自己矯正記57「未熟者」
とある介護事業所の責任者をしながら尊敬する先輩に助けられて泣いている男、Tatsuyaです。
先程あるメンバーとzoom飲み会をさせていただきました。
現在私の中の尊敬できる男 世界ランキング1位2位の二人を含むzoomです。
「度量」
私がその二人を尊敬する理由は、人として男としての度量です。
知識や経験ももちろんそうですが、温かい人間らしさや上に立つものの資質を持ち合わせている。
私は元がクズと呼んでも差し支えないほどダメな人間であったため、今の私は30歳を過ぎてから矯正した後付けのもの。
そのため端端に「それは違うんじゃないの?」という未熟さが滲み出ています。
結果、私は失敗を繰り返しアドバイスを受けながら自分の目指す所に迎えている。
「指摘が否定じゃなく肯定」
今回のzoomで私はいくつかの指摘、アドバイスをいただきました。
普段の責任者としての私の行いや考え方に対してです。
今回のzoom飲み会にはテーマも何もなく、ただ楽しく飲みながら話せたらいいくらいのもの。
なのに真面目な話が多く、明るく仲良くすることを尊重する方が私に対して厳しい口調で「それは違うのではないか?」と指摘をする。
そして「私ならこうなんだけど、どうだろうか?」とアドバイスをしてくれる。
それは決して否定ではないです。
「あなたのやりたいことはわかるけども、やり方としてはもう少し改善の余地があるんじゃないかな?」みたいなこと。
楽しく飲めばいいはずのzoomで真剣に伝えてくれる人のそれは有り難くて本当に泣きそうになった。
何よりも私のパーソナリティは肯定してくれるんです。
「人間力」
clubhouseやzoomの特性は距離を無視して関係を築けること。
そしてメリットとデメリットは同じで「関係を作るも壊すも簡単である」ということ。
私の間違ったやり方一つを見て「こいつはダメだ」と嫌いになったのであれば、何の躊躇いもなく関わらなければいい。
私の人間性が良い、ということを言いたいわけではありませんが、この人たちが見ているのは「人間性」なんだと思います。
強いて判断基準を言うなら善人か悪人か。
その人が善の想いで動いたのであればその過程や結果にある失敗などは責めるべきではない。
その想いが正しく結果に向かえるように否定ではなく肯定で導く。
憧れの上司像です。
たった3時間のzoom飲みで得たものは何冊も読んできた本よりもずっと価値のあるものでした。
「未熟者」
私はclubhouseで自分のアイコンに「未熟者」と書いてあります。
これはグループホームしか知らない自分に対して他介護サービスの知識が薄いことへの言葉でした。
しかし結局は人間的な部分が一番未熟。
元々欠陥のあるような人間が頑張ってる状態なんだから粗だらけなんて当たり前ですよね。
私は自分が未熟であることや他人の善意を真っ直ぐ受け止められるマインドセットができて良かった。
5年前の私なら「それはわかるけど俺の言い分もあるから」って拗ねてました。
ちょむさん、クリさん。
本当にありがとうございます。