2024秋・JETT real meetup in 箱根
計画
JETTはZwift内のバーチャルチームだけど、基本的には自転車が好きで好きでしょうがない愛すべきヘンタイの集団だから、たまには外走りもするのだ。
いつも積極的に呼びかけをしてツアーを企画してくれるのがBase RideやEndurance Rideのレッドビーコンでお馴染みのShigeru(JETTのチッコーネ😆)だ。
彼はいつも後方で睨みを利かせていて、ちょいちょい下手に遅れてるライダーに「チャットしてないで踏め」とか言うから怖い人なんじゃないかと思ってる人もいるかもしれないが、実はとても気の利くジェントルマンなのだ。
今回は半年以上も前から「秋にやりまーす」と宣言して日程調整を開始。その前に一度調整で頓挫した箱根ライドのリベンジとなった。
箱根はヒルクライムのメッカでもあるけど、そもそもは一大観光地だから週末はとんでもない混雑が予想されるので、今回はあえて金曜に設定された。それでも早めに調整し始めたのが奏功して、リーダーグループを中心にのべ11人も集まった。
当日
当日は朝8時半に湯河原のホテルに集合。最初ボヤーッと自走かなと思ったが、よく考えたら自宅から80キロくらいある。頑張っても4時間は掛かるので余裕を見ると4時出発…行って終わりなら良いけど、その後の箱根ヒルクラのことを考えるとちょっと…😅
まして前日のデュアスロンで出し切ってヘロヘロになっているので無理は禁物だ。大人しく小田急で輪行することにした。
小田原で組み立てて走行開始。海沿いの道を追い風に乗って快調に飛ばし、途中休憩、補給も挟んで問題なく10分前にホテル前に到着した。約20キロ走行。
しばらく待っても誰も来ない?と思ったらみんなクルマで来て裏の駐車場で準備していた。
お初の人、久しぶりの人、ついこないだ会った人など、いずれもZwift内ではお馴染みの人ばかり。
出発
あーじゃこーじゃとひとしきりダベったら、Shigeruから本日のコース説明。湯河原から大観山ヒルクライム→芦ノ湖に下りて湖沿いを北上して昼食→箱根駅伝六区のコースを下って宮ノ下辺りでお茶→小田原に下りて湯河原のホテルに戻る。約70キロの行程。
まずはまとまって大観山へ向けてヒルクライム開始。軽量級のShigeruは3倍150Wを目処に踏んでると言うが、多分ちょいちょいオーバーしてる😅。
彼は平均4倍でも平気なGouだが、Hinメンバーの私などは3.5倍でもかなりキツい。なんとか千切れないように前のライダーにへばりついて行く。
大観山
途中ナントカっていうズイ道(Zwi道?)のところで一回休憩を挟み、またグリグリと標高を稼いで無事大観山に到着。箱ヒルの冷やかし以来、6日ぶりである笑
先週とは打って変わって良い天気、富士山もしっかり見れた。関西メンバーで普段なかなか富士山を見られないToruはいたく感激している。
芦ノ湖
少しダベったのち、芦ノ湖に下りてしばらく湖岸ぞいを北上。途中、湖岸の鳥居が何か名物スポットになっているらしく観光客の行列が道路にはみ出していてビビる。インバウンドの人たちが大勢押しかけているようだ。
じばらくまたグリグリと登ったり下りたりして仙石原のススキ草原に至る。Gouメンバーのひとり、Gucci(Konaフィニッシャー)が「物足りない」と言わんばかりにアタックしていくので集団が引きずられてTsuらい。彼はグラベルロードでハンディを付けてきてくれたのだが・・・
昼飯
そこからほどなく、国道138号仙石原T字路のところにある「めし処いなか家」で昼飯。ちょうどお昼過ぎ。Shigeru曰くコースは下見したけど店は確認してないとのことだったが、平日だったことが幸いして並ばずに入れた。逆にいうと平日だというのに結構たくさん入ってる。箱根おそるべし。
カツ丼やらお肉系の定食が名物のようなので唐揚げ定食を頼んでみた。出てきたのをみてビックリ。
巨大な唐揚げが6個、どんぶり飯、豚汁にミニカレーまでついてる!!かなり大食いの自分もさすがにこれにはちょっと怯んだ。普通に完食したけど結構腹一杯になった。これで1,000円ポッキリとは、良心的なお店だ。
みんな「腹いっぱいや〜」と言いながら店を出たところで偶然営業の遠征で近場にいた石川のスプリンターKazuPが営業マンスタイルで登場。全国どこにいてもクルマでササッと現れてその地のウンチクを語り、ササッと去っていく謎の男(笑)。
さて次は宮の下近辺のお茶屋さん目指して基本的には箱根駅伝の六区を下っていく。前も一度バイクで走ったことあるけど、この傾斜を4分切って駆け上がるあの選手たちは一体どういう構造をしているのか・・・
ということでオヤツの時間に到達したのが「ナラヤカフェ」というところなのだが・・・
地図で見たら1号線からチョロッと入ったところ、というだけのイメージだったのだが、その「チョロッ」が激坂。たぶん15%以上あると思う。いわゆるコンクリートの◎◎◎道路だ。グヘェ
足湯
ふつうのカフェーかと思ったらさにあらず、そこは「足湯カフェ」であった。
なんと面々はついさっき腹一杯に肉とかメシとか食ったはずなのに、ここでもまた「パフェー」を食うという。なんというGou stomach…😆私は自重してアイスコーヒーで。美味し!
