【0から有を作る】お茶づくり、販売方法を考える記録@長野県信濃町
2020年11月後半に東京から長野県信濃町へ移住し半年が過ぎました。冬場は豪雪地帯で作物はとれずスノーボード生活を送っていたのですが、やはり空気と水がきれいなので、何かできないかと思い「お茶」というテーマを考えてみることにしました。
お茶と言っても大量生産して大量に販売するいわゆるお茶畑の経営をするという発想ではありません。
ポイントは如何に無料で0という自然のモノからお金を作り出せるか?という点です。こういうのを考えながら実践して田舎生活を送っているのが楽しくてなりません。
■お茶の種類について
お茶の種類ですが、まずは無料で0から作り出すので、周りの庭先に生えてる所謂「野草」を考えてみることにしました。
色々調べて実際に自分で飲んで見てをしてみると以下の4つの野草の可能性が浮上しました。
1.よもぎ
2.クマ笹
3.ドクダミ
4.スギナ
この4つは、正直庭先の至るところに生えており、周りの畑や周囲の方に摘んでいいですか?と聞けば正直いくらでもいただける野草たち。スギナにいたっては生えすぎて、正直雑草の中でも不要な類。むしろ採っていってくれるなら大歓迎!ありがとう!ありがとう!と言われるレベルの野草です。地元の方がもっている山にも腐るほど生えています。
そんな野草を使えば、自分でお茶っ葉を育てなくとも「自然のモノを使って0から有」を生み出せるのではないか?という発想です。世の中似たような事をされている方はたくさんいると思います。
■販売方法について
では、このお茶をパッケージ考えて、梱包して、地元の道の駅や周りの土産物などを扱う商店に置いてもらうなど、どこで販売するかの候補を考えてみます。
1.道の駅の販売所
2.地元の商店
3.地元の飲食店
4.SNSを使った通信販売
5.自宅の民泊でお客様にお土産用として販売
基本としては大きく上の5つが想像できました。
※このNOTEは私自身の記憶用としても利用するため、頭の中のことを忘れないために書き留めているという側面があります。よって、正しい順番で書かれていない場合が多々ありますのでご了承下さい。
1.の道の駅については、既に根曲がり竹を出荷して置いてもらっているので販売ルートとして利用できそうです。
2と3の地元の商店と飲食店については、Twitterや各種SNSでしりあった地元の方を起点として相談すれば広がりがもてそうです。
4.SNSを使った通信販売は、既に根曲がり竹でも出荷して直販経験済ですので、知り合いベースであればラインペイや直接振り込みを使って販売手数料0で進めることが可能です。もし一般向けにやる場合には、BASEなどのECでシステムを使えば即日ECサイトの立ち上げができるため難なく進むでしょう。
5.2021年4月に自宅の古民家を改装して、住宅宿泊事業が開始できたので、ここに来てくれたお客さんへの付加価値として、顧客単価を上げるように役立つと考えています。
■商品作り
さて、大事な商品づくりですが今の所以下の流れで考えています。材料となるお茶っ葉は家の目の前や周囲から無料で調達可能。それをパッキングしてパッケージにいれて必要な情報を明記して保健所の許可をとれば販売までいけるだろう。とういのが大きい流れです。今後コストダウンをしたりするなどの経営改善は必要でしょうが、いまは商品を作り出すことに重きを置きます。今日は2021年6月14日新たなる日です。7月末に地元でサンデーマルシェが開催されそうなので、そこで商品を並べられることを1つのスケジュール目標とします。
商品作りに必要なモノ一覧
1.ヨモギなどのお茶っ葉そのもの
2.外装パッケージ
3.外装表面に表記する「どなぽん茶(仮称)」のデザインとシール
4.外装裏面に記載する表記のデザインとシール
5.パッキングするためのシーラーマシン
最低限としては上記があれば商品化できそうです。
6.お茶っ葉を小分けにする袋
6があるとよいかもしれません。
これを順番に用意していきます。
1.は既にある。且つ試飲して確かめていっているので問題なし
2.外装パッケージは、自分で作り出すのは辛いためここは既製品を購入しましょう。Google先生で「お茶 パッケージ 袋」と検索したら以下のようなサイトがいくつか出てきました。
チャック袋.net https://fukuro-p.net/original/green/
ここから外装パッケージを調達すれば1袋20円〜30円程でとりあえずは手にはいります。
3.外装表面のデザインは自分で考えるので大丈夫でしょう。デザインした後は、プリントパックのような印刷通販のシール制作に依頼すれば、とりあえずはすんなり良品が作れると思います。
【参考】プリントパック https://www.printpac.co.jp/label_seal/
これでザックリ1シール単価10円。4番の裏面についても同様に10円で作れますね。
5.シーラーマシンですが、これは汎用品を購入すればよいのでAmazonでシーラーと調べてみればバッチリです。
【参考】シーラーhttps://www.amazon.co.jp/dp/B001FTGRPM/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_6ASJ5ZGJSQRSC5166D5B?_encoding=UTF8&psc=1
これで1万円も出せばとりあえずはシーラーをゲットできそうです。
6.お茶っ葉を小分けにする袋が1枚10円〜15円するようでした。
【参考】小分け袋 https://tea-bag.net/cat/12.php
正直この6番が収益性を分けるポイントになりそうな気がしています。10袋で100円以上原価にかかってしまうため、悩ましいところです。
小分けの袋ナシであれば、商品原価50円
小分けの袋アリであれば、商品原価100円〜200円
このぐらいになります。
■販売価格について
さて、上記の原価を考慮して販売価格を決めたいと思います。今まで経験してきたところから考えると原価は販売価格の20%に抑えろ。というのが自分の中の鉄則です。よって500円(ワンコイン)で販売するぐらいの数字になります。ただ普通にいってスーパーで売っているのと比べれば明らかに高い値段になってしまいます。なのでここで工夫が必要です。
まずは、「お土産」という方向性で考えることによって商品が若干高め設定でも受け入れてもらういやすくなります。お土産ってちょっと高め設定じゃないですか?でも「長野県名物」「信濃町産直」「長野県へ行ってきました」とか書かれているパッケージを見てお土産買ったりしますよね?
自分のために500円でお茶買う人は珍しいかもしれませんが、職場の同僚にちょっとしたお土産!と思えば500円は全然ありなラインです。下手なお土産買うよりも喜ばれる可能性ありえます。
よって、パッケージデザインはしっかりと考えて作る必要がありそうですね!
後はやはり一人でやってても楽しくないし売上を大きくすることも難しい。そこで大事なのは周りとの協力ですね。地元の人達が協力して販売してプラスになるプラットフォームを考えていく。というのが一つの理想型でしょう。
さて、大きいイメージは上記で固まりましたので、あとは抜け漏れないかをチェックして法令遵守の元一つ一つ進めていけば1ヶ月ちょいもあれば商品化できる気がしています。
では、本日もありがとうございました!
書くことでイメージを具現化できました。どなぽんお茶チャレンジが始まります。販売開始まで乞うご期待!
今後も長野県信濃町に新たな風を吹かせ、自分と自分に親しい周りの人達が幸せになれる生活を目指して活動していきます。