カップルカウンセリングサービスが始まったらしい
cotreeから「カップルカウンセリング提供開始のお知らせ」というメールが届いていました。
とてもいい試みだなあ。
以前仕事で悩んだときの対処法としてカウンセリングを紹介したことがあるのですが、私が実際に使っていたのがこのcotreeというサービスでした。
日本では、自分のメンタルの健康や毎日を幸せに過ごすために、外部の専門家の助けを借りたりお金をかけたりすることが、まだまだ一般的ではないと思います。
どちらかというと、それは個人の資質や努力の問題だとされているのです。
でも私は、もっともっとカウンセリングのよさが認知・普及すればいいなあと思っています。
私たちは表現を控えることによる調和は得意ですが、表現「する」ことは下手くそです。
もっと表現する機会を増やし、表現していく中で心や関係性を整えていくやり方を身につけていった方が、豊かな人生を手繰り寄せやすいはずです。
今年読んで感銘を受けた本『デュアルキャリア・カップル 仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える』でもそうでした。
厄介な転換期を乗り越えたカップルたちは、これでもか!というほどの話し合い・コミュニケーションを重ねていました。
もちろん、話し合いは最終的に2人の間に着地させなければいけないことは自明ですが、最終着地点に至るまでにはたくさん第三者の助けを借りてもいいでしょう。
本の中でも2人でカウンセリングに通ったカップルの話がありました。
他人同士が2人で生きていくというのは、「好きだから乗り越えられる」とうような甘いものではありません。
だからこそありとあらゆる技術や知恵をかき集めて対処するわけですが、その選択肢の中に当たり前のように「カウンセリング」が入っている世の中になったら素敵だなと。
私も機会があれば使ってみたいと思います。
'22/11/23 最終更新