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脱毛体験記 ~ヒゲ&O~

恋にケケケはいーらなぁ~い♪

 

吉澤嘉代子もそう歌い上げた「毛」の話を今日はしようと思います。

そう、私自身の脱毛体験を綴ります。

 

 

そもそも毛は不要なのか?

今の時代、体毛は邪魔物扱いされることが多いです。

眉毛、まつげ、髪の毛は生えていてほしい人が多いと思いますが、それ以外は毛がない/適度に手入れされていることがよいとされます。
(もちろん各人の好みや男女の違いがあるのは言わずもがなですが)

 

特に女性に関しては、全身ツルツル抑圧が強くなってきているのでは?と感じます。
自分の知り合いでも意外と脱毛に行っている人が多かったです。

(YouTubeで脱毛経験者の感想を見ていると、女性の場合生理の際の不快感が軽減されるらしいので、そういう観点もありそうです)

話はそれますが、女性は元から毛がないんだと本気で信じている男性も時々いたりするとのことで、なんか危機感というか呆れを覚えることもあります。

 

このように、無毛や薄い毛がよしとされる時代の流れはありますが、世間に流されすぎず本当に毛をなくしたいのか少し立ち止まって考えてみるのもよいのではないでしょうか。

まあ脱毛って何回・何十回も通わないと「永久脱毛」のレベルには達しないので、
無毛を目指すのか、無毛にしなくてもいいけど薄くしたいのか、生やすところととそうでないところをハッキリ分けたいのかなど、自分の事情に合わせてプランニングしましょう。

 

私は、新たな「常識」の確立には、ものによりますが多分に民間企業のマーケティングや販売戦略が影響していると思うことがあります。

特に、体臭・口臭ケア、除菌・殺菌・抗菌ブーム。
除菌に関しては、「こういうメリットがあるから除菌がいい」ではなく、脊髄反射的に「除菌=いいこと・必要なこと」と捉える人が今や多数を占める印象です。

※コロナウイルスのアルコール消毒のことではなく、もっと何年も前から始まっていた傾向の話です。

 

脱毛に話を戻すと、そもそも毛ってなんで生えてくるんだっけ?というところです。

外からの異物や菌の侵入を防いだり、外気から体を守ったり?
(今書いていて私自身もあんまり知らないことに気がつきました、、)

昔の名残りで生えているだけの毛とかもあるかもしれませんが、なんだかんだ役割があって生えてくるものです。

 

世間にとってではなく、自分にとってその毛は必要なのかどうか、判断することをおすすめします。
なんせ一度脱毛してしまうと脱毛前の状態には戻せないですから。

私は今ヒゲ脱毛をしていますが、完全になくそうとは思っていません。
この先、生やしたくなったときに生やせないのは嫌だからです。

例えば、童顔の男性にとってヒゲはイメージチェンジの大きな武器です。
他にも海外生活をすることになったとき、場所によってはヒゲを生やしていた方が馴染みやすい文化があったりします。

よく考えましょう。

 

 

脱毛を始めた理由

さて、私はOラインとヒゲ(ヒゲは通院中)の脱毛を経験しています。

上京して生活環境が変わったことが大きい気がしますが、昔よりは少しずつ身なりに注意が向くようになってきています。

わりと毛深いタイプなので、ボディシェーバーとかで手入れしにくい部分は、もうちょっとどうにかしたいなと思ったのがきっかけでした。

 

美容脱毛と医療脱毛の選択肢がありましたが、どうせやるならちゃんと効き目があってアフターケアも安心感のある医療脱毛を、と選びました。

そのため、ここで書くのは医療レーザー脱毛の話になります。
今は電気脱毛なる方法もあるらしいのですが、そちらは経験していないのでよくわかりません。

 

 

申し込み前の注意点

デメリット・アフターケアに注目すべし

当然ですが、脱毛はリスクを伴います。
ひどい炎症になったり、逆に毛が多く硬くなってしまったり。

ですから、そのデメリットやリスク、それらが起きたときのアフターケアについて、明確にきちんと説明されていることが、よいクリニックを選ぶ1つの基準になると考えています。

転職でも投資でもなんでもそうですが、デメリットをちゃんと説明できない相手の信用度は下げましょう。

ちなみに私はメンズリゼに通っています。
リスクの説明がきちんとわかりやすくサイトに掲載されていたこと、万が一のアフターケアに追加料金がかからないことがポイントでした。

※大手の医療脱毛クリニックならどこもリスク説明・管理はしっかりしているはずですが、念のため自分で確認しておくことは大切です。

 

