見出し画像

太ももから先がバズーカになったら

みたいなことを、大学生になるくらいまでよく思っていた。

足の太さって、ちょうどバズーカくらいじゃありませんか?
長座の姿勢で座って、ぎゅっと両手で足を握ると、非常に良く手に馴染む。文化祭とかで木材を握って運んだ感覚にも近い。だけど木材よりも「バズーカだな〜」ってよく思ってしまう。バズーカ持ったことないけど。取り外して、肩に担ぎたい。そういえば最近太ももが少し細くなった。四月から体重が10kg以上減っているからだと思う。宣言通り痩せていて偉い。ストレスが減ったから体重も減った。


バズーカあるあるいいます。

『でんじゃらすじ〜さん』で唐突に取り出されるバズーカの発射音、「チュドーン!!」がち。






・9/8、ライブをした。吉祥寺のライブハウスの1周年イベントで、びっくりするくらい「地域」の感じがあった。お客さん同士が、地元のスーパーで会ったみたいなテンションで会話をしているような。そして演者が客席にダイブすると人の上を転がるというより、胴上げみたいになる。特定の個人を特定の集団が担ぎ上げていて、お祭りだな〜と感じる。あと安全だなとも思う。ダイブとかモッシュという文化、文化と呼ぶにはあまりに隙がありすぎて嫌いなんだけど、これなら好きだな、と思う。自分はダイブしません。


めっちゃ良い人で、打ち上げで少し友達になりました。逸材すぎる。見てくれ。





麒麟・川島が自身の珠玉の大喜利やツッコミをセルフ解説する動画。佐久間さんとのやりとりの中でまた名言が飛び出して面白い。「二人同時に⚪︎した」とかかなり笑ってしまった。芸人が自分のおもしろを解説するというフォーマットは、お笑いにおいてはもともとタブーで、動画中でも「他の番組ではできない」と触れられている。
佐久間さんはこのドレスコードの「破壊」みたいのが上手すぎる。暗黙の了解?暗黙ならヤンなくてもいいよね!みたいな深層心理をついた視聴者との合意形成がなぜこんなにもうまいのだろう。


このBSノブロックだと、ドレスコードの「破壊」というより「再生産」もしているなと感じる。
うまとまハンバーグでお馴染み春とヒコーキの二人と、まつやに行ってご飯を食べる番組。二人とその他のスタッフと机を囲んでメニューを注文して紹介、実際に食べるだけなんだけど、内容だけ端的に切り取るとクソつまらない動画になりかねない。けれど、この動画内での不自然なまでの丁寧なコミュニケーションは「テレビ的だな〜」と思えるし、むしろそのおかげで動画が見てられる感じがある。佐久間さんはドレスコードの「破壊」と「再生産」の人だ。ここを揺蕩うのがめちゃくちゃ上手い。






・曲を作ろうとしていろんなライブや動画、SNSを参照して思うけど、「万人ウケして売れそうな曲」と「広まりそうな曲」って今では異なってきてるんだなと思う。たとえば、スキマスイッチの「奏」は売れないとおかしいくらいの名曲だけど、広まりそうではない。端的に特徴を掴み取ると「イントロがクソ長い」「テンポが遅い」「キーがあまり高くない」など。そういう曲ってインターネットメディアとは少し噛み合いが悪くなる。一人のユーザーが持つ1コンテンツに消費できる時間が相対的に短くなっているから。テレビの主題歌だったりカウントダウンTVだったり、そういうのが主流だと無理やり数十秒を視聴者から奪えるので全然アリだったのだろう。
「広まりそうな曲」をティックトックやyoutubeショーツで見てると、よくよく聴いたら「変なサビだな」というのが多い。フックが効いてるという面ではかなり良いし、かつては良い譜割りとは言えなかったものが、全然今はアリになっているのだなと思うと、自由度が上がった部分もあるのだろう。




そういえば、生方真一(ELLEGARDEN、Nothing's Carved In Stoneのギタリスト)がインタビューで、

ギタリストの土屋昌巳さんの言葉、
“良い曲というのは譜面もきれいに見える”
は、歌詞にも共通している気がするんです。

と仰っていて、マジでそうだしかっこいいこと言うな〜と思った。
自分はこれを信じたい。いろんな譜割りや歌詞が増えてきてるけど、見た時に「綺麗だな」と思える歌詞を書きたい、かも。

自分はベーシストだけど、
一番憧れるバンドマン/プレイヤーを挙げるなら誰?と聞かれたら生方真一だと答えるくらい好きだ。そういえば握手して写真撮ってもらったこともあるし、家にあるギターも、Epiphoneから出てるウブのシグネイチャーモデルだったりする。



・この間の記事、よく読んでもらえて嬉しい。今「ナキソラ」というバンドで活動しているんだけど、最近になって自分が作った曲をライブでもやるようになった。まだ曲名が決まっていないんだけど「新曲マジで良い」といろんな人に言ってもらっているので、実際まあまあ良いのだと思う。でも実際作ってる感じの気持ちだと、清濁合わせてギリ単位もらえるくらいの点数な気がしているので、もっと良い曲作れたらいい。



勉強、トライアンドエラー、衝動、人間性、そして誠実さ。これを均等に混ぜ合わせて行けたらいいな〜。




いいなと思ったら応援しよう!