インテル研修13

普通の大学生があのビッグクラブへサッカービジネスを学びに行ってきました 終章


どうも赤堀です。

 

今回は今までに味わったことの無いくらい非常に刺激的だったイタリアサッカービジネス研修の最後の記事です。

 

この日はASローマと某三本線スポーツメーカー元CEOの講義を。

 

講義の様子を伝える前に、、

なんとなんと!!

イタリアで有名なRepTVに取り上げられました!

 

 

 動画があるのでぜひ気になる方は見て下さい。↓


https://video.repubblica.it/sport/roma-il-capitano-commuove-anche-gli-studenti-giapponesi--totti-infinito/236601/236355?ref=twhv


コチラがインタビューを受けている実際の様子。 

イタリア最大の発行部数を誇る新聞社La Reubblica社からの取材に取り上げられ注目を浴びる私達日本人6人。

 

まさかこんなに大きなメディア会社だとは知らずに。笑


この写真はローマのメディアセンターにて。


ローマのマーケティング担当をしている方とオフィスにて

ローマと言えば!!?

そう。中田選手!

誇るべし日本人ですね。 

どこにいるのかは探して見て下さい。笑

ローマの戦略やマーケティング、スポンサーの狙い、新スタジアム構想についてや選手の事情などを聞いたり、時には質問をしたりしながら講義を。

かなりスピード感のある話なので、常に集中しながら理解をしていきました。

 

 

最後にはローマの手がけるビジョンやフィロソフィーについて詳しく書かれたプレゼン資料を頂きました。(中身は見せれませんが。笑)


 マーケティング組織
 

1 スポンサーシップグループ

2 ライセンス、スポンサー顧客管理グループ

3 PRグループ ローマブランディングのためのマーケティング

→グローバル市場においてローマブランドをいかに見せて行けるのか

4 チケッティンググループ

→1年間をチームとして戦っていく上で重要となる収入。

その収入源となるチケッティング収入をいかにして獲得するのか
年間シートをどれだけ購入まで促すことができるのか
などをメインで担当するグループ

5 アメリカからのチーム ヨーロッパ以外の国のマーケティング担当

→コレはサッカービジネスがグローバル化している中で、他の国のいい選手をいつでも獲得に動けるようにローマで常に管理している。

施設を見させて頂きましたが、テクノロジーが発達しすぎて感銘を受けました。(笑)

 (今の日本がここまで追いつくのに何十年かかるんだろうか、、)


次は知らない人は絶対にありえない!?三本線メーカー元CEOによる講演



今まで様々にスポーツビジネス界で活躍されている方のお話をお聞きしましたが、

やはりスポーツビジネス界の最先端を行く企業でCEOを務めていた方のお話は特に考えさせられるコトだらけでした。

そもそもサッカークラブの存在意義について

コレは記事に何度か書いたかもしれませんが、何のためにサッカークラブが存在するのか。

 

つまり

 

フィロソフィー(哲学)やビジョンが重要であることを伝えて居ました。

地域のため?
収益のため?
ブランディングのため?
色々と目的はあるかもしれないですが、 ここを見失うと本当にわけの分からないクラブになるなと感じました。

 

 

これは例えば

どんな選手を獲得するのか?
試合の戦い方 (戦術はどうするのか)
育成組織の目的 (どんなことを教え、どんな選手をトップに輩出するのか)
どこを目指すのか (ex.世界一なのか地域密着なのか)
などフィロソフィーにもとづいて判断していくことでクラブの方向性が見えてくると。

 

最後に
 

日本にいた時はなんとなく松本山雅みたいな地域に根ざしていて、人が集って盛り上がるチームを作りたいと考えて居ましたが、イタリアサッカービジネス研修を通じて"考え方"が全く変わりました。

 

日本に居ては絶対に得られなかった"考え方"。

【そもそもスポーツビジネスとは何か?】
自分自身が今回の研修を通じてクラブ経営を目指していく上で考えるべき部分について学ぶことができ、これからどんどん日本に還元しなくてはと。

 

クラブ経営をしたい人
スポーツで何か事業を起こしたい!
と考えている人こそ

1度世界トップを見た自分から言えることは、自分の目で世界のトップクラブを見て吸収してから日本で還元して欲しいなと思います。

 

 

日本はまだまだスポーツビジネスに関しては発展しきれておらず、これから伸びしろのある産業であると感じました。

 

また、これからどんどん「スポーツ界にイノベーションを起こしていく人材」が生まれることは急務であるとも感じました。
 

これからが勝負ですね。



長い間ご購読いただきありがとうございました。

(これは2016年4月16日〜21日の期間の学びのブログです。古い情報がある可能性がありますがご了承ください)

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