狡猾で、図太く、おおらかに
狡猾で、図太く、おおらかに
これは最近、私の中で人生の標語(モットー?)になりつつある言葉です。
まだ二十数年しか生きていない私ですが、この3つを兼ね備えることができれば、人生かなり楽しいしうまくいくと感じています。
狡猾さ
この世は、正直に愚直に素直にやっていれば無条件に良いことが起こるようにはできていません。
加えて、ねんきんネットの回でも少し書いたのですが、この社会は知らなくて損をすることで溢れています。
まずは知ること。
そして集めた情報をうまく活用して、賢くやっていく。
時には、多少のずるさが入ってもいいでしょう。
あと、多くを知らなかったとしても、周囲の人間を観察して見分ける能力に長けた人は、人間関係を駆使して賢く生きることが可能かもしれないですね。
図太さ
これはもしかしたら日本人が苦手とする要素かもしれません。
厚かましい人や空気を読めない人、遠慮がない人は疎まれますから。
でも、人生において図太さを発揮することは非常に大切です。
ここでの「図太さ」は2種類あります。
1つは、降ってきたチャンスや親切な申し出に対してぐいぐい乗っかっていく、がめつさに近い意味合いの「図太さ」。
もう1つは、‘図太い神経’ などとも使われる、他人からの視線や圧を適度にいなしたりスルーできる「図太さ」です。
もちろん四六時中図太い人とは私も一緒にいたいと思いませんが、ここぞという正念場で図太く貪欲に鈍感に攻める力は、
チャンスを手繰り寄せるための、あるいは自分を大切にする/守るための、大きな武器となります。
大事なのは、図太くないこと/控えめであることよりも、
図太くてもいいけど他人からフィードバック(意見・反論・お叱り)を受けたときに、聞く耳を持ちコミュニケーションをとり、必要に応じて柔軟に変化できることだと考えます。
おおらかさ
狡猾で図太い人と聞くとあまり近寄りたくなくなるかもしれませんが(笑)、そことうまくバランスをとってくれるのが「おおらかさ」ではないでしょうか。
おおらかさは、自分自身のメンタルバランスにとっても、周囲との人付き合いにとっても、良い影響を与えてくれます。
人生は理不尽なことがたくさん降ってきます。
そんなとき、おおらかに構えられる余地を持っておくと非常に役に立ちます。
狡猾さ、図太さ、おおらかさ、ひっさげて生きていきます。
'21/06/22 最終更新