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ヨコモジニヨワイワタシタチ。
・突然ですが、下の写真をご覧ください。
こちらは昨年の夏オーストラリアへ旅行した際、現地の薬局で買ったクリームです。
かなり人気があるらしく、メルボルン中心部の店舗では軒並み品切れだったので、郊外でやっと手に入れました。
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・このクリーム、100%天然素材由来でお肌に優しすぎる設計なのですが、そこはかとなく小麦粉粘土の匂いがするのでとっても気に入りました。
昔よく食べたなあ、小麦粉粘土…。味は忘れたけどめっちゃ食べてたなあ、小麦粉粘土…。
・このままだと小麦粉粘土に思いを馳せたまま現実に戻って来れなくなりそうだったので話を変えます。
・日本人、ヨコモジニヨワクナイ???
でも、ヨコモジダイスキジャナイ???
・論理飛躍なのは重々承知です。
しかし私は前々から目についていたんです。
無駄に横文字にしている言葉の多さに…。
・海外からやってきた文化は、既存の平仮名では到底対応しきれず、片仮名によって補填されていきました。
・もし片仮名がなかったら、とんでもないことになっていた気がする。片仮名って見た目もスッキリしていて見やすいし、作った人本当にすごいな。
・調べてみると、奈良時代からあるらしい。
既存の漢字の一部分を擬えて形作ったものらしく、見ていくと面白い。
例えば、阿からア(部首の形からとっている)、伊からイ(同じく部首)。
面白いものだと、毛からモ。なんか好きだわコレ。
(wikiで片仮名のページを見たら全文字分載ってますので興味がある方は是非)
・こんな昔からある片仮名だが、最近はむやみやたらに使われている気がしてならない。
特に、ここ数年はグローバル化に伴う価値観の多様化により様々な造語が生まれている。
・イクメン、マタハラみたいな働き方問題に関連する言葉は大抵片仮名の略号だし、壁ドン、顎クイなど動作を足し合わせる言葉も多い(耳つぶは平仮名だった)。
・更に最近だと、コロナウイルス関連の言葉は軒並み片仮名だ。「クラスター」「ロックダウン」「オーバーシュート」…。これ、御老人どころか若者もわからんぞ。
・わざわざ片仮名で言わなくてもいいのにやたら横文字だったりすることも異常に多く、なんだか本来持っていた意味が薄まっているような気がしてしまう。
・片仮名って本来持つ言葉の意味をうすーく削いでいってる気がしてならない。
薄いことでありがたがられるのは湯葉だけ。これはマジ。
・物の名前(固有名詞)以外の片仮名は良くないと思いつつ…でも使っちゃう。いいよね。片仮名。