好きなことを仕事にすれば、 一生働かなくてすむ。by孔子
◯今回は将来プロの道へ進みたい!と思ってるダンサーたちに向けて書きます。
孔子って知ってますか?
私も特に詳しいわけじゃございません。
中国で沢山の弟子を育てた偉人だ!て事くらいは知ってますよ。
これを読んで頂いている読者の皆さんは私がストーリーダンサーだという事で物を知らないダンス馬鹿が偉そうに語ってやがるぜ!
とお考えでしょうが…一つだけ言わせて頂きます。
大正解です
間違いなく私は、脳みそがズッコケております。
しか〜し!孔子くらいは分かりますよ(笑)
その孔子の言葉がこれ!
好きなことを仕事にすれば、
一生働かなくてすむ。
なんて清々しく勢いのある言葉なんでしょう!
ダンスが好きな子達からしたら、ダンスを職業にしたら、働いている!て感覚じゃなく一生楽しくダンスできる。
て事で…よし!ダンスだけ頑張るぞ!てな感じでモチベーション爆上がりでしょう…
ここで私から一言!
みんなもこの好きなダンスを頑張って職業にして楽しい事だけして一生過ごそうぜ!
なんて事私が言うと思いましたか?
私の経験からすると、孔子さんは無茶苦茶ハードル高い事を簡単に言い放っているなぁという印象ですね。
確かに私はダンスが好きで、そのダンスを職業にしています。
でも働いてる感覚ないわけない。
完全に働いてる!て感覚ございます。
呆れちゃうぜ!
いくらダンスが好きだからって、楽しい事だけが待ってるわけじゃないし…
ストレス溜まりまくる事も多々あるし…
不安で夜寝れない!なんて事もありますよ(え?そんな風には見えない?こう見えて小心者です)
もう一度言います。
働いてるて感覚は常にございます。
大学卒業して普通の企業に就職した数年…その業種で将来独立する!と決めていたので、スゲ〜やりがい感じてました。
その仕事が好きで独立してその先の目標も決めていて、やってやる!て思って燃えてました。
それでも働いてる!て感覚は常にございました。
私は孔子さんの頭の中身まで分かりませんが
今と全然違う時代背景の中で生まれた言葉…
やはりそこには大きなズレがあるのかな?と思います。
孔子さんの生きた春秋時代は、食べるモノを確保するのも困難だった人も多々いたと思います。
好きな事を仕事にしてた人なんて、本当に少なかったのだと思う。
そんな中で生まれた言葉。
好きなことを仕事にすれば一生働かなくてすむ。
なんでしよう。
好きなことを仕事にするなんて、本当にごく僅かで、そうじゃない人達は本当に辛い思いをしてたのかもしれません。重労働で低賃金で…みたいな?
だから好きなことを仕事にしたら、働いてる!て思えないほど幸福だったんのでしょうか?
しかし今の日本でそんな人はごく僅か。
それなりに満たされた時代。
やりがいのある仕事に就く!てことはそんな難しくないと思います。
要は何が言いたいかと言うと。
ダンスが好きだ!だからプロのダンサーになれば楽しい日々が待ってるんだ!
なんてそんな甘いもんじゃねぇ…て事です。
何よりもプロダンサーになるのが最終目標じゃない!
そこから先にもっと仕事をエンジョイできるかどうか?は、ダンス全般の能力と環境作りの能力が有るか無いで変わってくると思います。
今から将来に必要となる能力を身につける努力をして、自分の居場所を作る努力をすること。
プロになりたい!と思っているダンサー諸君!今君達がしている努力は本当に自分の夢への最短ルートですか?
今頑張っている事(ダンス)が将来に繋がる為には沢山考える事が大事だと思います。
周りの皆がそうしてるから私も同じようにしてるなぁ…て人は考えていきましょう。もっと!もっと!
今プロのダンサーとして活躍してる人達は周りと違う道を自分で考えて進んできた人達だと思います。
プロダンサーとしてやっていきたいと思ってる人!何の能力なら他のダンサーにも負けないですか?
ダンスの能力?振付能力?演出能力?仲間を増やす能力?人を笑かせる能力?教えるのが上手い?喋りが上手い?人を集めるのが上手い?
一つだけじゃ勝てないなら
色んな能力を組み合わせてみたら、唯一無二になる事もあるかもしらませんね。
今コロナで家でボー!としてる時間が多いと思います。将来の事を考えてみる週末もいいんじゃないですか?
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