【大学生向け】少しの間、『漁師町』に住んでみませんか?
こんにちは、Donan Good Jobのすみかです。
今回は「プチ移住体験をしてみませんか?」の勧誘記事。私が今年の1月に移住した八雲町の『文化』である『耳吊り(みみづり)バイト』を主軸とする「プチ移住体験」について書いています。
休学中、または完全オンライン授業で移動が自由な学生
人好き、刺激好きな学生
ゲストハウスが好きな学生
とにかくホタテが大好き!な学生
2つ以上当てはまるなら、ぜひ最後まで読んでみてください^^
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『漁師の文化』がおもしろい理由
漁師のことばは外国語。
あなたは漁師の会話を耳にしたことがありますか?
これは八雲町民に「漁師ことば教えて!」って言ってでてきた単語たち。
意味は想像すらできないレベル。
海外で英語を1ミリも聞き取れず愛想笑い、みたいなことが浜で頻繁に起きます。笑
言語が違えば、文化も違う。彼らと食事を共にするだけでカルチャーショックを味わえるので面白いです。
漁師の『頭(かしら)制度』が辛辣。
頭制度、というのは私の造語で、家族経営の漁師たちには特殊な“しきたり”のことを指しています。
船頭(せんどう)とは、船のリーダー的存在。漁の方針や、販売方法、年間のスケジュールなど全ての決定権をもっている会社でいう「社長」的な立ち位置です。
父から長男へ継承されるのが一般的で、次男や三男が継承することはほとんどあり得ない(例外ももちろんあり)。通常、漁師の家に生まれた長男は、父と一緒に漁に出て修行を積み、父から「頭になれ」と言われるまで一人前とは認められません。
どれだけ真面目に働いても、頭でなければ他の漁師に舐められるこもあるほど、シビアな世界です。
漁師にしかないルールや制度。これは町に住んでみないと知れないものばかり。同じ国、同じ北海道に住んでいても全く知らない文化が存在する。それを体感できるのって、ものすごく贅沢なことですよね…
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『耳吊りは文化だ。』
八雲町は昔からホタテの養殖が盛ん。シーズンである2月後半〜5月までの間に1年の売り上げのほとんどが決まるといっても過言ではない、一大仕事です。
このシーズンに漁師さんが大募集をかけるのが『耳吊りバイト』。ホタテの耳に穴を開けて、そこに紐を通し結ぶ。それを海に下ろし、大きくなったら引き揚げる。これが養殖ホタテの簡単な説明。そして「耳吊りバイト」とは、漁師の倉庫内で紐にホタテを結ぶ作業のことを指します。
聞くところによると、八雲の子どもたちは全員耳吊り経験者。お手伝いとして耳吊りに励み、「完全出来高制」でお小遣いを受け取るのが一般的。『文化』として地域に深く根付いているアルバイトともいえますね。
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『漁師さんは本気。』なので、滞在費も負担
上記で述べたように、耳吊りシーズンの漁師さんは本気です。人手はあればあるほど嬉しい。それが本音。そのため、滞在費を負担して町外からも人を呼んでいます。
ゲストハウス SENTO
八雲町の町中にあるゲストハウスでは漁師さんと連携し、耳吊りに従事する滞在者に「実質無料」で宿を提供しています。条件は耳吊りが休みの日にゲストハウスの仕事を手伝ってもらうだけ。あとはみっちり浜で働いてもらって問題ありません!
ご用意しているのは、ゲストハウス の目の前にある『中長期滞在者のためのシェアハウス』。空き家をリノベで再生した宿泊施設です。ゲストハウスと距離が近いため、様々な境遇のゲストやスタッフとの交流も楽しむことができます。
アルバイト詳細
期間: 3月随時 - 5月中旬(最短2週間)
職種: 漁業、水産加工業、第一次産業
雇用形態:
期間限定アルバイト
短期アルバイト季節労働内容
ホタテの耳に糸を通す単純作業
ホタテの耳に穴を開ける単純作業時間
7:00~16:00(勤務時間の増減可能)
休憩3回あり(昼休憩含む)休日
不定休(海が荒れた日は休み)
※希望休も取れます!給料
時給900円〜(能力次第で特別手当支給)滞在費
中長期滞在者向けシェアハウスhanare500/泊週一お手伝いで自己負担0円!交通費
八雲町内及び、近隣市区町村からの通いは交通費支給
「お手伝いってどんなこと??」気になる人はこちらの記事をご確認ください(^^)
私たちは、人好きな大学生がだいすきです。
最後に少しだけこの記事のライターである、すみかからメッセージ。
私は過去に海外のあちこちで暮らし、沢山の人たちと出会ってきました。その経験は掛け替えのない『人生のお宝』として心の中に残っています。私が今しっかりと自分を愛せているのは、これのおかげです。
ゲストハウスSENTOは、様々な地域で活躍する高校生、大学生、ノマドワーカー、起業家が訪れる宿。そこにいるだけで、色とりどりの発見と出会いを経験できるので、ここでもまたいくつもの『人生のお宝』を手にしています。
3月で26歳になる私も新発見だらけの毎日。
これから社会に出ていく学生にも、そんな毎日を体験してほしい。カルチャーショックに目を見開いて驚いてほしい。そんな思いでこの記事を書きました。
八雲町は『“関わりしろ”が大きい漁師町』。漁での仕事・ゲストハウスでの暮らしを通して、様々な刺激を受け取ってもらえたら本望です。
そして、SENTOは私を含め、人好きスタッフばかり!八雲町に来てくれた暁には休日や空き時間を使って、一緒に八雲を楽しみましょう♪
みなさんの訪問を心待ちにしています!!(^^)
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