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