料金総額を把握すべし

脱毛料金は分割払いの金額を前面に出して強調するのがスタンダードで、かつ頻繁にキャンペーンも打たれています。

そこで起きるのが「結局総額でいくらになるのか」が分かりにくいという問題です。

広告では分割払いで気軽に始められますよと書かれていたとしても、必ず公式サイトを開いて正規の一括払い料金をチェックしましょう。

クレジットのリボ払いと同じです。目先の金額に騙されないこと。
ご利用は計画的に。

 

有効期間を確認すべし

メンズリゼでは3回コースと5回コースがあるのですが、だいたいどこのクリニックも似たようなコース契約になると思います。

その際に注意したいのが、コースの有効期間。

脱毛は毛の生え変わる周期を考慮して、次のレーザー照射まで2カ月程度期間を空けるようなルールになっています。
つまり、5回コースであれば、どれだけ頑張って早めに予約を抑えても、コース終了までに1年近くかかってしまうのです。

脱毛は人気があって予約枠がすぐに埋まってしまう、かつ自分の仕事の都合等もあり、スムーズに最短で予約をとれる保証はありません。

多少期間が空いたとしても、余裕で消化できるくらいの有効期間があるかどうかは要チェックです。

 

通院回数を相談すべし

一口に医療レーザー脱毛と言っても、ツルッツルにするには根気強く何度も通う必要があります。
(元々毛が薄い/濃いとかの個人差はありますが)

無毛にするのか、多少薄くなればいいのか、目的によって必要な照射回数も変わってくるので、申し込み前に調べたり直接クリニックの方に聞いてみましょう。

契約する際には高確率で回数の多い方のコースを勧められますが、それに乗るくらいがいいかもしれません。
個人的には少し余裕を持った回数で契約した方がよいと考えています。

そんなにすぐに効果が出なかったとしても安心ですし、回数が多くなるほど1回あたりの料金がお得になるからです。
あと、コース終了後の単発照射時の料金も合わせて調べておいてください。

 

麻酔の情報を知っておくべし

部位にもよりますが、麻酔を使いたくなる可能性はけっこうあります。

最初は使わなくても途中から使い始めることもあるので、種類や料金、必要な事前準備等の予備知識は入れておきましょう。

脱毛は一生ものです。
目先の数千円を我慢してけちるよりは、財布が許す限り麻酔へのハードルは下げておいた方がよいです。

 

通いやすいか検討すべし

脱毛は期間を空けながら何度も照射するので、1年~数年くらいの長いスパンになります。

安さや有名かどうかよりも、自分の生活圏を考えたときに通いやすい立地か、院内やスタッフの雰囲気が安心できるかということの方が大切です。

「通うのが嫌にならない、面倒くさくなりにくい」を重視しましょう。

 

 

Oライン脱毛の話

人生初の脱毛。
5回コースで契約しました。

とりあえず麻酔なしで始めたのですが、思ったより痛くなく順調に通院を重ねていました。
レーザー照射と同時に冷却ガスを患部に吹き付けるタイプのマシンでした。

 

痛さとしては、輪ゴムでパチンと強めに弾かれる感覚に似ていて、たまに痛いときはジリィッと焼けるような刺すような痛みと熱が加わるイメージです。

ただ、慣れて安心しきった4回目くらいの照射がばりばりに痛くて、つらかった記憶があります。

スタッフさんの熟達度合いなのか、レーザー強度をミスったのか、だんだん強度上げてくもんなのか真相は謎ですが、その次からは塗るタイプの麻酔を使いました。

 

Oラインで難しいのが剃毛(ていもう)です。

メンズリゼは剃り残しがあっても無料で照射前に剃ってくれるのでありがたいのですが、
「剃りきれてないですねー」
と言われる度に
「いや言うとくけど剃るの大変やからな、めちゃむずいわ。一人で完璧に剃れる人おるんかいな。。」
と心の中でぶつぶつ言ってました。

 

まず鏡を見ないと剃れない。
床に鏡を置いてまたがる方法がよく紹介されますが、影になって暗くて見えづらいし姿勢もつらいです。

もし姿見?みたいな大きな立てられる鏡があったら、立てた鏡にお尻を向けて立ったまま剃る方法もおすすめです。

あと、使う器具も重要です。
私が比較的使いやすかったのはこれですね。
形状が大事です。

 