散々ダベって笑って楽しい時間を過ごし、KazuPとはここでお別れ。これから石川へまたクルマを飛ばして帰るという。大変だねぇ。
あとはガーッと小田原へ降りて、また海沿いを南下して湯河原のホテルに帰着。途中「物足りねぇ」というオーラを漂わせたGucciが飛び出して行ったがみんなお見送り。信号でバラけたりもしたがきちんと後方待ちで最終的にはしっかり合流。これぞJETTライド👍。
日帰り組はそこで終了。終わりぎわにGucciが「この後ランでしょ?当然ですよね?」とめちゃくちゃプレッシャーをかけてきた😅うーむ確かに晩飯が7時過ぎだから時間はたっぷりある・・・仕方ないから(?)行くか・・・
ラン
朝バイクで通った道だからわかってはいたけど、坂しかない。行きはアップがてら6分切るくらいでゆるゆると出て、オレンジラインに分岐するヘアピンのところまで行って3キロ地点で折り返し。
残りの2キロをどこまで上げられるかやってみた。脚ももげよと猛烈に追い込んだのだが、3分45秒平均。どう考えてもこないだベストを叩き出したデュアスロンのときより(下りを使って)追い込んだのに速度が同じってことは・・・トレミの上振れとしか思えない。
薄々感じてはいたんだけど、いよいよ本気で検証しないといけない気がしてきたな・・・(伏線埋め込み)
モヤモヤしながらホテルに帰ったら、最近痛めた腰がようやく癒えてきたIna(変顔の)師匠が到着していた。明日別予定でグラベルライドに行くらしい。あとは温泉入って「アアー」と唸ってバイキングをたらふく食って、またヤイヤイとダベって、寝た。
2日目・朝ラン
朝飯までの時間がまただいぶあるので、朝ジョグ組と朝散歩組に分かれる。私は当然朝ジョグ組。行くのはやっぱり昨日のような行程。
ちょいちょい付近にある滝などを見物しに、あえて激坂を登るなど・・・
みんなでゲロゲロいいながらどうにか激坂をこなし、オレンジライン方面へ。一応ジョグという名目だが、やはり下りでは4分半に上がったりするのでそれなりに堪える。
サブスリーのInaは当然として、Ryo and Tomoyo夫妻のランニングフォームの軽やかさが印象的であった。ふたりともトレランでならしてるからかなぁ。
だいぶ遠くの、しかも下の方にホテルが見えて「こんなに登ってきたのか」とびっくりする。
ぐるーりと回りこんでホテルに帰着・・・というところでIna師匠が最後のスプリントを仕掛けた!!反応できなかった・・・(せんでよろしい)
散歩組はゆっくりと史跡などを巡り、このあたりが2ー26事件の首謀者たちが事件前に密会していた場所だ、などといった史実を仕込んできていた。せやったんか!
解散
さて楽しいひとときはあっという間に過ぎてお別れのお時間。またそれぞれの旅路へ向けて去っていく。Shigeruどうもありがとう。これだけの楽しい会を企画・運営するのは、調整含め結構大変だと思う。こういうのも才覚の一つだよね。
合言葉は「またワトピアで!」🤣(次の日のエンデュランスはRGVだったけどね)
行きは輪行で来たので、帰りも普通に小田原から輪行で帰るかというと・・・面倒だからそのまま走った。というか天気がよくて走りたかっただけである。
道はだいたいなんとなーくわかってたので本能の赴くままにガシガシと走り続け、
ときおりマップを確認するぐらいでどうにか勝手知ったる中原街道に出てきた。あとは大丈夫。
昼休憩を挟んで順調に帰宅。あー楽しかった。また、どこかでやりましょう。興味のある方は、FacebookのJETTページにアクセスして、そこ経由でDiscordをチェックしていただくと時々このような案内があるのでご参考まで。
おしまい