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19年前の今日。同時多発テロ。

2001年9月11日

NYで起きた同時多発テロ。

未曾有の大事件である。

その時、世界中がこのニュースで、テレビは連日連夜報道されまくっていた…はずである。

はずである?

何故?君は知らないんだ?

とお思いの方もいると思います。

理由は簡単です。

その時、テレビが周りになく、全くテレビを見ていなかったから…

今でこそテレビがない!なんて普通ですが、19年前のその当時にテレビがない家…殆どなかったはずです。

なのに、何故?

その日、僕は日本にいなかったのです。

海外にいて、マンションを借りて住み始めたばかりで、家具やら、電化製品など殆どない状態でした。

なので、そのニュースを見る機会が、ほぼ無かった。
別に世捨て人なわけじゃないんですよ(笑)

なるほど!と納得された方も多いでしょう。

これで一安心です(笑)良かった。良かった。

ところが、そうじゃない。

僕が行っていたという海外とは…

NY🇺🇸

はい!あの日僕はNYにいました。

世界貿易センターから煙が上がって、崩れていく様を見ていました。

住み始めたマンションの家主さん?(よく覚えていません)が部屋に来て、外を見ろ!と言うので、ベランダに出て見てみると大惨事。

家主?が興奮して語っていましたが、何言ってるのか全く分からず、解体工事を見せたかったのか?

と思ってみていたくらい、のんびりした気分でした。
まさか、あんな大惨事だったとは、思いもよらなかった。

今だったら、その景色を見たら

テロか?

と疑うはずです。

でも、その当時テロ!という概念が僕の中でなかった。そんな時代でした。

そこからの状況は、皆さんよくご存知だと思います。

そこから滞在したNY…

街を走る殆どの車に、小さい星条旗を掲げて、自分達の愛国心を奮い立たせている姿を見ました。

日本人として生きてきて、そこまで愛国心!て事を考えたことのなかった僕に、初めて"愛国心"というものを考えるチャンスをくれた出来事でした。

街の全ての角に警官が立ち、24時間警備している。
この時のNYは、世界一治安が良い街と言われていたらしいです。

それほどのテロへの警戒レベルが高まってたのでしょう。

何日たっても、ずーと煙が収まらないNY。

ビルが崩れた時の砂煙が、何日経っても収まらないという状況。

こんな事想像出来ます?

日に日に、今とんでない状況に自分がいる事に気づかされました。

そこから車でアメリカ大陸横断しました。

ワシントンDCに着いて、国防総省(ペンタゴン)の近くを通った時、五角形の建物の一部がテロで破壊されてる状況も見た。

世界一の軍事力を持つアメリカの、国を守る省庁…国防総省が破壊されている衝撃…

本当に世界はいつ何が起こるのか?

"常識"とか、"普通"といったモノは、簡単に覆されるんだ!と思い知らされました。

あれから19年…沢山の命を奪ったテロ事件。

大きく自分の価値観を変えさせられた、19年前のアメリカ。

何が起こるか分からない人生、1日1日悔いなく過ごすことの大切さを見に染みて感じました。

今日という日は再び来ない。

無駄な時間のない毎日を過ごしたいと思います。

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