余談ですが、契約時の説明や電話予約時などは女性のスタッフさんが対応してくれることがあります。

そんなとき、女性スタッフさんに直接、あるいは近くにいる状況で「肛門周り脱毛」というワードを出されると、めちゃくちゃ恥ずかしかった記憶があります。

せめてOラインって言ってと思いました笑
まあメンズリゼの公式な部位呼称がそうだったのと、部位はちゃんとハッキリ確認とりましょうというルールがあるんだろうなと思って、自分を納得させてました。

 

あ、大事な効果の話を忘れていました。

計5回照射してコースが終了したわけですが、効果はちゃんとありました!
もう何年も前の話なので記憶が薄れてきていますが、かなり生える量が減り快適です。

 

 

ヒゲ脱毛の話

最近始めたのがヒゲ脱毛です。

前述した通り完全になくすつもりはないのですが、ヒゲの生えてくるスピードを落としたいのと、剃った後も少し青く見えるのでそれをなくしたいという目的です。

 

5回コースを契約してまだ1回しか照射していないのですが、かなり効果がありました。

照射前:剃ってから半日持続、丸1日経つと伸びたのが分かる。ヒゲ剃り後でも、首元を触ると硬めのチクチクを感じた。
     ↓↓
1回目照射後:剃ってから1日持続、1.5~2日経つと伸びたのが分かる。生え方がまばらになった。首元を触ったときの感触がだいぶサラサラになった。
 
※追記 「剃ってから1日持続、1.5~2日経つと伸びたのが分かる。」これは照射直後だったせいかもしれません。今、2回目の照射からしばらく放置していますが、生える早さについては照射前とあまり変わっていない気がしてきました。できれば続編で載せようと思います。

 

けっこうすぐに効果が実感できたので驚いたのですが、そうじゃないと困るというか、、実は悶絶級に痛かったのです。

ヒゲ脱毛は痛いという前評判は調べて知っていましたし、塗る麻酔もしっかり使いました。

ただ、ヒゲは想像を超えてきました。
Oラインのときの比じゃないです。限界突破ぎりぎりでした。

 

マシンは、病院でやる腹部エコーみたいなジェルを患部に塗り、その上から照射するタイプ。

痛みは、焼けるというか刺されているような感じ。
自分のヒゲが濃いというのもありますが、麻酔塗っていても関係ないくらい痛かったですね。

ゆっくり深く鼻呼吸することと、「これはレーザー脱毛じゃない、刺青や。」と自分に言い聞かせることを意識しました。冗談抜きで。

刺青だと思い込めば強烈な痛みも納得感があるのでおすすめです。
あと私みたいにヒゲが濃い目の人は、焦げ臭い匂いが施術中に漂ってきますよ。

部位ですが、鼻下は意外とそこまで痛くなかったです。
喉仏周辺、あごの端、もみ上げ周り、が特に痛かったです。
薄いから大丈夫と思っていたほほもわりと痛め。

 

さて、照射後の経過についてです。

照射直後

スタッフさんに言われたのですが、レーザーがよく効くと皮膚の中に埋まっていた毛が熱で膨張して表面に浮き出てくるそうで、私にもそれが起きました。
私は首元の毛が根深いので、パラパラと浮き出てきてました。指に刺さった棘みたいに肌から半分突き出たような形です。
 
あと、変な感じにくねくね折れ曲がっている&熱で膨張して太く見える状態で、自分でも非常に気持ちの悪い光景でした。
マスクとコートのおかげで隠したまま家まで帰れましたけど。

 

1~4日後

患部の皮膚の色が全体的に黒々としてきて、眠っていた毛が全員顔を出し始めた感じ。
「泥棒ヒゲ」というよくある一時的な症状らしいです。
 
あと、全体的に肌がボコボコしており、ところどころ赤いポツポツができていました。
初めてで心配だったので、念のためクリニックで医師の診察を受けたところ、軽い毛嚢炎とのことで軟膏をもらって帰りました。
※診察代も軟膏代も無料。

 

6日後

毛嚢炎の部分以外は、肌が普通の色に戻ってきました。
炎症が引いてきた感じ。

 

14日後

毎日軟膏を塗り続けたのと、あとは単純に照射から日にちが経ったおかげか、毛嚢炎や肌のボコボコがほぼ元通りになりました。

 

2回目以降はだんだん痛みが少なくなっていくと信じていますが、次の照射もドキドキです。
がちがちに麻酔塗り固めて行きます。。

 

 

私の脱毛体験はこんな感じです。
少しでも脱毛を考えている人の参考になれば幸いです。

私もハッピーなケケケLIFEを目指して通院したいと思います。
気が向けば続編を書くかもしれません。

 

'21/04/10 最終更新

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