絵本『ランドセルオバケ』
「明日から学校行きたくないなぁ」 新しいランドセルをもらったのに、小学一年生の私は憂鬱でした。つい、先週まで通っていた幼稚園。大好きな先生と離れてしまうのは嫌で、オバケにとりつかれているように足取りが重かった。でも、学校に通っているうちにそんな不安は嘘のように消えて、新しい友達がどんどん増えていきました。
最初は空っぽのランドセル、その中には不安というオバケがいっぱい、でも2年生、3年生になると色々な思い出や夢が詰まって段々と重くなっていく・・・このテーマでは、長く大事にしたいものを「ワクワクする気持ち」にしました。
ランドセルでダンスをするというイベントは、画担当の北見から小学校の入学式の行事で2年生が練習しているエピソードを教えてもらいました。ランドセルはモノだけじゃなくて、目に見えない子供の不安や期待を包んでくれる頼もしい存在として描いています。
まだ赤ちゃんの自分の娘が大きくなったら読んでもらいたいなぁと思って、絵本にはじめて挑戦しました。いつか娘が大きくなったら、空っぽだったランドセルに沢山の夢を詰め込んでくれますように。
絵本に挑戦する過程をマガジンにまとめています。こちらもお時間あったら読んで頂けると嬉しいです!
https://note.mu/donburiko/m/mcef956a2d6ae
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