Good Night Music #23
おやすみ前の夜の音楽を、ネタが尽きるまでほぼ一日一回紹介する企画です。
今回はこちら。
Lamb「Gabriel」です。
Lambは、イギリス・マンチェスターで1995年に結成されたグループ。
メンバーはヴォーカルのLou Rhodes(Good Night Music#16 でご紹介しました)と、コンポーザーのAndy Barlowです。
2004年に一旦活動を休止しましたが、2009年に再結成、来たる2019年4月26日に7枚目のアルバムがリリースされます!めでたい!
サウンドは、ドラムンベース、ジャズに影響を受けたエレクトロニックミュージックで、デビュー当初はTrip Hopというジャンルに括られていました。
今回ご紹介する「Gabriel」は3枚目のアルバム「What Sound」に収録されています。
Lambは、ダークで重めのサウンドに、Lou Rhodesの妖精のような声で歌われる光に満ちた歌詩がのるのが、ひとつの特徴になっています。
「Gabriel」は、闇と光のコントラストを強く感じさせる、祈りのような曲です。
この曲に何度励まされてきただろうか。
暗闇の中に差す、ひとすじの光のような曲。
自分は特定の宗教には帰依していませんが、天使というのは宇宙のなかの神聖な光の質の一部だと思っていて、それはあらゆるところにあり、自分自身の中にも存在しているように感じています。
この曲を聴くたびに、自分自身の中にあるGabrielの光の質が思い出されるような気がします。
闇の中で葛藤している夜、この曲に何度救われてきたか。
とても美しい曲です。
Lou Rhodesがソロで、アカペラで歌っている「Gabriel」も味わい深いので、リンクを埋め込みます。
そんなわけで。
おやすみ前のひとときのおともにどうぞ。
やすらぎに満ちた夜を。
おやすみなさい。