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道南ワーケーション作戦会議【イベントレポート】

初めまして!2022年の5月から北海道八雲町に移住し、ゲストハウスのスタッフをしたり、季節に合わせて農家さんや漁師さんのお手伝いをしながら、北海道での暮らしを満喫中のあんなです!

今回は2022年11月30日(水)・12月1日(木)の二日間に八雲町で開催された、「道南ワーケーションワークショップ」に参加しました。

「道南ワーケーションワークショップ」とは、今後、道南の各地域間で連携してワーケーションの受け入れをしていくために、道南地域の魅力を深堀り、どんな可能性があるのかを企画していくワークショップです。

当日は、道南地域との関わりがある「地域を盛り上げていきたいと思っている方」や「観光業との関わりのある方」、「ワーケーションを自分の地域で開催したいと思っている方」などの有志約20人が集まり、開催となりました!

道南地域の魅力再発見&ワーケーション企画!

今回のワークショップでは、株式会社とけるの柴田涼平さんをファシリテーターとして迎え、参加者同士が打ち解けていくアイスブレイクからスタート!

参加者の中には、空港職員の方や飲食業の方、地域おこし協力隊の方など様々な形ですでに地域との関わりを持っている方が多くいらっしゃったのがとても印象的でした。

ファシリテーターの柴田涼平

まずは、グループに分かれ、複数の視点から「道南地域の魅力」を書き出していく時間。
ワーケーション事業の素材になりそうな部分を見つけ出していきます。
暮らしているからこそ知っている魅力や、道外から来たからこその気づきが多く話題になっていました。

各グループで共通して出てきていた魅力の中には「自然」「」「歴史」「人柄」などがあり、道南地域に北海道の魅力が凝縮されていることを再認識することができました。
その他にも、「スーパーに白子が売ってある」や「良いお店がgoogle mapに載っていない」など、各々が自由に道南地域の魅力を書き出していきました!

改めて、魅力溢れる町に暮らしていることを実感できたような気がします。

次に、たくさん出てきた素材(魅力)たちを掛け合わせて、できそうなことを探っていきます。
例えば、
「食」×「温泉」×「アクティビティー」で、道南温泉巡りワーケーションや、
「酒」×「豊富な食材」で、ツアーができそうじゃないか、ということを想像していきました。

そして、最終的に、その中からひとつを各グループでプログラムとして、企画していきます!
ワーケーションと限らず、ツアーやリトリートなどそれぞれの素材に合わせて、具体的に企画を進めます。
必ず決めないといけないことは、[タイトル・内容・ターゲット・参加者のその後]
これらを考え、ひとつのプログラムを創案しました。

創案されたプログラムには、今すぐにでも実現させていきたいものもあれば、まだまだ構想が必要な企画までみられましたが、どれも道南地域の可能性を引き出す企画となっていました!

そして1日目の最後には、懇親会も行われました!
八雲町の美味しいごはんとお酒を交えての交流は、ワークショップでの話題をさらに盛り上げていました。その後、八雲町の古民家ゲストハウスSENTOに宿泊し、皆さんで交流を深めました!

八雲町フィールドワーク

初日のワークショップと変わって、2日目は八雲町のフィールドワークを行いました!

八雲町は、函館市から車で90分ほどの場所にある人口約1万5千人ほどの町です。
日本海と太平洋の二つの海を眺望できる町で、漁業や農業、酪農など1次産業を基幹産業としています。
また、最近では「木彫り熊の発祥の地」として全国的に名前が知られてきました。

フィールドワークでは、八雲町指定文化財に指定されている梅村庭園や、八雲町を代表するスポットのひとつである噴火湾パノラマパーク、ハーベスター八雲へ移動し、八雲町の食や景色を堪能しました!

木彫り熊資料館では、八雲町の歴史を学び、
その後、廃校をリノベーションしたキャンプ場ペコレラ学舎でテントサウナをしたり、鮭の遡上を見たりと、秋の八雲町を巡るフィールドワークとなっていました。

まとめ

「道南ワーケーションワークショップ」では、参加者同士で道南地域の可能性を探り、深堀りながら、各々がこの地域で何ができるのか、考えられる時間になっていたと思います。また、ひとり一人のエネルギーが集い大きくなっていく道南地域の可能性を身近に感じられるようなイベントでした。

実際に今回のイベントの中で出た「道南住みますクリエイターワーケーション」という企画が動き出しています。この企画を進めるにはまず道南の各地域に優秀なコーディネーターが必要!ということで、「道南コーディネーター育成事業」がスタートし、先日早速第一回目の研修会を開催しました。
詳しくは以下の記事をご確認ください。

このようにいま道南地域では様々な企画が動き始めています。
今回のワークショップも東京からインターンで来てる大学生や、札幌の株式会社とけるチームなど道南の外の人も気軽に参加できる暖かい雰囲気が道南の特徴だなと感じました。
今後の、更なる道南地域の発展をお楽しみに!



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