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コロナ期間の実績

コロナ自粛期間にダンスレッスンがなくなった為、生徒達のやる気、目的意識低下を危惧した私ドミニクは考えました。

家で踊ってる動画送ってもらってアドバイスしたり、練習方法を伝えたりして生徒達のやる気が落ちないようにしよう。と

いや!そんなレベルの低い想いじゃダメだ!逆にこの自粛期間で上手くしてやろう!

と謎の使命感に駆られ、"ドミニクプロジェクト"(今note書きながら勝手に命名しちゃいました)を発動しました。

1か月半もの間、毎日生徒達の動画を見まくってきた。

いや!大袈裟じゃなく、本当に見まくりました。

1日の大半の時間を動画チェックとアドバイス考える事に費やした日もありました。

ある日夕方から寝落ちして夜中に起き時、携帯のLINE通知70件あった時は無茶苦茶焦りました。まるで

夏休みの宿題全くやってない8月31日の気分ですよ。


毎日30〜40人の生徒の動画を見て、同じようなアドバイスにならないように、そしてモチベーションを下げない言い方はどうしたらいいか?など沢山考えました。

一人一人接し方変えていかないと伝わらないし、無駄話する事も必要だし…

キッズダンサーの親御さんとやり取りするパターンと、ダンサー自身とやり取りするパターンの2つがありました。

最初の頃はどの人が親で、どの子がダンサー自身か?こんがらがってしまい、親御さんにタメ口きいてしまったり、キッズダンサーに敬語使ったり、もうぐちゃぐちゃでした。

全然出来なくて泣きながら練習し続けたチビッコダンサー。沢山いました。

途中で心折れそうになる親御さん。沢山いました。

それでも立ち向かって来てくれた生徒達、そして親御さん達に本当に感謝です。

途中から生徒へのアドバイスを親御さんが理解し始め、最後の方は私の代わりにレッスン出来んじゃね?ってくらいの親御さんが続出して来て、思わずガッツポーズです。

このnoteの最初の頃に書いた記事にこんな事書いてます。

親御さんは見学してください。そして子供より先に理解してください。

と…

それが一番濃く出来るのがこのやり方だったのかも…と思えました。

思いもよらない副産物です。

例えるなら、ダンス上手くなる為にelectric troubleに加入したのに、踊る時間より喋る時間の方が多いせいで、ダンスより喋りが好きになり、自分のイベントでMCしたりするくらいの副産物感です。

何が言いたいかと言うと。

やっぱり生徒達が一番上手くなる場所は家ということです。

一番長い時間過ごす場所ですから。

そこでの練習が一番大切で、一番成果が出る。

当たり前の話ですね。

いくら私が熱く語っても、家で親御さんが語る言葉の方が子供達には伝わるし、響く。

これは特にキッズダンサー相手では仕方ない事です。

だって親ですもん。勝てるわけない。

今回のオンラインでのアドバイスを毎日していく事で、親御さんの成長していく姿が一番面白かった。

ダンサー自身も成長して親御さんも成長。一挙両得です。

そして先日、待ちに待ったレッスン再開。

コロナ期間の溜めに溜めた知識と、広い所で踊りたい欲求、生徒同士でシェアして踊り合いたい欲求…
レッスン一発目にそんな想いが爆発してる姿は最高で、それを見れた私の喜びと言ったら、表現しようないくらいテンション上がりました。

そして、確実にダンスが激変し成長してる生徒達がそこにいました。

あの起きた時のLINE通知70件の恐怖も無駄になってなかった。

あの親御さんへのお悩み相談室も無駄になってなかった。

この1か月半の努力が報われた気分になりました。

今回"はっきり"分かった事があります。

週一回のレッスンだけ頑張っても、成長なんて微々たるモノ!

昔から言われ古した言葉ですが

日々の積み重ねが一番大切

結局これなんだな?と確信出来ました。

そして、1か月半ぶりに生徒達の踊りを見た時、はっ!としました。
ダンスの見方が変わってることを。

オンラインとはいえ毎日生徒達のダンスを見てきたから…毎日アドバイスしてきたから…何を今アドバイスすればいいか?どの順番にアドバイスすればいいか?

更に分かるようになってた。

これは本当にびっくりしました。

もう一度言います。

起きた時のLINE通知70件の恐怖も無駄になってなかった。

今まで生徒をよく見てレッスンしてきたつもりでしたが

全くのアマちゃんだったと反省しました。

レッスンをストップしていたdance studio Dominoもレッスン再開し

ました。

緩やかな自粛解除と共に、しっかりとガイドライン守りながらレッスンは激アツで行きます。

どうぞ宜しく。


#キッズダンス
#ストリートダンス
#ヒップホップダンス
#ダンススタジオ


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