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【その2】島崎、わたしはこの三連休を『成瀬と天下を取りにいくスタンプラリー』に捧げようと思う。

【10月30日、5時50分】
JR大津駅前

フレンドマート!
これか!

作中に度々登場する平和堂≒フレンドマートと遭遇し、聖地に来たことを実感する。
なにせ、私が住む千葉県ではこのフレンドマート、全く見たことも聞いたことも無いのだ。
我々で言うところのy'sマートとかヤオコーとか、そういった位置付けなのだろうか??
なんか高まる。

HOP!これも作中で見た!

もう、駅に降りてからそこかしこが聖地で、感情が忙しい。

地元の人からしたら早朝からテンション上がってスーパーマーケットやらポスターやらを恍惚の表情でパシャパシャ撮ってるのは中々の異常者に見えたかもしれない。アイムマッドマン。

琵琶湖マラソンにも採用されてることから
成瀬の地元でのプロップスの高さを感じる
島崎!お前こんな顔やったんか!

人気の無い早朝の駅前であまりパシャパシャやってると通報されかねないので、ひとまずメインの舞台となっている膳所駅まで向かうことにした。

JRでひと駅

電車に乗る直前、ホームの先端に何やら地球のオブジェが置かれてることに気付く。

北緯35度線と大津駅

説明文によると、北緯35度線上にある大津市は、千葉県千倉町と同じ緯度とのこと。
が、はて、千倉町?聞いたことないぞ。と思いwikipediaで調べてみると、どうやら2006年まで存在していた、現在の南房総市にあたる町らしい。
遠く離れた滋賀の地で千葉県という文字列を見て安心感を覚え、自分は千葉に腰まで浸かった人間なのだと実感する。

【10月30日、6時15分】
JR膳所駅

車内の「次は〜ぜぜ〜ぜぜ〜」というアナウンスを聞いて、脳内で呼んでいた「膳所」のイントネーションとは違うことに気付く。
小説では度々こういうことが起こるから面白い。そもそも「膳所」で「ぜぜ」と読ませるところも、ローマ字表記のZezeもなんかカッコいい。

膳所駅の改札を出てすぐ左に曲がり、確かこの辺にあるはず……とパン屋の角を曲がった瞬間、お目当ての物がデデン!!と眼前に広がり大興奮。

ウヒョー!!

これが見たかったんや!!

SNSなどで成瀬ファンの間で話題になっていたこの膳所駅の大看板、実際見るとデッッケェぇ!

作中でゼゼカラの二人が発する「膳所から世界へ!」と言うお決まりのセリフの反対の「世界から膳所へ!」という文言に「俺も俺も!千葉から膳所へ!」と声を上げたい気持ちになる。落ち着け。私は40代独身大柄男性。黙って歩いていても不審人物。

幸い、早朝だったこともあり人通りも少なく、撮影会は滞りなく済んだ。

島崎側からも撮ろう

はー、なんか感動。
Twitterや訪れた人のblogなどで見てはいたけど、やはり生の感動は全然違う。
例えばモナリザとか、まだ生で見たことはないけどきっと対面したら立てなくなるかもしれない。
そんなことを考えながらふと側柱に目をやるとひっそりと輝くポスターを発見。

スタンプラリーの始点

も、もうちょっと目立つように貼ってあげようや。。。とも思ったが、この商売っ気の無さに逆に好感さえ感じる。好きとはさういふものだ。

というわけでスタンプラリー記念すべき1個目をゲットなのです。

いえーい

こんな感じでアプリ上でデジタルスタンプを貯めていく。
今やスタンプラリーも台紙なくデジタルの時代か。私の子供の頃とは随分変わったものだ。
昔、山手線のガンダムスタンプラリーで、商品のガンダム海苔(食べられる海苔)を頂いたけど勿体無くて食べられなくて、まだ実家の引き出しに眠ってるな。。。そんなことをふと思い出した。海苔って賞味期限あるの?

さぁそんなこんなで始まった成瀬の聖地巡礼&スタンプラリー。

スタンプは全部集まるのか。
滋賀県警のお世話にならずに帰れるのか。
私の筆は進むのか。

様々な不安を抱えたままエントリは次回へ!

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