私のZwift小屋 My Pain Cave その4
屋根施工
前回まででルーフィングを敷き終わったので、とりあえず雨が降っても大丈夫な状態にはなった。実際その後いろいろあって2週間ほど作業できない間に雨に降られたりもしたが、室内に雨漏りすることはなかった。
次に屋根材を葺く前に、水切り金物を取り付けないといけない。以前の小屋を建てた時はこの辺の知識が全くなく、かろうじて軒先水切りだけはつけたけどケラバ水切りは省略してしまっていた。
水切り金物
これも屋根材と合わせいろいろな種類があるけど、なるべくシンプルで安いものを買って来て、うまいこと嶺のところを加工してこれまた適当に打ちつける。こんな適当でいいのかと思うけど、ないよりはマシだろうと信じて。
アスファルトシングル
屋根材は定番のアスファルトシングルを使う。最初聞いた時はなんで「single」なんだろうと思ったが、実はそうではなくて「shingle(こけら板:広義で屋根材)」ということだった。素人が施工するのに手頃なものの一つだ。
専用の釘と接着剤を使って、下から順番に半分くらい重ねながら葺いていく。屋根の上なので転げ落ちないように気をつけないといけない以外は割と簡単だし、進捗も明快なので楽しい作業だ。そして素人作業の割には仕上がりの見た目も良い。
と言う感じでここまではとても順調に週末一回で済んでしまった。これで10月の中旬。そろそろ涼しくなってきたころだ。できればさっさと内装を完成させて少なくとも部屋として使える状態にしたい・・・が、まずは外壁の前に防水をしておかねばならない。
設計変更
またいろいろあって、ひと月ほど施工が進まなかったが、その間に設計変更への対応。当初西側(入口の反対側)にエアコン用の開口部を設けていたのだが、それだと西隣さんのお庭に排風が向かうことになる。失礼だからやめとけ、ということになった。
そこで南側(南隣さんは、家裏なので無問題)に穴を開け直し、サポートをつけて西側の穴を塞いだ。書けばこれだけだが、場所も狭いし、既にビスが打たれているところを切ったりするのでえらい苦労した。
防水紙
そして11月中旬になってようやく再開。タイベックなどが有名な防水紙を施工する。打ちつけるのにはまたハンマータッカーが活躍する。しかしこれが一人だとなかなかうまく貼れない。そこらじゅうシワだらけになって素人臭が炸裂する。
妻壁
そしてこの後、つくばマラソンに出たりしてまた作業は滞る。また半月がすぎて12月に作業再開。放置していた妻壁の三角のところを塞ぐために板を切り出し、換気口用の穴をあける。
これでとりあえず最後の外装は後回しにすることができる。しかし年内はこれ以上作業をすることができず、内装への着手は2020年が明けてからということになった。この頃、中国で謎のウィルスが発生したという話がチラホラと出ていたようだが、まさかこれがその後世界を震撼させる大事件に発展するなどとは、この時だれが思っていただろうか・・・
つづく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?