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Good Night Music #42
おやすみ前の夜の音楽を、ネタが尽きるまでほぼ一日一回紹介する企画です。
今回はこちら。
ジェイムス・ブレイク「The Colour in Anything」です。
ジェイムス・ブレイクは、イギリス出身のシンガーソングライター、音楽プロデューサー。
2009年に自身の音楽家としてのキャリアをスタートしました。
今日に至るまでに4枚のアルバムを発表しており、今回ご紹介するアルバム「The Colour in Anything」は2016年に発表された3枚目のアルバムになります。
ジェイムス・ブレイクの音楽には、主にソウルミュージック、ダブステップのバックグラウンドを感じますが、それらを超えた独自の世界を紡ぎ出しています。
とても内省的で、深く内側へ入っていくような音楽。
人里離れた場所にある古びた教会の薄暗い礼拝堂で、独り修道僧がうたうグレゴリオ聖歌のような趣きがあります。
サウンド的には完全に現代のポピュラーミュージックだし、ソウルミュージックやさまざまなダンスミュージック、エレクトロニカなどのニュアンスを感じる音楽なのに、何故かグレゴリオ聖歌を思い出させるんですよ。
それは、ジェイムス・ブレイクのうたが、自分自身の内側へ向かう旅の表現であり、瞑想であり、祈りのようななにかであるからかもしれません。
自分の感覚では、最新作も素晴らしいんですが、すこし夜に聴くには刺激的な感じがしたので、こちらの作品をご紹介してみました。
よろしかったら、夜のリラックスタイムのおともにどうぞ。
やすらぎに満ちた夜を。
おやすみなさい。
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